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夢追翔さんにハマって1年が経とうとしている | #推し短歌

すでに記念日からはだいぶ日が経っていますが、夢追翔さん、活動5周年おめでとうございます!

推し短歌の記事で既に書いてはおりますが、ここで改めて夢追翔さんのプロフィールを引用します。

声が大きい31歳の男性ミュージシャン。
潰れる寸前のライブハウスにお客さんを呼ぶため、配信を始めた。
楽器は苦手だが作曲と歌が得意で、自分の曲を世界中の人に聴いてもらうのが夢。

にじさんじオフィシャルサイト

夢追さんにはまる直接のきっかけになったのは、1通のマシュマロでした。

夢追さんの配信の中でおすすめのものを聞いた時に熱意あふれるマシュマロをいただき、その文章にある意味で「あてられた」のかもしれません。
感情が迸っている文章に弱いので。

そんなわけでおすすめされた切り抜きやアーカイブ、リアタイでの配信を見るようになってから、 1年を迎えつつあります。

夢追さんを好きになったきっかけは歌なので、その中でも特に好きな曲をいくつか紹介させてください。

の前に、短歌を推敲しているときからずっとどきどきしていることがあるので、ここでちょっと言い訳というか前置きをしてもいいでしょうか。

シンガーソングライターの夢追翔さんの歌に、短歌という歌で感想や解釈をつけること、冷静に考えるとものすごく恥ずかしいことをしているのでは?という気持ちになり、投稿するかどうか迷いました。

夢追翔さんのファンの方、もしこの記事をここまで読んでいらっしゃって、この先の文章も読む予定であれば、いちファンの感想なので、どうかお手柔らかにお願いします。
音楽に関して素人です。
何卒。


個人的に好きな曲3選

特によく聞いている3曲を紹介します。

Stop the Internet

音だけで何かを認識するのが苦手というのもあるのですが、初めて聞いた時、軽快なリズムに乗っかっているのが皮肉たっぷりの歌詞だということに一瞬気が付きませんでした。
あまりに軽やかだったので、歌詞も爽やかなものだろうと思い込んでいたのです。

インターネットが存在しなかったら夢追翔という人間とこの世界で出会うことはなかったはずで、皮肉と同時に愛も感じるような気がします。
英語とラップパートが耳に心地よくて好きです。

お揃いの地獄だね

概要欄に「ラブソングです」と書いてあるのを読んだ時、ここがコンサート会場ならスタンディングオベーションをしていたに違いない、という感情に襲われました。

「地獄」という概念が好きなオタクです、という自己紹介に留めたいと思います。

命に価値はないのだから

タイトルから受ける突き放すような印象とは真逆のことを歌っている曲です。
世の中のままならない部分も認識しながら、でも生きてほしいという祈りみたいに聞こえて、最初に聞いた時にぼろぼろ泣きました。

歌詞の一部を引用します。

生きてることも 死んでることも同じ
皆等しく 価値のない命
花も水もからすも人も 偶然にそこに居ただけの

命に価値はないのだから

自分の人生の意味や価値について、生きているとつい考えてしまうことがあります。

いつまでも落ち込んでいてはいけないと分かっていても、ネガティブな感情がネガティブな感情を引き寄せると認識していても、明るさと生命力の漲る言葉を受け付けられないことがあります。

もちろん、明るい言葉を意識的に使っている方や、そもそも暗い感情に捉われにくい方もいると思うのですが、私はそうではありませんでした。

生きている中でどうにもならない部分があることを知った上で、それでも幸せを祈るようなこの歌詞は、私のお守りになっています。

推し短歌5首

⭐︎“Stop the Internet,” but how? We have nowhere else to go. 「ネットを辞めろ」だなんてどうやって?ここだけが僕らの居場所で

⭐︎神様にぼくのいのちは委ねないじぶんのことはじぶんで決める

⭐︎地獄では紅々と咲く花がありそれにも愛と名をつけるひと

⭐︎「あなたへ」と送ったはずのメッセージ宛先不明で時々戻る

⭐︎拝啓 画面のこちらから
あなたへと届くいのりもありますように

読んでくださってありがとうございました。

#推し短歌


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