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【入社エントリ】夢中になれる環境を求めて、3年弱続けたフリーランスを辞めました

はじめまして!2024年4月15日にIVRyへ採用担当として入社しました、Fukuda(@yuki_la_end27)です。福岡在住です。社員番号は90番と、今年から福岡ソフトバンクホークスの一軍監督に就任した小久保監督の背番号と同じで、誰にも公言しておりませんが実は気に入っています。

さて、「入社から1ヶ月経ってから入社エントリを公開するってスタートアップらしからぬスピード感よね〜」という声が聞こえてそうですが、昨日入社エントリを公開したアキラさんも冒頭で記載されている通り、なんと2024年4月入社が16名もいるとのことでこのタイミングの公開となりました。本当に名だたるメンバーと入社月同期ということで身が引き締まる思いで入社エントリを書いてます。

足元では採用担当、短中期的にはHRBP/採用責任者を目指しつつ、目下MRR成長率300%を記録するなど好調な事業・組織の更なる成長に貢献していきたいと考えています。
簡単ではありますが、自己紹介をさせていただきます。


自己紹介

プライベート

神奈川生まれ福岡育ち、1994年生まれの29歳です。
高校を卒業して長崎大学へ進学、就職を機に東京へ上京し、2021年に地元福岡へ戻ってきました。
趣味は「動物」と「競技ドッジボール」でして、亀を2匹、兎と犬と猫を1匹ずつとほぼ動物園な生活をしています。もふもふ

サイベリアンのにこ(0歳)
キャバリアのねむ(1歳)

キャリア

独立前の正社員時代にはベンチャー企業2社で中途採用の領域に軸足を置きつつ、新卒/インターン採用や採用広報に取り組んできました。
2021年6月に独立して以降は個人事業主として、シードラウンドのスタートアップから一部上場企業(旧称)まで幅広いフェーズの企業様の採用支援に取り組んでおりました。

IVRyとの出会いは一通のスカウトメール

IVRyについて簡単にご紹介

そもそも「IVRyとは?」と思う方もいらっしゃると思うので、少し紹介をさせてください。

IVRyは電話自動応答(IVR)サービスを展開している会社です。
これまでの電話自動応答システムは導入コストに数百万円〜数千万円かかるような代物で、電話対応を自動化したくてもできない状況が(相対的に人手不足が常に起こっている背景から)中小企業を中心に生まれていました。
そこでIVRyは「安価に誰でも利用できる電話自動応答サービス」をコンセプトに、誰でも自由にかつ簡単に自動応答を利用できるサービスを設計・提供しています。

2024年3月末時点で、47都道府県、80業界以上、累計12,000以上のアカウント発行・1,500万着電を突破し、日本の中小企業・スモールビジネスを中心に、様々なDXを推進しています。

2024年1月に累計1,500万件着電を突破しました。

業務委託スタッフとしてのお誘い

IVRyのことは、2023年の3月頃に知りました。ちょうどその頃は、業務委託としての契約先のうちの1社と契約が終了するタイミングでした。「そろそろ次の稼働先を探さないとな」と考えている頃にWantedlyにて一通のスカウトメールをいただきました。

今西さん(コーポレートリード)から送られたスカウト

当時の私は下記の点で「互いのニーズがフィットしそう!」と思い、ワクワクしながら今西さんとのカジュアル面談に臨んだことを記憶しています。


  • IVRy

    • 採用/HR専任の正社員が不在

      • ファイナンスや法務・総務も担当するメンバーがHRを兼任・推進する形で採用や組織設計を担当

      • 採用だけでなく、ゆくゆくは人事企画等HR関連で幅広くコミットして欲しい

    • 得意なリファラル採用を軸に、その他の採用手法を積極的に活用し組織を拡張したい

    • 一連の採用フロー(オペレーション)やリファラル以外の採用手法が確立していない状態

    • 採用領域を中心にバリューを発揮しつつ、ゆくゆくは人事企画や採用広報などの隣接領域に染み出していきたい

    • ダイレクトリクルーティングやエージェント活用といった、オーソドックスな採用手法で再現性を持って成果を出してきた

    • 既に作り上げられた仕組みの上で戦うより、自分で1から作り上げる方が得意(好き)


