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【CL新潟2023 Day2通過】一撃ルギアを使った経緯と考察

はじめに

初めまして。いなっしーです。

こちらは5月6日・5月7日で行われたチャンピオンズリーグにて、初日7勝2敗で通過し、2日目3勝2敗で115位となった、一撃ルギアのデッキの解説記事です。

noteにて自分の考えを言語化し、少しでも残り少ないシティリーグやJCSの参考にでもなればと思い、今回初めて綴りました。

読みにくい部分があるかと思いますが、質問は可能な限り募集いたしますので、最後まで読んでいただけると幸いです。

プレイヤーの経歴

まずは、どれだけの経験を持ってこのデッキを選んだのかという目線で見て頂きたいため、今までのプレイヤーの経歴を書きます。
レシピから見たい方はここを飛ばしても脈絡はないので問題ありません。

私、いなっしーは昨年の1月、Fレギュレーションが始まったタイミングでポケモンカードを始めました。小学生の頃に遊びでやっていた程度でルール以外何も知らない完全な初心者でした。過去に遊戯王をプレイしており、カードゲームでの世界はなんとなく知っている程度なので、始めた頃から休日はジムバトルに行って、シティリーグやトレーナーズリーグでの大会の参加も増えていきました。

ポケモンカードと日常生活のバランス

平日は小学校教員として働き、平日の夜や土日にポケカの練習をする程度で、明らかに他のプレイヤーと比べて練習量は少ないと思います。昨今のメディアでご存知の通り、教員は激務なので限られた練習時間でのCLだったかと思います。

そのため、私の構築やプレイ理論としては
・構築はシティ入賞など、結果を残している人を参考にする
・1、2枚の驚きのカードで戦況をひっくり返す
・負けを減らすよりも勝てる試合を落とさない
の三つが柱になっています。

ポケカ四天王や長年ポケモンカードをやっている方の練習量ゆえの構築は私の中では盲信と言っていいほど信じています。
その中で「肌に合うか」「自分の性格とマッチしているか」等の調整を
行います。

デッキレシピ


CL新潟 5月6日・5月7日 使用リスト

こちらが使用したデッキリストです。

環境考察

CL直前までの環境は

Tier1 パオジアン サーナイト ルギア
Tier2 ロストギラティナ アルセウスギラティナ(空ピカ含む)
Tier3 ロストバレット ミライドン ミュウ ディンルー
(Tierランクは使用率として見てください)

サーナイトが最もシェア率が高くなる予想でした。
しかし、当日のマッチングでも3割程度にとどまっており、サーナイトだけを意識してデッキを作ってしまうことで、他のデッキでの勝率が下がってしまうことを懸念しなくてはならない環境でした。

デッキ選択について

以上のことから、何かをメタった相手依存のデッキより単体のデッキパワーが高い、そして大きく不利な対面がないの二つを念頭に置きデッキ検討をしました。

CL1週間前まで上記の条件を満たしたロストギラティナを使う予定で自主大会に参加しましたが、一撃ルギアに2敗してしまったこと、9回戦もある予選で自分の体力とも相談し、今回は一撃ルギアを選択しました。

各カードの採用理由

ポケモン

ルギアv、ルギアvstar 4-3
1ターン目に立てておくことが条件になるかと思いますので、4-3採用としました。
理想盤面は2ターン目でのアッセンブルスター宣言なので、v4枚は必須になるかと考えています。
白ルギアの構築ではカビゴンスタートを目的としたv3枚採用もありますが、いちげき型の場合はどうしても起動が遅れてしまうため、4枚採用が必要かと思います。

アーケオス 4
3枚では安心できないので4枚採用です。

バンギラスV(いちげき) 2

いちげきルギアのメインアタッカーとなるポケモン

いちげきエネルギーをつけることで最大320ダメージ、ダブルターボがついていても260ダメージをだせる高打点のアタッカー。HP230はウッウのおとぼけスピットを2回耐えられる性能でかなり重宝しています。ギラティナやパオジアンに対しての耐久では一発で倒されてしまうので、2枚採用としています。

イシヘンジン 1

2種類目のいちげきポケモンで、いちげきエネルギーの闘タイプ側を使うアタッカーです。環境にアルセウスが増えてきている中、ノコッチの採用はほぼ無いと判断し、高耐久のアルセウスを一発で倒せる非エクのアタッカーとして採用しています。また、ロスト対面ではおとぼけスピットを耐えながら、高火力を出せるという利点があります。また、白ルギア対面ではカビゴンを一発で倒せる非エクのアタッカーとして使うことができます。2枚目の採用を検討しましたが、スタートすると重いので、1枚に。

