フランス語問題集のテーマから文化を理解する
フランス語の語彙力アップのために、問題集を始めて約1ヶ月。
さまざまなテーマごとに、関連する単語やフレーズがまとまっていて、語彙力を鍛えるのはもちろん、フランスの暮らしや文化が垣間見えて面白い。
フランスではよく使われるけれど、日本ではあまりメジャーではない…というテーマや単語がけっこうあって、文化の違いも学べています。
人気スポーツは“サッカー”
最近やって楽しかったテーマが「スポーツ」
私もずっとサッカーをやっていたし、バスケや陸上も習ったことがあるので、スポーツは大好きです。
この問題集を買ってパラパラとめくっている時に、サッカーのイラストが見えて楽しみにしていたのですが、、
これが日本との文化の違いを感じて、異文化理解の観点でも興味深かった。
問題集は、見開き片面にテーマに沿った単語やフレーズが載っていて、もう片方のページには練習問題が載っている…という構成。
テーマによって見開き2〜4ページとページ数が異なるのですが、スポーツは見開き4ページ(合計8ページ)でした。
なんとその中の、半分(見開き4ページ)がサッカーに関する単語!
フランスに住んでいた時も、日本で中継を観戦する時も、フランス人のサッカー熱は感じるけれど、フランス語の問題集でも感じるとは・・!笑
しかも内容が、「ボールを蹴る」とか「シュート」とか、試合中に起こる主要なプレーに関することだけでなく、ポジションやルールのことまで記載されていて、、
これくらいの知識は多くのフランス人が持っているんだろうな、と思いました。
コーナーキックやペナルティキックは、cornerやpenaltyでほとんど一緒なのに、オフサイドはhors-jeuと全く違ったり、言語って面白い。
日本で使うサッカー用語は、ほとんどが英語をそのままカタカナにしたものだから、サッカーについて英語で聞く時はある程度理解できるけれど、フランス語は日本語のカタカナとは全然違うものが多いから、今度フランス語でも聞いてみよう。
次は、ラグビー!?
サッカーについて見開き4ページで学んだ次のページに出てきたスポーツは、なんと「ラグビー」
日本でサッカー以外に人気のスポーツといえば、圧倒的に野球。その次がバスケやバレー?のイメージなので、全然違う!
昨年ラグビーワールドカップがフランスで開催され、非常に盛り上がっていたので、フランスのラグビー人気は知っていたし、日本も最近は人気が出てきたけれど、、
問題集にはイラスト付きで用語やルール、ポジションまでも載っていて、フランス人からしたら、基礎知識なのかな…と思うと、文化の違いを強く感じました。
日本にいたら、「トライ」はまだしも、「コンバージョンキック」なんてわかる人の方が少なそう。
最近はワールドカップの日本代表の活躍などでラグビーも観戦することが増え、なんとなく用語やルールはわかるようになってきたから、文章を読めば何を表す単語なのか理解できて、よかった。笑
仏和辞典で調べても、そもそも日本語の意味がわからない人もいるだろうな…と思いました。
さらには、テニス!
テニスの4大国際大会・グランドスラムのひとつである全仏オープンが開催されるくらいだから、フランスの伝統的スポーツともいえるのが「テニス」
セットやマッチなど、なんとなく聞いたことはあるものの、未だにちゃんとルールがわかっていません…。笑
テニスは得点や結果の表現が独特なので、これは知らなかったらフランス語で聞いても理解も想像もできないだろうな…と思いました。
問題集の文中に、さらっと「comme « Roland-Garros » à Paris(パリのローラン・ギャロスのように)」と出てきて、Roland-Garrosって何!?と調べたら、全仏オープンの会場でした。
フランス人からしたら、この単語だけでテニスの話だってわかるんだろうな〜
その他にも、生活に関することや文化芸術のことなど、さまざまなテーマが用意されている問題集なので、また面白い発見があったら復習を兼ねてシェアしていきたいと思います^ ^
4月のフランス語学習記録
1. フランス語のPodcastを聞く
合計:1092分
2. RFIの練習問題を毎日1つやる
問題集を優先で、時間が余った時にやっていたので、4月にできたのは10日。
前半は、両立できる日もあったけれど、問題集のボリュームがなかなか多くて、後半はほとんどできませんでした。
無理なく楽しく、たまにはサボりつつ、引き続きゆるっと学んでゆきたいと思います^ ^
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