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ユーフォ3期感想(1)と「部長としての久美子」



【はじめに】


本ブログはアニメ『響けユーフォニアム3』を視聴し、話数の順番ごとに書いた感想を寄せ集めた文章になります。

なのでそれ以降のネタバレはありません。

これから本作を見られる方や既に見た方にその都度共感してもらったり、また考えの相違点などを考察の基にしていただければ嬉しいなと思い書きました。

また、内容より「部長としての久美子」に対する言及が多く見られます。

基本は現在までに放送されている、1~4話までの感想となります。

【1話】


続編の初めとして素敵な第1話でした。振り返りの時間と未来への伏線が隙間なく配置されているのに、未だゆったりとしているようにも感じられる空気感だったように思います。

振り返りは久美子と麗奈が一体どういった関係であるかを階段の立ち位置と廊下での二回の会話を得て描かれていたように見えました。

階段では部活動を通じて人としての憧れ、廊下では友情。こちらは二回でそれぞれ久美子と麗奈の恋愛話を絡めて互いに気にする素振りを見せていたのが上手いなあと思いました。

他にも振り返りで言うと、求が鈴木美玲と名前をしっかり言ったのは自身のこともありながら鈴木自身の言葉を守っている彼の真面目な一面が伺えます。

他に、久石奏はユーフォニアムの紹介や久美子との会話から、ここに来てより魅力的なキャラとして私の目には映りました。

こんな感じに続編の1話目として非常に分かりやすくキャラの情報が多く示されていて、親切でもあれば丁寧や誠実な印象を受けました。

あとは個人的にはやはりユーフォは黄前久美子の物語であると意識される場面が多かったように思います。特別オープニング前の父親の言葉は部活動というものを外側から見たひとつの解釈とも言えますし、三年生という時期は久美子の進路にも繋がります。

最後に登場した黒江の場面は映画アンサンブルで公開されていた場面でした。たしか先日行われた久美子二年生辺ではここに加えて久美子と麗奈が夕方の帰り道でユーフォが聞こえた場面も追加された映像が流れたと記憶しています。

今回の注目が黒江であることは間違いなく、また久美子の物語として本作が描かれているとして、彼女が久美子にどんな影響を与えるのか楽しみです。

【2話】


幕開けからどう展開されるか見所の詰まった話でした。

まず黒江真由。彼女がどういう人間かは分からないものの、部活に対しては楽しく演奏や合奏が好きなど必ずしも全国金賞のような目標を掲げていないように思えます。部の活動方針の決をとる際に彼女がいなかった演出にも意味があるのかもしれません。

一方で、北宇治を選んだのは吹奏楽が強いからという理由が一端にあるようです。やるなら上手い方がというのは元強豪校出身の名残なのか。あだ名がママというのは言い間違いかららしいですが、ここも今後の彼女というキャラクターのなかで意味合いがつくのかもしれません。

そして黒江と言えば今回は久石が面白かったです。転校生とはいえ上級生を面談する久石があまりにも久石奏で、段々と彼女がキャラとして好きになってきました。

気になるのは体育館での黒江との距離です。少し空いているようにも思えますが、わざわざ二階に上がってきたのは久美子を黒江から遠ざけるためにも見えました。しかし久石と言えば一年の頃には中川と距離が空いているどころの話ではなかったことを踏まえると、久石自身は黒江に対して適度に警戒をしているからこその距離のとり方にも見えました。ここも要注目です。

あとは滝先生が自由曲の意見を幹部に委ねたのはたしかに引っかかります。高坂の話もありこの幹部ならと意見をもらおうとしたのかもしれませんが、それにしても即決でした。ただ、彼は元々生徒の自主性を重んじると言っています。これが滝先生のやり方なのかもしれません。