レントラー(みなぎるせんりつ) 1

いちげきルギアには採用率がかなり低いですが、採用した理由として空ピカを乗り越えられない・ルギアミラーにいちげきクラッシュを使いたくないの二点です。ノコッチを採用しているルギアデッキも多いかとは思いますが、いちげきルギアの型を見てノコッチにベンチ枠を使う相手はいませんでした。アルギラ相手にギリギリまで見せずに、一気に空ピカを取れるのも優秀です。

イキリンコex 1

このカードの登場によっていちげきルギアを選択したといっても過言ではありません。この大会での使用率は8割を超えているかと思います。手札事故が重なってもイキリンコを立てて安定した手札に調整することもできますし、イキリンコスタートでも問題なく起動できる利点のため採用しました。ネオラントとの併用のため1枚採用です。

ネオラントV  1

後攻からスタートしたときの安定剤、先攻2ターン目の必要なサポート札に繋げること、終盤でのボスの指令のサーチなど、あらゆる場面で使われるカードです。CL当日ではネオラントを初動で使うことはあまり多くありませんでしたが、このカードに助けられることが多くありました。ネオラントを2枚にする構築も見受けられますが、先攻1ターン目でのイキリンコexの重要性から1枚採用

ノコッチ 1

ミライドン系統のデッキや白ルギアでのレントラー対策、ロストバレットのライコウVの対策札としての採用です。正直なくても困らないことの方が多いですが、ミライドンの後1ライトニングロンドを封じ(弱点がない分一発で倒されにくい)、相手にフォトンブラスター(弱点に限らずVを一発で倒せる)を押し付けることができるので、必要な1枚です。

かがやくアマージョ 1

ロスト対面ではかがやくゲッコウガのげっこうしゅりけん(ベンチに90ダメージずつ)+ロストマイン(相手に60ダメージずつ与えられる)でアーケオスを2体取られるのが最も苦しくなる展開です。そこで、アマージョの特性「エレガントヒール」によって、アーケオスが2体取られる可能性を潰すことができます。CL当日のパオジアン戦では、ネオラントに食らったげっこうしゅりけんを回復することで、Vが倒されることなくサイドレースを勝ち切ることができました。

トレーナーズ

ネストボール/キャプチャーアロマ/ハイパーボール 2-3-4

ボール枠は以上の通りです。ハイパーボールはアーケオスを落とすことができたり、ルギアVstarを持ってくることができるため最大枚数の採用です。ネストボールはイキリンコexを持ってくることができる一方、ネオラントの特性を使うことができません。1枚では初動に不安が残るため、2枚にしてキャプチャーアロマは、vstarとルミナスサインで初動の安定を増やすために3枚採用です。使用した感触としてキャプチャーアロマは「表だったらハイパーボールで巻き込めばいい」「裏ならそのまま種ポケモンをだそう」というプランを通しやすいです。使用感としては初動の安定感が生まれるのはこの配分かと思われます。

ロストスイーパー 1

スタジアムの採用数から、こちらから雪道を剥がす手段を増やしたく採用しました。ツールジャマーを入れることによってフワンテやこだわりベルトを封じることができますが、フワンテが減ってきていること、初動の安定感を増すためにロストスイーパーに

活力の壺 2

気絶したポケモンについていたいちげきエネルギーを再利用することができるカード。博士の研究やイキリテイクでいちげきエネルギーを巻き込んでも、活力の壺でトラッシュしたエネルギーを戻すことができるため、博士の研究でのドローを無理なく使うことができます。3枚はデッキそのものの安定感が落ちるので2枚に。

博士の研究/ヒガナの決意 2-1

山を掘り進めることで前半のアーケオスをトラッシュしていくサポート。後半のナンジャモやツツジでの事故率を減らす札として採用。エネルギーを抱えすぎて、博士の研究でトラッシュしないためにヒガナの決意を1枚入れることで、後半のリソース切れを防ぐことができます。現環境ではベンチを広げるデッキタイプ(パオジアン・ミュウ・サーナイト)が多いので、ヒガナで当たり札を増やすことが容易かと思います。

