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5/19~5/25 日記

5/19 雨。意外と降っている時間が長く、予想外だった。THE SECONDの録画を見る。ガクテンソクはEテレの子供番組で面白いなと思ったので今後追ってみたい。服を整理。身体に合わない服、何となく気分が上がらない服は手放すことにした。長らくしまいこんでいた服を今年はもっと着ていこう。そして本当に自分の服になっているか見極めていこう。思い切って外出。雨でもできることはあるものだ。今後もう少し行動範囲が広がるかもしれない。子供に初めてお子様ランチを頼んでみるが、店の猫の配膳ロボットが怖かったらしく全く手をつけなかった。持ち帰り容器をいただいた。インスタグラムで配膳ロボットを怖がる子供の動画が話題になっていたが、我が家もとは…以前行った時は怖がらなかったので成長を感じつつも焦った。そういえば私も小さい頃こういう配膳ロボットが怖かったものだ(35年くらい前だが、産業振興センターみたいなところにレストランがあって最新技術を取り入れていた)。スタッフさんが気を利かせてロボットを影に隠して提供してくれたので助かった。配膳ロボットが来ない席を作るとか、注文に使うタブレット端末からあらかじめ配膳ロボットによる提供を断れるようにするとか、できたらいいなと思った。子供には動画を見せつつ、冷麺を食べた。プレオープンのお店を見つけたので寄ってみる。自分でこういう小さなお店を持てたら楽しいだろうな、とふと思う。午後は少し時間ができたので作業。夕方用事。日曜日の町は賑わっていた。雨宮まみさんの本読了。

5/20 昨日整理した服を売りに行く。大した値段にはならなかったが、まあいいだろう。古本を一冊購入。抱っこしていたら子供が寝てしまい重くてしんどかった。子供が寝ている間に機械で洗車。終わったあと車をタオルで拭きあげていくのは、大きいカバを洗ってあげたあとみたいでなかなか面白かった。ファミレスで食事。子供にしらすとご飯とほうれん草を取り分けて食べさせる。わたしも子供の頃しらすご飯ばかり食べて怒られていた。苦手な食材も色々あったが、大人になってから平気になったものも多い。食べ物のことで怒られたり、なじられたり、こっそり口に入れられてまずかったりした記憶はずっと残るので、食事は大人が満足する時間ではなく、なるべく子供自身が楽しい時間になるようにしたい。業務スーパーなどで買い物。見慣れない食材がたくさんあって面白かった。『体験格差』読了。最近新書が高くなったなあ~と思う。親の年収の差により、子供ができる体験(習い事、旅行、休日の過ごし方など)に大幅な格差が生まれるが、本当に仕方のないことなのか、という話。どちらかというと日本はそれを「当然」と思う人が多いらしい。例えば、沖縄の離島に住んでいる子供はスポーツの試合で遠征したくても交通費が高くなってしまうため、そもそも選抜メンバーから外される可能性がある、という現実には愕然とする。また、地方より都市部のほうが子供の自然体験にお金をかける傾向にある、とのデータも。地方移住促進サイトや移住体験談で「地方は自然がいっぱい」という情報発信をよく見かけるが、それも都会目線なのだろうかと思った。そもそもお金がないと移住もできない。今や移住できること自体が贅沢かもしれないと心に留めておきたい。少し視点はずれるが、地方にきて四年目になるけれど、登山や海水浴、マリンスポーツなどはこれまで一度も経験がない。「いつでもできる」と思うといつまでもやらない。東京で「いつでもできる」と思って行かずじまいだった場所が沢山あるのと同じ。