曲選びに関しては塚本の発言を高坂が咎めていました。見ている限り私は久美子ひとりで決めれば、という捉え方をしなかったので塚本不憫だなと思ってしまった訳ですが、それほど高坂が久美子への気遣いには過敏になっている、というのが分かる少し意外な場面でした。高坂にとって塚本は、久美子という友達の彼氏擬きです。そんな彼が自分を送って行こうとするから、友情と恋愛面の両方で困る高坂が描かれたのは面白かったです。

また久美子が家で曲に悩む場面では同時に進路調査票が映り、共に選択肢は3つであることも久美子の進路とかけているのかなと気になりました。部活の話ではあるものの部活しか存在しない訳では無いので、こういった差し込みが常に他を意識さてくれる好みなカットだったように思います。

あとは釜屋すずめの主張。部長からすれば迷惑でしかないのですが、その姉思いで力が発揮されているのなら魅力とも言えるかもしれない……。寧ろ、釜屋つばめが自ら志願していたことに私は感動しました。

他に気になったのは同じ一年の義井沙里です。彼女の不安気な顔が高坂の話中、二度(サンフェス、一番を目指す旨の言葉)も映ります。サンフェスの方では誰かを見ていました。最初に低音に来た時からなにかほかの人達のように気持ちがすんなりとはしていない印象があったので、これから注目したいです。

最後にオープニングとエンディング。どちらも曲も映像も最高です。特にオープニングではサビ前の桜と緑葉と紅葉と雪がすべて音符に変わっていく絵が好みでした。ベンチに座る久美子とその膝に頭をのせる高坂に雪が積もる場面はなにを意識されて作られているのか、今度注目していきたいと思います。エンディングはサビ前の曲調が好きで、とうとう終わりなんだなと改めて意識しました。

残りの話数を大切に観たいと思います。

【3話】


私から見て3話は『義井沙里、黄前久美子、黒江真由、』三人による優しさを凝縮させた回に思えました。

まず義井沙里。彼女は前回から初心者に対しても厳しい高坂の態度に苦しそうな表情を浮かべていました。その様子から今回「私に高坂先輩と二人きりになれって」という言葉が出たことも不思議ではありません。終盤では義井自身は高坂に対し憎しみのような感情はないと語っています。また高坂の態度が金賞を目指すなら当たり前でありもっと練習も必要だと感じていました。しかし同時に、初心者を引きとめて苦しい思いをさせてしまっている自分の罪悪感を募らせる存在として、義井が高坂に苦々しい思いを抱いていることも言葉から伺えます。義井は技術の向上のために高坂を認めつつも、初心者にも残って欲しい自分を思うと彼女に反発心を持ってしまう。そのせいで義井はどんどん自分を追い込んでいました。

この義井の様子は、黄前久美子と黒江真由の優しさを対比して描く元の葛藤であるのではないか、と私の目には映りました。

黄前久美子は、幹部ノートに『全員揃って北宇治』と書いています。これは退部者を出したくないという意志の表れです。義井の相談を受けた久美子の第一声が『ありがとう』だったのは、義井が久美子の願いでもある「全身揃って北宇治」を守るための行動をしてくれていたと感じたから出た言葉です。現に義井は自主練を促す部員の引き合いに出されたとき、サンフェス練習
で高坂から叱咤された竹川をフォローしている場面がありました。久美子はこれまでの経験から「上手くなりたい」「後悔したくない」と真剣に思っており、それを他の部員も同じ、もしくは同じであって欲しいと感じている節があります。

義井はその想いまでなくとも、結果として高坂の行動を認めつつ退部者を出したくないという気持ちは久美子と一致します。だから義井は黄前久美子という部長と話したことで心が晴れました。

正直なところ義井の悩みというものは解決されていないように思えます。ここで言う悩みとは私が推測した『技術の向上』と『退部者を出さない』を両立できていない高坂の態度です。しかし義井にとっては引き止めた初心者を自分が苦しませていると感じていたことが苦しみの原因でした。義井は久美子と話したことで自分の行動を認められ、さらに今後も相談出来る部長という心強い仲間も出来ましら。それによって義井の悩みは一端解決を迎えます。

