【留学】話す言語が違うと性格も変わる?
日本の会社に勤めながら海外留学を経験し、自身のキャリアアップを果たしたYukiです。
今回は言語と性格の関係性についての気づきを書きたいと思います。
日本語以外の言語を扱える人ってどんなイメージを持っていますか?
私が英語学習を始めて間もない頃は、人見知りという言葉は存在せず、自分の意見をしっかり伝えられ、初対面でもすぐに打ち解けられるようなイメージを持っていました。
しかし、実際は『人による』という何とも味気のない答えが正解だと思います。
英語圏で生まれ育った人でも、控えめな人はたくさんいますし、自ら意見を主張することを好まない人もいます。
日本人が留学やワーキングホリデーに行くと、シャイで全然喋らないと言われがちですが、元々内向的な人にとっては語学が上達したとしても、外向的になれるとは限りません。
というのも私がそのうちのひとりだからです。
語学を上達させる一番いい手段は現地で仲良くなれる友人を見つけることです。恋人を作ると言いといわれるのもその理由ですよね。
距離が近くなればなるほど、会話の幅も広がりますし、より深い話もするようになります。当然自己開示をする機会も増えるため、語学が上達せざるを得ないというわけです。
社会人になると学生の頃に比べて関わる人が多岐に渡るため、仕事の顔・友人と接するときの顔・家族と接する時の顔と色んな側面を持つ自分が出来上がります。
私は自分が話すよりも人の話を聞くことの方が好きなので、日本でもよく聞く側になりますが、英語で話す力を伸ばしたいとなるとそうも言ってられません。
加えて人見知りを発揮するため、現地で人間関係を築いていくには時間を要しました。
それでも「私」は「私」なので、外向的な振る舞いをするのではなく、内向的な性格の範囲内で話す努力をしていました。
ある程度英語でコミュニケーションが取れるようになると、私は日本語よりも英語の方が自分の意見を言いやすいかもしれないと気づきました。
もちろん話す相手にもよりますが、日本語・英語両方の言語で会話ができる相手と話している中でも英語の方が自己開示しやすいと感じています。
カナダで過ごした環境に影響されているのもあるかもしれません。
あるいは、根底に英語は自分にとって第2言語だから間違っていても仕方がなかったり、きちんと言わないと相手には伝わらないということを感じているからかもしれません。
聞くことが好きな私は今でも変わりませんが、留学前に比べて自分のことを話すようになったのは事実です。
留学を通していい方向に変わった気づきの瞬間でした。
最近はもともと学生時代に学んでいたドイツ語の再勉強か中国語を新しく学んでみようかなと思っています。
いずれにせよ、新しい言語を通じて自分自身の性格がどのように変わっていくのか気になりますし、私のような経験をしている方が他にもいらっしゃるのか気になるところです。
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