バーネット博士 1
アーケオスをほぼ確定で2枚トラッシュにおくことができるカード。ルギアを立ててバーネット博士を打つことで余程の事故がない限り、進化→アッセンブルスターと繋げることができます。序盤にアーケオスが2枚トラッシュにあるだけで相手目線はかなりのプレッシャーになると思いますし、手札干渉のサポートを使ってくれます。こちらは雪道がなければ、vstarかハイパーボール(キャプチャーアロマ・テーブルシティ)を引くことで安定した2ターン目のアッセンブルスターに繋げることができます。2枚目は後半の必要性があまりないので1枚に

ナンジャモ 2
こちらがvstarパワーを決めた後は、ギフトエネルギー等で手札の枚数がそれほど必要なわけではないので後半の妨害として採用しています。まれに事故のせいで序盤に打つこともありますが、基本的には後半で使います。ロスト系統のデッキでは後半の動きを止めることや、雪道とセットで使うことでルール持ちの特性を使ったデッキにも強く出ることができます。ジャッジマンとも採用を検討しましたが、前述した序盤で使う際に事故札がさらに事故札になってしまう恐れがあるので、ナンジャモを2枚採用としました。

ボスの指令 3
序盤では相手の基盤となるポケモンを気絶させる札、終盤では勝負を決めるための札として採用しています。以前まではセレナと併用していましたが、現環境でのベンチを呼び出す候補としてキルリア・サーナイトex・パオジアンexなどvポケモンであることが減ってきていたためセレナを不採用とし、ボスの指令を3枚としました。序盤に引いてもデッキに3枚ある安心感からイキリンコexで巻き込むことも苦ではありませんでした。

テーブルシティ/崩れたスタジアム 2-1

この2種類のスタジアムには相手の頂への雪道を剥がす札としての共通の役割があります。テーブルシティは、ハイパーボールやキャプチャーアロマ等に続いてネオラントやルギアvstarを持ってくる手段になります。一方で崩れたスタジアムはルール持ちのポケモンなど最後の負け筋を無くすために使います。崩れたスタジアムを2枚にすることも検討しましたが、前述した動きを後半に行うことよりも、前半いかにアッセンブルスターを決めることができるかが重要なため、2-1としました。また、次に採用したカードとのバランスから合計3枚としています。

頂への雪道 2

いちげきルギアのデッキに採用されている率は限りなく低いと思います。1、2枚の驚きのカードで戦況をひっくり返すという点でこのカードを採用しました。このデッキはアッセンブルスターを使った後にルール持ちのポケモンが特性を使うことがないので相手への妨害として採用しました。パオジアン戦での「わななくれいき」、先攻取ることができた際の「スターバース」封じなど、あらゆる場面で重宝しました。サーナイト戦に関してはキルリアの「リファイン」から、サーナイトexを起動されることは多々ありましたが、ナンジャモとセットで使うことや動きが止まっている時のダメ押しとして使うことができます。レアケースかもしれませんが、勝率が限りなく0%に近いジュラルドンvmaxのデッキにも対抗することができます。

エネルギー

ギフトエネルギー/Vガードエネルギー/ジェットエネルギー 2-2-3

ダメージ軽減がないデメリットなしの無色エネルギーとしての採用です。これらを4枚組み合わせることでルギアvstarの技「ストームダイブ」が220出るため、大方のvポケモンを倒すことができ、現環境ではパオジアンexも一発で倒すことができます。ギフトエネルギーは一発でルギアがやられそうな場合、またはイシヘンジンなどにつけることで、手札干渉に強く出ることができます。VガードエネルギーはルギアVstarがギラティナの「ロストインパクト」を耐える・ベルト付きのトリニティノヴァをバンギラスが耐える、などあらゆる場面で延命することができます。前述した220ダメージを与えるために無駄使いしてしまうと、後半の負け筋になってしまうことがあります。ジェットエネルギーは逃げるためのエネルギーを消費しない、イシヘンジンやアマージョで盤面を縛られてしまったときに重宝します。


ゲームプラン


このデッキにおける一貫したゲームプランはいかに2ターン目にアッセンブルスターを決めるかにかかっています。
そのため、逆算した動きとして、1ターン目は
①アーケオスを2体トラッシュしておくことを目標
②大きな動きができない場合はイキリンコを経由して極力山を掘り進めていく