義井の目には久美子が自分を認めて相談にのってくれた優しい部長として映っていることでしょう。

そして黒江真由。彼女は低音が三人休んでいること、そして義井が休んでいることも、剣崎が葉月に伝えに来たことより知っています。そして久美子が義井の家に行くと言ったあとには次々と言葉を発しまが、そのどれもが久美子を刺激する言葉でした。

なかでも「辞めたい子は辞めて部活から開放されるし」は進路を目指すため退部した葵が部活に未練を残していると思っていた久美子には引っかかりを覚えるでしょう。また久美子は集団退部というワードで傘木希未を連想するくらいには辞めても部活から解放されない事例を知っています。

「残った子はその子を気にせず演奏に集中できる」も同じ。残ったみぞれや吉川がどんな思い出でいたかを知っている久美子にはこちらの言葉も感化できません。

極めつけは『たかが部活』という鋭い言葉。これはこの二年の努力を一発で切る表現でした。さらに義井の苦しみは部活に引き止めたことで辛い思いをさせているかもしれないというものだったので、黒江の辞めて部活から開放を後押しする意見とも言えます。そこを久美子が相談のみで一端の解決としてしまったので、自然と黒江の意見がより冷淡に映ります。

こうして見ると義井は優しく、久美子も成長し、黒江が北宇治吹奏楽にとって唯一異物であることは間違いありません。

しかし、だからといって黒江真由が間違っていたり優しくないわけではないと私は思います。

急に余談ですが、三度目の殺人という映画があります。その映画では役所広司さん演じる登場人物に対し相手役の福山雅治さんが『器』という表現を用いました。

黒江真由を冷たいとしてしまう認識は北宇治フィルターを通して見た彼女にしか過ぎないと私は感じます。また現時点では語られていない黒江の転校前や真意にこうした発言の意図が隠されているかもと想像してしまいますが、それこそ北宇治吹奏楽フィルターを通して黒江真由を見ようとしていることそのものかもしれないです。

黒江真由という人物がここまでにいった「楽しく演奏」「どうせやるなら上手い方が」そのどちらも純粋な混じり気のない気持ちであるかもしれないのに、ついついほかの気持ちを探そうとしてしまうのはこちらが彼女を器にしてしまっているのかもしれないな、とそんなことを思いました。

黒江が本心で義井欠席のときの言葉を言ったとして、それもひとつの優しさです。しかしその優しさが北宇治吹奏楽では冷淡で過激な言葉、異物として受け取られてしまう。場合によってはそういう声をあげることすら水を差すようで禁じられていく。

義井の葛藤により、北宇治における久美子と黒江のこうした優しいの違いが描かれた回であったように思います。

また滝先生や川島緑輝の言葉も彼女たちふたりの違いを際立たせていました。統率を図るべく動いた部長は大人と言えるでしょう。ただ剣崎が口にした久美子は才能ある子が好きと言う言葉も、捉え方によってはかなり否定的な意味にもなります。当の本人がどう感じたかは表情では分かりづらいですが、滝先生の「大人になる」という言葉とかけて良い表現だと感じました。

他にも川島緑輝の動物たとえ。黒江はクラゲでしたが、流されているように見えてピリッと、というのは正しく義井の欠席で騒いでいた低音メンバーに対しての言葉を示しているように思われます。ここで注目なのはその後の久石奏。彼女は久美子に刺されないようにと忠告します。久石は第2話でも久美子と黒江のあいだを適度に保つような振る舞いをしていた気がしています。久石奏は部長と言うよりまず黄前久美子という、高坂に出会い確実に変化した人間と直接言葉を交わして自らも変われた人間なので、変わらないで欲しいと言う願いを込めて久美子に助言したように映りました。

