幸せは、名乗りながらやってこない
息するように息しながら、生きている。
生きてる意味とか、生きるってなんだろうとか、時たま考えることはあっても毎日は考えない。幸せは探すものじゃなく気づくものだと誰かが言った。言うは易し行なうは難し。幸せの種を掬いきれず、こぼれ落ちてしまうこともしばしば。
そんなときふと、明日をほんの少しだけ楽しみに思う自分がいることに気がついた。この「楽しみ」という感情に「幸せ」というやつが隠れているような、そんな気がした。
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とあるお休みの日。
いくつか用事を詰め込んだときのこと