実際、業務委託の稼働が開始してからは兼務メンバーからの採用業務の巻き取りから着手し、オペレーションを最優先に、共に業務委託として協業するメンバー(優秀な先輩)と一緒にダイレクトスカウトの戦術設計や採用フロー・評価基準の構築などに取り組みました。

当時のメモ
(先輩が整理してくれたメモで、さすがスタートアップ!なスピード感のあるスケジュールです)

3年弱続けたフリーランスを辞め、正社員として入社するまで

フリーランスを辞めようと思ったきっかけ

独立して3年弱。契約先の企業様へ(特に独立当初は持病(※)の体調起因で山程..)ご迷惑をおかけすることも多々ありましたが、一度もプロジェクトが途切れることなく走り切ったことで、比較的悲観的な性格の自分でも多少の自信を持つことができるようになりました。

※ 2020年にクローン病という国の指定難病を発症し、寛解するまでの期間はかなり体調が不安定な状態が続きました。
クローン病については詳しくはこちらをご参照ください。

また、上述の通り大小さまざまな企業様で採用実務に取り組んだことにより、独立する際に立てた「採用領域で経験(スペシャリティ)を磨く」という目的も、概ね達成することができました。手前味噌で恐縮ですが、直近はフリーランスとしての安定期に入っていたのではないかと思います。

その一方で、下記のような課題感を持つようになり、フリーランスになりたての頃の「果たして一人でやっていけるだろうか?」という不安とはまた別ベクトルの不安/焦燥感に苛まれていました。(フリーランスあるあるな課題だと思っていますが)


  1. 夢中になれないことに対するもどかしさ

    • 企業様によっては正社員/業務委託の役割の線引きが明確で、得られる情報に限りがあった

      • そのため、組織/事業の成長/課題に対して自分事のように捉えづらくなった

    • 複数社を同時進行で走っているが故に一定のコンテキストスイッチが発生し、本質的な課題/イシューに向き合いづらくなる(これは私の力量不足が大きく影響している)

  2. キャリアに対する焦り

    • (私の受け止め方では)業務委託は、自分が価値発揮できるミッション/アウトプットに対して報酬をいただく働き方(≠スキルの切り売り)

    • 得意領域を更に磨くという観点では打ってつけだが、Canを増やす(スキル拡張)の点では業務委託ではなかなか難しい

    • このまま限定的なスキルセットのままとどまっていていいのかと悩んだ


補足をすると、ことIVRyにおいては創業時から数多くの複業メンバーが在籍した背景から、上述「1」の1つ目のような空気感は全くなく、雇用区分を問わずミッションを任せてくださり、ミッションの達成に必要な情報であればアクセスできる環境だと認識しています。

一方で、優秀なメンバーが数多く在籍しているからこそ、採用領域においても数多のイシューが転がっているわけですが、どうしても契約時間とそれに相関する私のキャパシティ(及び処理能力)の関係で「目の前で転がっているボールを見て見ぬフリをする」状態になってしまうことを、とてももどかしく感じていました。

前提、私自身の強みは「ボール拾い力(当事者意識力)を持ってデリバリーし、期待値以上のアウトカムを創出すること」だと認識していたため、この強みを発揮せずに報酬をいただくことに対して、なんとかしないとなぁとかなり焦りを持っていました。

上記のような課題感を持ちながら業務を遂行している折に、「忘年会への招待」「ICCサミットFUKUOKAなど、来福された際にお声かけいただいた飲み会」等、オンライン以外でも度々接点を取り続けてくださった皆様との交流、上述の悩みを相談した際のフィードバックを機に、徐々に「IVRyいいかも」と思うようになります。

EM堀田さんともつ鍋@福岡
ICCサミット FUKUOKA2024後の飲み会@福岡

IVRyへの入社を決めた理由

入社の決め手は「きっとこの会社であれば夢中になれそう」と感じられたことに尽きると思っています。自分の中では、夢中になるための要因が大きく2つあると思っているのですが、IVRyであればそれらが叶えられそうだと感じました。