黒江の言葉通り久美子が義井たちの欠席に動じず、まあそんな大事にしなくても良いか、と普段通り練習を始めたら久石がどんな態度をとるかは言うまでもありません。だから私は久石のこの忠告はとても好きです。これまであまり久石奏というキャラクターに注目していなかったですが、何故か第3期に入ってから久石奏に惹かれています。

あと釜屋すずめ。今回の立役者。前回は直線的すぎる言動のあまり迷惑ものになっていましたが、相手が姉でなければ良い塩梅で人を見て動かせる人物であることが判明しました。

序盤の義井と釜屋すずめが音楽室に来る場面、私には小笠原と田中あすかのように映りました。それは優しさと人を動かす能力が透けていたからだと思います。現に久美子へ相談する直前の場面、義井を先に練習へと行かせようとしますが、これすら義井の高坂への感情を久美子に見せるためわざと先に行かせようとした風にも映ります。さすがに勘ぐりすぎかもしれません。しかしその後の相談の場面、気にかけてもらうため四人で休む提案、家に来たらいつも騒がしいのに静かだった。どれも釜屋すずめが義井のために久美子を動かした立派な行動です。もしかしたら彼女のような人物はまとめる側にいるべきなのかもしれません。田中あすかや吉川はそういった意味合いで偉大な先輩で、ここら辺で塚本とか関わってこないかなと密かに期待しています。

そろそろやってきそうなオーディションに胃がキリキリします。怖すぎます。

【4話】


月永求の心を推し量っていた久美子がどう対応するかを見れる印象的な話でした。月永は入部当初より苗字で呼ばれることを嫌っており、また同時期に龍聖高校の顧問が同じ苗字の源一郎になっていたことからも、身内のいざこざであったと推測する人は多かったと思います。私も月永を初めて見た時や以降の彼の態度から、喧嘩やどちらかの勘違いによる仲違いだと推測していました。しかし明かされた月永の真意はそういった類のものではなく、もっと複雑で一度誰かと話せば拭い切れる感情ではありません。この点では姉に関して人づてに聞いた久美子が月永に対してした推量を反省する場面がありました。こういった場面ひとつでキャラの印象は深まっていくと思っているので、私はここの台詞が好きです。

また月永に関しては、川島緑輝の態度が素敵でした。川島は求の話を真正面から聞こうとして聞けませんでした。だから次に彼女が彼にとる最初の態度は極めて難しいと思います。知らないふりをする優しさもあるなかで、川島の態度は求が求める彼女の態度でした。そしてそれは、他ならぬ彼女自身の優しさから生まれた態度であったように思えます。

求の姉が経験した、身内を理由に周りから嫌な態度をとられる状況を同じく経験した部員が北宇治にいました。高坂麗奈です。私は今回彼女が一年生だった頃を思い出しました。高坂の場合は順序が逆で、オーディションの結果後に滝先生との関係を噂され結果に不服を唱える者が現れる始末となってしまいましたが、彼女の場合は圧倒的な演奏力と、いざこざの原因であった吉川がエンジェルと例える香織が彼女の技量より自ら判断してソロを高坂に任せたことで収まりました。このことを改めて振り返ると、実は奇跡のような展開だったのではないかと思います。

高坂ほどの圧倒的な演奏力は誰もが持ち合わせているはずないですし、誰もが香織のように区切りをつけられる訳ではないと思います。香織が自分からソロを高坂に任せる構図がなければ、北宇治は滝先生との関係が築けないまま散々な結果になっていたかもしれません。

この時は高坂でさえ弱った素振りが垣間見えたので、並の生徒では押しつぶされてしまいます。姉を想う求の気持ちから別の高校で演奏をしたいと考えるのは、不思議ではないのかもしれないなと感じました。