トムとジェリー

5/21 午前中は時間があり、作業、読書など。積読をいくつか消化した。読書はノルマになってしまうとつまらない。ふと立ちよった場所の隣の席から大変興味深い話が聞こえ、とても勉強になった。誰かを諭すには、まず相手との間に信頼関係が築けていなくてはならない。まず雑談から相手との共通点を探して距離を縮め、直して欲しいところなどはあくまでも一般論として表現し、相手の味方になり、具体例を話し、最後に「アメ」を用意しておくこと。夕方、子供に少し料理を「手伝ってもらう」。と言っても、容器にイチゴを入れたり、ゴマをする棒に手を添えてもらう程度だが、こうすると食事に興味が湧くらしく、最近めっきり食べなくなったまるごとのイチゴをつまみ食いしていた。ほうれん草もゴマ和えにすればまた食べてくれるようになった。

5/22 午前中散歩へ。外国人観光客が多く、子連れということもあってか何度も声をかけられた。ウシガエルが鳴いていた。ハナショウブも時期を迎えている。たくさん歩いたからか子供が三時間半も昼寝をしてくれたので助かった。その間に読書。『声に出して読みづらいロシア人』を読む。発行日が偶然誕生日だった。ミシマ社の本は面白い本が多いなーと思う。夕方、来客あり。初対面の人もいたが、だんだん慣れて子供が一緒に遊んでいた。寝る前にも少し読書ができた。自分も差別する側かもしれない、誰かを傷つける側かもしれない、という想像力を持つこと。

5/23 午前中少し外出、発送作業。ファミマでチョコミントフェアをやっていた。全種類制覇したい。昼頃時間ができたので読書。以前読みかけだった堀本裕樹さんの『海辺の俳人』をもう一度読む。堀本さんの落ち着いた、時々無邪気な少年のようなエピソードの数々たち。途中でパートナーの方や、お子さんとの日々も登場して賑やかになる。海辺の台風のエッセイが好き。詩人、八木重吉や俳人、三輪温子、飯島晴子の作品が気になった。午後高松港へ掃海母艦うらがを見に行く。ご家族が乗員なのか、面会にきている人たちもいた。港の近くのばら園も美しい。

5/24 通院、買い物。堀本裕樹さんの『海辺の俳人』読了。紫陽花が色づき始めていた。

5/25 誕生日。再度通院、買い物。推しの単独公演の日だったが、家の事情もあり、今回は行かなくて正解だった。肉屋で焼き肉用に牛タンを切ってもらう。ずっと冷蔵庫に入れっぱなしだった「きのこの山 手作りキット」をやる。型にチョコレートを注入したあと、ビスケットの芯を入れるのでチョコは少なめに入れたほうがよいのだが、使いきりたくてなみなみ入れたらバリができてしまった。俳句上達のためにはこれではいけないなと思った。久しぶりに吸い込むように読書。楽しい。去年購入しておいた綿矢りささんの『パッキパキ北京』が爽快ですごくよかった。昔中国語を勉強していて何度か中国にも旅行したので懐かしく、こういうお話がもっと読みたくなった。主人公の菖蒲のように短絡的に、好きなように生きてみたい。いつか、学生時代にはできなかった中国留学をしたいなあ。今後の読書は、課題図書を10冊ほど決めて同時並行で読んでいったらいいかもと思った。頼んでおいた誕生日用のルピシアのお茶が届く。夕方、ファミマへチョコミントのお菓子を買い占めに行く。最初に食べた「チョコミントサンド」は甘すぎた。これは二回目はない。以前食べたチョコミントのポッキーとピノは美味しかった。いくらに松前漬と、年末みたいな夕御飯を食べた。これも積読だった夏目漱石の俳句集(古本で、前の持ち主の「鯛焼きがあったかいうちに食べてください」というメモ書きが挟まれたままなのがとてもいい)を読んでいたら、正岡子規との度々の交流が伺い知れた。痔の手術の回想の句があったが、やはり座り仕事の多い文豪は痔とはご縁が深いのだろうか。そもそも痔っていつからあるのだろう(魚が風邪を引くのかも最近気になっている)。誕生日として特別なことはそんなにしなかったけれど、こういう日がまた迎えられたらいいなと思った。

🍩食べたい‼️