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アーティストとしての仕事とは何だろうか?

一般的な職業では、例えば、医師は病気を治すであるとか、バスの運転手は乗客を目的地につれてゆくなど、自分に何が求められているのかが大体わかるのですが、アーティストとなると、そのあたりのことが曖昧で説明するのが難しく、目標や挑戦すべき課題を明確にすべくもがいていることが多いように感じます。

アートを美的なものである。ととらえれば人々が美しいと感じるものを、テクニカルに表現して、観る人にとっての美を再現してゆくことが仕事であるというふうに定義づけできるかもしれませんが、

つくる側としては、すこし空虚さを感じてしまうところがあります、再現性を追い求めればクラフト的なものになってしまい、表現から現れる感動を維持するために職人的な技術の習熟へと向かうことが多くなってしまうというジレンマにさらされてしまいます。

アーティストとしての仕事とは何かを考えたとき

クラフト的な身体性要素からひきだされる表現をきわめることだけを目標に置くのはリスクを感じます。それをベースにして、さらに、そこから導き出される心を伝えることと、職人的な仕事に入る前段階の着想やアイデア段階との絶妙なバランスのうえに成り立っている仕事なのでしょう。

アーティストとして継続することは、
道をきわめること、に近いかもしれません
そして職人の道具(テクニック)は、「道がそなわるもの」と
考えられるかもしれません。

わたし自身は、布や針金を道具にして
深層意識とつながる世界観を抽象的に表現している
アーティストです。

という自己紹介になるわけですね、、、

いまさらですが


あなたの質問次第でわたしは答える
Depending on your question, I will answer.
© 2023 Yuki KATANO


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