他に、今回は黒江真由のサポート気質な一面が伺えました。私は前回の話で黒江真由は北宇治フィルターを通して見ると冷たく感じると書きました。それは黒江の態度に対して「ユーフォニアム」を観てきたいち視聴者からの感想です。だから私は黒江もこの北宇治フィルターなるものも悪いとかそう言った捉え方は一切していません。むしろ北宇治フィルターがああいった経験をしてきた久美子たちに生じるのは最もな話でもあると思います。しかし久美子たちが成長する過程で部員は変わります。北宇治高校の部員として、という気持ちをどこまで新しい部員に繋げようとするかは久美子の裁量でもあります。ここまでの部員はみな久美子の言葉に少なからず背中を押されて踏み出す部員ばかりでした。だからこそ同学年の黒江真由に対して彼女が見つけるであろう距離の取り方を見届けたいなと思います。

今回の黒江の行動からは、後輩と接しやすそうであり、また後輩をまとめる彼女の態度や力がうかがえました。途中入部の黒江からすれば、同学年より同じ一年目ということで新入部員との方が関わりやすいのかもしれません。こればかりは本人の気持ちの問題もありますが、なにかこう久美子と黒江が喋る度にハラハラするのはなぜなのでしょうか。作者が語っていた黄色と黒色で危険信号という意味合いをようやく理解しています。

また久美子は同学年としてではなくどうしても部長として周りと接してしまいます。今回も川島緑輝には安易に求のことは話せませんでした。友人であれそれぞれの部内の立場が求められる学年ともなると、久美子がこれから部長という意識と本心とのバランスをどう整えていくかも注目したいです。またそのなかで黒江との行く末も気になります。

今回驚いたのは高坂麗奈。サンフェス終わりに高坂が竹川にかけた言葉は、彼女がこれから努力をする動機になるだろうなと言う予感がします。ドラムメジャーとしてではあるものの、先輩としての高坂の成長が感じられました。またそこに対して『ありがとう』と言葉にする久美子の意識はやはり全員揃って北宇治であるのだなと思いましす。終わり良ければすべて良しとはなかなか行きませんが、こういったフォローを得て関係が構築されるのは北宇治らしいとも感じます。過去に高坂が香織に自らの態度を謝罪したのと同様に。

また今回は佐々木梓に目が向きました。私は原作を『響け!ユーフォニアム』シリーズしか読んでいないため、彼女の漲る活力に圧倒されました。久美子が一年の時にサンフェスであった彼女とは佇まいが別人のようです。立華高校はマーチング強豪校であったためより体育会系の雰囲気を思わせます。彼女が主役の作品を読みたくなりました。風の噂では『ユーフォと違う苦しさ』『洗脳物語』『新しい百合』などと言われているとかいないとか。何れにしても参加している別高校の物語があるのなら読まない手はありません。今はユーフォに夢中ですが、後々彼女の物語にも夢中になりたいなと思います。

終わりにはあがた祭りのチラシが映りました。久美子は塚本と行くのでしょうか。私はどうであれば高坂とまた並んで夜景を眺めて欲しいなと思ってしまいます。

【最後に】


響け!ユーフォニアムを好きになってから、他作品でもキャラの心情をより考えたくなるようになりました。私は1期2期映画ともに好きですが、明確にハマったのはアンサンブルコンテストであったように思います。隅から隅まで音で装飾された映画を堪能したのは初めてで、それまでやんわりとしか意識していなかった久美子の目線というものをはっきりと思いたくなりました。

それは彼女が一年生から進級し、ただ問題に関わるだけではいられない立場になったのだと、ようやく視聴者である自分も気づけたからです。勿論、北宇治高校吹奏楽部におけるこれまでの久美子の功績は大きいものですが、立場があっての行動か否かで彼女の気持ちも変わるでしょう。田中あすかに本心で伝えたように、これから黄前久美子が部長として、またここまで高坂と出逢ってから変化した彼女自身として、黒江を含む部員、そして音楽とどう向き合うのか。

本作のアニメ制作へ携わる方々に感謝して、最後まで見届けられたらと思います。