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【訃報】薬物疑惑の韓国俳優イ・ソンギュン 意識不明の状態で発見、死亡確認


薬物疑惑で警察の取り調べを受けていた韓国の有名俳優、イ・ソンギュンさんが、意識不明の状態で見つかりその後、死亡が確認されました。

 韓国警察によりますと、2020年にアカデミー賞4冠に輝いた世界的な大ヒット映画「パラサイト」にも出演した韓国の大物俳優、イ・ソンギュンさんがソウル市内の公園で意識不明の状態で発見され、その後、死亡が確認されたということです。

 また俳優イ・ソンギュンさんの死亡が確認された件で、妻で女優チョン・ヘジンが緊急通報用電話112番に通報していたことが分かった。警察が27日に明らかにした。

 警察によると、同日午前10時12分ごろ、「夫が遺書のようなメモを残して家を出た。昨日までは連絡が取れていた。車両もなくなっている」という112番通報があったとのことだ。

 通報を受けた警察が午前10時30分ごろ、ソウル市鍾路区の臥竜公園近くでイ・ソンギュンさんの車を見つけた。そして、車の中でイ・ソンギュンさんが意識のない状態でいるのを発見した。助手席には着火炭1点が発見されたという。警察はこの男性が俳優イ・ソンギュンさんで、死亡していることを確認した。消防関係者は「男性の死亡が確認されたので、病院に搬送しなかった」と明らかにした。

 イ・ソンギュンさんは今年、ソウル中心部・江南(カンナム)の遊興施設や住宅などで複数回にわたり違法薬物を使用した疑いで、警察の取り調べに複数回応じていました。

 イ・ソンギュンさんは違法薬物使用容疑を全面的に否認しており、簡易試薬検査や尿検査に続き、毛髪検査でも違法薬物について陰性だった。また、最近の警察の取り調べでは「ストローを使って鼻から吸引したが、睡眠薬だと思っていた。違法薬物だとは知らなかった」と供述していた。



昼に突然 訃報が届いた。
好きな俳優さんだっただけに、残念すぎる出来事だ。
以前、10月下旬にもイ・ソンギュンのニュースを取り上げた。

それから2ヶ月・・・
メディアに追い込まれたり、仕事の復帰が厳しくなったり、家族とも関係性が壊れたり・・・
元々クリーンなイメージだっただけに、社会的な制裁とも呼べる出来事の数々が積み重なって、彼を追い詰めてしまったのかもしれない。
検査は陰性であり、麻薬使用について否認はしてるものの、事実は残ってしまうもの。
それが汚点となってしまい、今後の人生に影響を及ぼしかねない。

麻薬使用で捕まっても、また使う人もいる世の中。
麻薬を使ったことよりも、それで壊れる仕事・人間関係・家族など、人生のあらゆる場面で失うものが重くのしかかる。
芸能人なんて特にそうで、世間にさらされる機会も多いから、相当追い詰められたのかもしれない。

そういうことを恐れずにまた手を出す人は、繰り返しその誘惑に負けてしまうのだろう。
だから依存症も存在する。
麻薬使用について擁護するわけではないけど、使う人だけじゃなく、買わせる・使わせる人も存在するわけで。

それに韓国の芸能界って自殺する人が多いイメージ。
日本も一時期 立て続けに自ら命をたった人もいた。

よく、「何で気付けなかったんだろう?」と言う人もいるけど、自殺するほど追い込まれてるなんて、言われなければわかんないことの方が多い。
だって、普段から一緒にいる家族・友人・仕事仲間が気付けないから防げないんだもん。

でも今回は、どうにかならなかったのかな?って思う。
家族や友人とのやり取りはわからないけど、加熱するメディアとか、急に疎遠になったかもしれない仕事仲間とか、要素は色々あると思う。
でもそういうのって、これからも変わらないんだよね。
今こうやって思う人がいても、いつの間にか通り過ぎて、また同じことが起こるかもしれない。
そういう世の中なんだな、って。 

せめてできることは、残された家族とか、身近な人がこれ以上苦痛にならないよう、胸の中で思うしかできないな・・・

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