ことを念頭に置いてプレイします。①の主な理由として現環境は後攻1ターン目のナンジャモやジャッジマンなどの手札干渉があるため、アーケオスを手札に残してターンを返してしまうより、ルギアvstarにさえ進化すれば起動できるという形を作っておくことが重要です。
また、②のような動きを1ターン目で行うことで、相手の雪道にも対応できるようにプレイしておきます。

手札のエネルギーが4枚以上でなければ、エネルギーを2、3枚巻き込んででもイキリテイクをプレイしておくことで、先制攻撃ができる場面が多々ありました。いちげきエネルギーに関しては後で活力の壺で回収が可能なので臆せずイキリテイクしていきましょう。

これは参考になるか微妙ですが、先攻1ターン目にバーネット博士以外にアーケオスをトラッシュする手段がない場合(先2にバーネット+進化だけで起動できるパターン)、手札干渉をさせないために「弱いな、、、」と表情と声にだして最低限の動きをして番を返します。
ふざけているように見えるかもしれませんが、この演技で相手が手札干渉をしにくくなったり、プレイにゆとりを持ってくれる場面が多々ありました。

アッセンブルスターを打った後は
ギフトエネルギーをアタッカーに付ける
・ハイパーボール等でいらないアーケオスやルギアをどんどんトラッシュして山札を圧縮する
の二点を意識しながらサイドを進めていきます。

また、アタッカーは極限まで減らします。
このデッキのポケモンは基本的に逃げるためのエネルギーが多いです。
エネルギー切れが一番避けなくてはならない状況で、不必要なアタッカーは手札に抱えておくか、ハイパーボールなどでトラッシュしていきます。
後ほど解説していきますが、アマージョなど、どうしても必要なポケモンに関してはジェットエネルギーを温存しながらプレイしていきます。

各対面

サーナイト(微不利)

正直な話、先攻を取られてしっかりと盤面を作られてしまうとサイドプランで勝っていくのはかなり難しいです。このことを前提に考えていきます。

アタッカーはVガードエネルギーをつけたルギアvstarのストームダイブを中心に進めていきます。
2ターン目に280のダメージ(ザシアンV相手には310)を与えることはサーナイトにはかなりの要求となりますので、ルギア1体でサイド2枚のプランを狙いにいきます。
3ターン目以降は、ザシアンVやサーナイト(アルカナシャイン)がかなりの高打点をだしてきますので、ダメカンが乗っているポケモンをアーケオスやイシヘンジン等、極力1-1交換を目指して取り進め、バンギラスのいちげきクラッシュをサーナイトexにぶつけ、1-1(ルギア)-1-1(非エクのアタッカー)-2が理想的な動きとなります。
間に雪道・ナンジャモ等、手札干渉とルールを止めて妨害していくことも考えていく必要があります。博士の研究でナンジャモや雪道をトラッシュするのは極力避けていきたいです。

アルセウスギラティナ(空ピカ) 微有利

アルセウスは弱点を突けるイシヘンジン、空ピカはリバーサルエネルギーがついたレントラーでサイドをとっていくことで、非ルールポケモンでのサイドレースが容易かと思います。特にいちげきルギアのレントラーの採用率はそこまで高くないため、無警戒でピカチュウを置いてくれることが多いです。アッセンブルスターの中でバンギラスをベンチに置くなど、デッキの型がいちげきであることを相手にアピールしながら、プレイを進めていくことで相手目線、空ピカの準備を急いでいくことを優先してきます。
気をつけるべきはアッセンブルスター直前に貼られる雪道やジャッジマンです。
・先攻の場合は雪道を跳ね返すスタジアムやロストスイーパーなどを抱えておく
・後攻の場合はスターバースから雪道ジャッジマンがあり得るため、ボスの指令でエネルギーがついていないポケモンを呼んでおくなど、少しでもスターバースで無駄なカードを持って来させることを念頭においてプレイしていきます。

ロストギラティナ 有利

おとぼけスピットを2発くらっても耐えるバンギラスや、HPラインが高いイシヘンジン・アーケオスの存在から、ギラティナが育つまでのサイドレースが極めて早いです。また、序盤はアクロマの実験を打つことが最優先となるため手札干渉も少なく、自分の手札を思うように使うことができます。アルギラ同様に雪道が課題となるため、スタジアムを割る手段は抱えておく必要があります。
また、かがやくゲッコウガのげっこうしゅりけん(ポケモン2匹に90ダメージ)+ロストマイン(任意のポケモンに合計120ダメージ)によってアーケオスが2対同時に取られてしまうため、アマージョによる回復が必要となります。ベンチの枠を確保しつつ、げっこうしゅりけんを受けたタイミングで、アマージョを準備していきます。