  • 決め手①:事業の方向性、会社の未来に心底共感できること

  • 決め手②:優秀なメンバーと協働させていただけること

決め手①は学生時代にお世話になった地方議員との会話が原点です。
学生時代の「大人像」は自ずと一番身近にいた両親が第一に想起されていたわけですが、「月曜日になると腹痛や頭痛を患う父親」「パート先から帰ってくると職場の愚痴をマシンガントークする母親」と、どちらかというと働くことに後ろ向きな両親を思い出し、上述のきっかけまでは「正直働きたくないなー」「大人になりたくないなー」と思っていました(笑)

そんな中、世間が議員という職業に不信感を抱くようになった昨今で「なぜ議員として働いているのか」を尋ねた際、「自分をここまで育ててくれた地元に恩返しがしたい」「困っている人がいたら真っ先に救いの手を差し伸べたい」「だから議員をしている」という”利他的に働く志”に大きなカルチャーショックを覚えました。

この出来事から、どうせ働くのだったら「日銭を稼ぐ(生活)ために」ではなく、議員のように「困っている誰かのために働くこと」「少しでも多く、世の中の負を解消すること」に強く関心が向くようになり、今日までの仕事をする上での価値観の礎となっています。

それに対し、IVRyのプロダクトは、企業や人が活動する上で避けて通れないチャネル”コミュニケーション”を用いる際に発生する様々な課題をAIを活用して解消するサービスであり、それを会社規模(大手/中小企業)や業界を問わず分け隔てなく活用することができるサービスです。まさに解消する(したい)負の総量が大きい事業だと思っており、そんな事業を世の中に広く普及するためにHR領域から組織/ヒト課題に寄与することが、私が夢中に働けることに繋がるのではないかと考えました。

前提、IVRyが掲げるMissionと事業には一貫性があり、だからこそ今後もブレずに世の中を少しでも早く良くしていくためにIVRyは進み続けると思っています

Mission:最高の技術を、すべての企業に届ける
IVRyでは、すべての企業が"Work is Fun"を実現できるように、 誰もが最先端のAIやソフトウェアを使えるように、サービスデザインをこだわり、 地域や企業規模を問わず提供します。 経済活動におけるあらゆるコミュニケーションの機会損失や時間損失を最小化できるプロダクトをすべての企業に届け、 ビジネスと労働の当たり前をアップデートし続けます。

IVRyの事業に関しては、下記の記事がとてもわかりやすくまとめられています。

決め手②は記載の通りで、一緒に働く仲間のレベルの高さだと思っています。
代表の奥西さんが出身のリクルートやプレイド/freee/LINE/楽天/メルカリ/SmartHRといった名だたる有名企業でエースを張っていた方たちが続々とIVRyに参画し、顧客価値に向き合い、みんなで協力しながら、しっかり地に足をつけて事業を営んでいます。
直近では元CHRO経験者が2名も入社されており、そんな優秀な先輩方と一緒に働かせていただけるのは、何事にも代え難い最強の福利厚生だと思っています。

長々と書きましたが、上記2つを併せ持つIVRyであれば、「絶対に夢中に働ける!」と確信し、入社を決めました。

ちなみに余談で、入社を決めた際には共に汗を流したHRメンバーから非常にありがたい他己紹介をしていただけて、感激して目から汗がこぼれました。

いつでも見返せるようにピン留めしています。

終わりに

業務委託時代から引き続き、現在私はIVRyで採用領域に注力をしています。

今やスタートアップ界隈では「採用ブラックホール」と形容いただける機会が増えてきたIVRyですが、業務委託として関わり始めた当時は応募者数は月間20人ほどでした。

ありがたいことに直近では月間200名ほどの候補者様にエントリーをいただくまでに至りましたが、未だ入社者の5割はリファラル(社員紹介)経由での採用となっており、採用組織として理想の状態までの道のりはまだ1合目だと受け止めています。

事業と組織の成長を採用領域からリードするために、やれること/やりたいことはまだまだたくさんありますが、それらをスピード感を持って企画/実行するための仲間が圧倒的に足りていません!IVRyでは採用チームメンバー(採用責任者/採用担当/採用コーディネーター)を全力で募集しています!
ご興味がある方は、ぜひカジュアル面談や採用応募のお申し込みをお待ちしております!


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