見出し画像

【IVRy入社エントリ】教育業界から音声対話UXを求めてIVRyへ

はじめまして。プロダクトマネージャーの 佐瀬 勇樹(させ ゆうき)です。11月に株式会社IVRyに入社しました。
入社経緯とこれからチャレンジしたいことについてお話したいと思います。


IVRyについてはこちらをご覧ください。

自己紹介

大学時代は工学系の学科でデザインを専攻しました。
新卒でKDDIに入社し、学生時代に学んだUXデザイン(当時はユーザビリティなどと呼ばれていました)の知識を生かして、当時全盛期だったガラケーの企画(UI仕様の策定)を担当しました。
その後、スマホの台頭が進む中で、もっと多様なユーザーに向けたいろいろなサービスに携わりたいという思いからリクルートに転職し、飲食・家具・レジ・健診などさまざまな領域で、UXデザインを軸にWEB・アプリサービスのディレクターを担当しました。
その後、ビズリーチ・freee・COMPASS(公教育向けにAIデジタル教材を提供)でのプロダクトマネージャーを経て、IVRyに入社しました。

入社経緯

弊社代表の奥西との出会いとこれまで

リクルートに勤めていた頃、社内でUXデザインの勉強会を主催していました。そこに当時新卒だった奥西が参加したのが出会いです。
その後、一緒に仕事をする機会はありませんでしたが、奥西がリクルートを卒業する際に飲みに誘ってもらい、それ以来定期的に飲みに行くようになりました。
ありがたいことに、奥西は毎回IVRyに誘ってくれましたが、私自身は息子(入社エントリー公開時点で5歳)の成長に伴い、本業ではプロダクトマネージャーとして教育業界(特に小学校教育)に携わりたいという想いがあり、IVRyでは副業でのお手伝いに留まっていました。

教育業界に身を捧げるつもりだったが…IVRyに入社を決意

前職で教育業界に携わり、子供たちにとっての理想的な教育を考える中でずっと気になっていたのが、教育とAIの関係でした。
現在、小学校教育では従来の一斉授業では得られない「個別最適な学び」というものの実現が大きな課題となっています。将来、子供たちはAIを当たり前に使い、AI経由で個別最適な教育を享受できるようになるでしょう。その際のAIとのコミュニケーションの手段は、入力負荷の高いテキストではなく音声であるべき、そしてそのコミュニケーションが円滑に行われるためには…

そんなもやもやを抱えていた時、奥西からのメッセージが。
「佐瀬さん、音声対話のUXの第一人者にならないですか?」

何の文脈もなく唐突に来たメッセージだったので驚きましたが、同時にもやもやしていた疑問に対する解決策(=自分が音声対話UXを極める)を見つけた!と感じた瞬間でした。
IVRyには優秀な方が多く在籍しており音声対話UXを極めることができるかもしれない、そして将来的には教育の分野で活かせるかもしれないという期待から、奥西に入社をお願いしました。

プロダクトマネージャーとしてのIVRyの魅力

最終的に入社を意思決定したのは先の通りですが、他にもプロダクトマネージャーとしてIVRyの一員になりたいと感じた魅力をいくつかご紹介します。
※よくある「責任と裁量がある」的なものは前提と考え、あえて挙げていません。

顧客(ユーザー)との距離が近い

プロダクトマネージャーにとって、ユーザーに関する一次情報はユーザー理解やプロダクトの設計において極めて重要です。ビジネスサイドのメンバーはユーザーヒアリングに非常に協力的で、柔軟に対応してくれるため、ユーザー理解を積極的に進められる環境が整っています。

職能を越えて協力する

プロダクトマネージャーはビジネス、デザイン、開発と幅広い分野にわたって意識する必要があります。全員が職能を越えて協力し合い業務を進めることができるので、お互いの立場を理解しやすく業務を円滑に進めやすいと感じています。

育成を大切にする

IVRyには、サークルと呼ばれる仕組みがあり、各職能がスキルアップを目指して活動しています。また、各職能には非常に優秀で経験豊富なメンバーが多く在籍しています。プロダクトマネージャーのように広範囲のスキルが求められる職能でも、会社は育成に時間を割いており、経験豊かなメンバーがサポートし、プロダクトマネージャーとして確実に成長できる環境が整っています。

IVRyでチャレンジしたいこと

先に述べた通り、音声対話のUXデザインを極め、子供たちが個別最適な学習を享受できるよう活用することが私自身の長期での目標です。
そのために、まずはIVRyの既存事業である電話コミュニケーションでの体験向上に尽力し、事業の成長に貢献したいと考えています。
お客様が既に感じている電話業務の効率向上に加えて、例えば、ユーザーの顧客基盤を構築するための機能(CRM)や、海外からのインバウンド電話に対応する機能などを提供しています。これにより、IVRyのユースケースを拡大し、お客様のビジネス機会をさらに広げ、より多くのお客様にご利用いただけるよう努めていきます。
そして、この過程で得られる豊富な音声対話データをもとに、AIとの音声対話における様々なコミュニケーション齟齬の要因を解消していくことが、理想的な音声対話UXを実現し、私自身の目標達成につながると信じています。
例えば、放棄呼率(電話が繋がる前にエンドユーザーが電話を切った割合)はエンドユーザーが架電するサービス特性によって異なると言われており、IVRyが取り組んでいるホリゾンタルなセグメントごとに、エンドユーザーが待機できる時間が異なるはずです。業界の特性やユースケースに応じて、エンドユーザーの行動を科学的に分析し、適切な設定をユーザーに促し、エンドユーザーのUXを向上させるための取り組みを進めていきたいです。

エンドユーザーが架電するサービス特性によって異なる放棄呼率の例
(販売と技術サポートの比較、Call Centre Helperより引用)

最後に

IVRyでは一緒に働いてくれるメンバーを募集しております。
カジュアル面談や、Office Open Dayといった会社の雰囲気を感じることができるイベントもやってます!お気軽にお声がけください!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?