その他ロスト系統

ギラティナ以外の対面では、アマージョを立てながら、やまなだれでキュワワーをとっていくことやナンジャモを連打していくなど、相手の手札を増やしすぎないようにサイドレースを進めていきます。ギラティナに関わるカード(草エネルギーなど)が見えないときは後攻1ターン目のカイリューを警戒しなくてはならないため、可能であればルギアVを2体置いていく必要があります。
また、ヌメルゴン対面ではモイストスターによる全回復がサイドレースを狂わせる原因となるので、ダメージを与えるタイミングで雪道を貼っていくことが重要です。

パオジアン 有利

基本アタッカーがHP220のパオジアンexのため、ダブルターボをつけないルギアVstarを使ってアタッカーを倒していくことが重要です。前半に安易にダブルターボエネルギーをつけてしまうと、パオジアンを倒せずにサイドレースが逆転してしまう恐れがあるので、リバーサルエネルギーも込みで、エネルギーを温存しながらプレイを進めていきます。
足りない場合にバンギラスでパオジアンを倒していきます(いちげきクラッシュによるエネルギートラッシュを極力防ぐため)。

白ルギア 五分

バンギラスやルギアVstarを一発で倒してくるアタッカーがアヤシシVのみなので、アッセンブルスターを先に決められた場合はルギアに対してはレントラー、カビゴンに対してはイシヘンジンなどでサイドレースを逆転していきます。アッセンブルスターを先に決めた場合は相手のレントラー警戒でノコッチを立てるなどのプレイをしていき、サイドレースで追いつかれないようにしていきます。
基本的に先にアッセンブルスターを決めた方が有利です。

その他の対面は必要に応じて追記していきます。

当日のマッチアップ(Day1)



1回戦

ロストギラティナ 先攻6-4で勝利
先攻1ターン目で前述した「死んだフリ」をしながら、スタジアムとネオラントとVstarに繋がる札を抱えていました。案の定雪道を張られましたが、2ターン目での巻き返しでアッセンブルスターを決め、勝利しました。
アマージョがサイド落ちしていたため、相手にアーケオス2対取りを決められる恐れがあったため、エネルギーをアタッカーにあらかじめつけておき、アーケオスがいなくても戦える盤面を作っていきました。

2回戦


ロストヌメルゴン 先攻6-4で勝利
同様に先2ターン目でアッセンブルスターを決め、バンギラスで攻撃をしていきました。ヌメルゴンが起動してきたターンにバンギラスがおとぼけスピット+アイアンローリングで気絶していたため、ルギアでヌメルゴンに攻撃(200-80=120ダメージ)このタイミングで手札が2枚(活力の壺・博士の研究)であったため、相手目線は次の攻撃が2回目のストームダイブと判断。モイストスターを使わずにボスの指令でアーケオスをとっていきました。その後、博士の研究で2体目のバンギラスにダブルターボ手張り+いちげきエネ2枚でヌメルゴンを気絶させ(260-80=180ダメージ)後続が続かず勝利。

3回戦

サーナイト 後攻4-6で敗北
先攻1ターン目にラルトスを3体準備され、アルカナシャインサーナイトで攻撃を進められ敗北しました。雪道は2枚張ることができましたが、手札干渉がからまないことで相手は簡単に乗り越えることができ、順調にサイドレースを進めていきました。反省の残る一戦でした。

4回戦


雪道ミライドン 先攻6-2で勝利
直前のシティリーグで結果を残していた、デンリュウexをもちいた、レジエレキを使わず戦う型のミライドンデッキでした。後攻1ターン目に雪道を張られたときは焦りましたが、ノコッチ+2体目のルギアで雪道を剥がすカード探していき、あまりにもハズレが多かったためルギアVの技かぜよみで「よし」とうなずきながら番を返し、ナンジャモを撃たせたおかげでアッセンブルスターまで繋がりました。基本的に弱点は突かれない動きができたので、最後にイシヘンジン(闘弱点)を使って勝利。イシヘンジンを使われるまで相手目線は白ルギアに見えていたプレイだったことも功を奏しました。


