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糖尿病よりも怖い、日本人の3人に一人がなる病気。

こんにちは。糖尿病の料理家、土岡由季です。
13歳で1型糖尿病と診断され、20年間、毎日血糖値を測定しています。

今日は、糖尿病とも大きく関係する、「ある病気」について過去の臨床データから感じたことや、30代の今からできる(かつ、人生がラクに、心地よく過ごせる)ことについて、お話ししたいと思います。

この記事を見ることで、健康情報に惑わされず「効率よく、理想の食生活を手に入れるヒント」が得られます。ぜひ最後までご覧ください。



日本人の3人に1人がなる病気。


このタイトルを見てすぐに「高血圧」と出てきたあなたは、きっと医療者や研究者などヘルスケア事業の経験があったり、健康について相当関心が高い方だと思う。

ちなみに、糖尿病は成人の6人に一人程度なので、高血圧は倍の人口ですね。厚生労働省の資料から、高血圧や糖尿病、脂質異常症に関する意識は40代以降高まることがわかりました。

参考:厚生労働省, 年代別・世代別の課題(その2)


年齢が上がるとなぜ、高血圧や糖尿病の意識が上がるのか?


すごくシンプルで、高血圧になる人は高齢者になる程増えるから。若い頃は稀だった病気が、歳をとると超身近なものになるんです。先程と同様の厚生労働省の資料からわかることは、70歳以上になると、70%を超える人が高血圧になります。病気でないほうがむしろ稀になるのです。

参考:厚生労働省, 年代別・世代別の課題(その2)


年齢と高血圧は本当に関係があるのか?(どうやら違うらしい)

面白い疫学研究があります。

血圧の上昇は、年齢よりも長年の食塩の摂取量が大きく影響している、ということです。
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世界中で食塩摂取量と加齢による血圧上昇量の相関を調べた研究の結果、食塩と血圧の上昇には密接な関係があり、年をとると血圧が上がるのは自然な加齢現象ではなく、長い期間に摂取した食塩量が大きな影響を及ぼしている*ことが分かりました。

*参考:食塩|佐々木先生のためになる栄養学|食DE健康
ucoop.coop

https://info.ucoop.coop › column › shokuen

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長年塩分を控えた食事をすることで、70歳になっても高血圧にならない可能性が大きくなる、ということ。高血圧になってから対処するのではなく、「生まれた時から試合が始まっている」と言うことなんですね。

どんな料理に塩分が多く含まれるのか?イラストにまとめてみました。ラーメンやうどんなど、「汁物」に多くなる傾向がありそうです。


高血圧になるとどうなのか?


高血圧な状態が続くことで、死と直結する病気になり得るのです。
詳細は、過去のInstagramにまとめています。



とはいえ、食べたいのよ!


塩分の高い料理も、食べたいですよね。
やっぱり、美味しいもんね。

そんなあなたに伝えたいのは、我慢でなく、工夫をするという選択を持っておくことです。間も無く情報公開&募集開始となる Health Tableの料理講座では、簡単にできる味付け法、味変の仕方を科学に基づく知識を使って、簡単におしゃれにお伝えしていきます。

塩分が高くなりがちな和食や中華も習得できちゃう、欲張りな内容です。過去の生徒様からも大人気なエビチリ風、ベジチリのお写真をチラリ。


料理は、センスがなくても大丈夫。

ポイントさえ抑えれば、誰でも簡単に、カタチになるのです。食べることは、生まれた時から未来まで、誰もが行うこと。ここで得た知識と技術は、一生モノになるのです。

料理講座の新規募集は↓より

それでは、また書きます。





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