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アートと思想について

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作品の鑑賞するときの、観察方法やそれにまつわる歴史や哲学的なことについて
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全体の細部に宿る自分

全体の細部に宿る自分

第35週 12月1日〜12月7日 の記憶。 それを探る試みです。
一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。

今週は、「自ら」を「細部」として定義して
外界の中でどう作用してゆくのか?という問いかけがあります。
「神は細部に宿る」というコトバに紐付けて読み解いてゆきます。

では、いってみましょう。



  心のままに表現する中に
  再び自分自身が存在しているという
  実感がわい

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結局、構造化されてしまう

結局、構造化されてしまう

アートのめちゃくちゃは、構造化される。

どうしても、展覧会までに作品が間に合わない、なにかいい材料がないものか、おっ、ここにある陶器は、なんとなく神聖な泉にみえるではないか、よし、もうしょうがないので、いちかばちか、自分ではつくっていないけど、サインをして、出品してしまえ。

アートは、そんな、めちゃくちゃなことを、脱構築といってもてはやしました、作品としての新たな意味を持つようになり、アートと

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