パオジアン 後攻6-4で勝利

アッセンブルスターでアーケオスを1体しか置けないという波乱の幕開けでしたが、アッセンブルスター使用後、すぐに雪道を貼り相手のヘイルブレードの威力を抑えながら、前述した流れでサイドレースを進めていくことができました。

6回戦・7回戦


サーナイト 先行6-0で勝利
サーナイト 後攻6-2で勝利

正直な話、ここの対面は相手のラルトスがかなり少なく、大事故が起きていました。ラルトスが少ない数であるためボスの指令で徹底的に倒していき、難なく勝利しました。かなりラッキーだったと思います。

8回戦

ロストギラティナ 後攻0-6で敗北

前述では有利対面と言っていましたが、先攻2ターン目に雪道を貼った上でのロストインパクトを決められ予備のルギアは準備していましたが手札にあるナンジャモから雪道を突破する手段が引けず、ズルズルと負けてしまいました。この時点で崖でしたが、相手の引きもかなりの強さだったのでこのマッチングは今でも割り切っています。

9回戦


パオジアン 後攻6-4で勝利

後攻2ターン目でアッセンブルスターを決め、雪道を貼りながらネオラントでナンジャモを使用しました。サイドレースは先に走られていましたが後攻の場合ではサポートを打つ回数が1回増えるため、相手を妨害しながらパオジアンを倒すことができるので、途中で相手とのサイドレースが逆転し勝利。Day2の権利を手に入れることができました。

正直、ロスト系統のデッキを使っている時と比べ、考えることは少なく、体力を残しながらDay1を切り抜けることができました。

当日のマッチアップ (Day2)


1回戦

ロストヌメルゴン 先攻1-6で敗北

ここまでで初めて、イキリテイクを通してもルギアが立たない先攻1ターン目となりました。苦しいながらにも3ターン目でアッセンブルスターを決めて雪道でモイストスターを止めながらプレイしていましたが、相手が雪道警戒のためにビーチコートを抱えたままロストを進めていたため、返しのターンであっさり剥がされ敗北。
Day2の恐ろしさを痛感しました。

2回戦


れんげきインテウーラオス 先攻6-2で勝利
ウーラオスのしっぷうづきが闘抵抗-30によって2回耐えるため、相手のサイドプランが思うように進まず2-3-2で勝利。ダブルシューターからヨガループを狙っていましたが、ベンチにアマージョを置く余裕があったため、ダメカンを積み上げられることなくゲームを進めていくことができました。

3回戦

パオジアン 先攻1-0で勝利
マナフィ1体しか立たない大事故、2ターン目にいちげきクラッシュで試合が終わりました。

4回戦


白ルギア 先攻5-6で敗北
相手のアッセンブルスター1体に対し、サイド2-2-2で行くプランを通してしまい大失敗。今大会最大のミスだと思います。レントラーでルギアVstar、カビゴンでイキリンコを取られ、少ないエネルギー供給で安定して倒され、敗北しました。
カビゴンに対してイシヘンジンをアタッカーとして考慮しておらず、いちげきクラッシュを使っていったのも負けの原因になっていたかと思います。

このマッチアップは反面教師として見ていただけると幸いです。

5回戦


アルセウスジュラルドン 先攻6-2で勝利

最も危惧していた対面が最終戦で当たりました。基本的にジュラルドンは倒せないので、幸いサイド落ちしていなかった雪道を確実に剥がされないようにプレイしていくことが重要でした。先2アッセンブルスターを決めることができたため、相手は無駄なアルセウスを置くことができず、ジュラルドンの攻撃がかなり遅れていました。そのタイミングで1枚目の雪道が手札に来たので、すかさず貼りいちげきクラッシュ→やまなだれでジュラルドン1体目を倒し、これで残りサイドが1に。
1枚目の雪道は無傷のジュラルドンがアタックしてくるタイミングで剥がされたので、ナンジャモ+雪道の2枚目で再度いちげきクラッシュ→やまなだれでサイドを取り切り勝利。

雪道にここまで助けられた試合もなかったと思います。

終わりに


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ポケモンカードの楽しさが全て詰まった2日間となり、自分の思い出としてもnoteに投稿させていただきました。

歴も浅いですし、他の皆様のような深いプレイングまでは遠く及びませんが、質問等あればすべて答えていく予定です。
あらためまして、今後とも
いなっしー(@tanumi125)をよろしくお願いいたします。






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