見出し画像

【カナダ留学】「日本人」という理由で受けた恩恵について

日本の会社に勤めながら海外留学を経験し、自身のキャリアアップを果たしたYukiです。

こちらの記事で日本人であることの恩恵について紹介しました。

今回は私のカナダ留学生活を振り返って、「日本人」だということで受けた恩恵についてご紹介します。

あくまで私の体験談になりますので、すべての国・地域・学校・仕事場に対してあてはまるものではないこと、ご認識のうえ読んでいただければと思います。

1.家探し

日本と比べ、カナダの家探しは大変と言われています。その理由として、大きく下記が考えられます。

・空き室率が低い
・家賃相場が高い
・日本のような担当者付きの不動産サービスが少ない
・詐欺案件が多いうえに、早い者勝ち

ここでは詳しく説明しませんが、コメントいただければ別の記事でそれぞれについて解説したいと思います。

上記の理由により家探しはタイミングだとも言われるほどなので、コネクションが非常に大切とされています。

私は2年間の留学生活で、ホームステイ2回、シェアハウス1回、居候1回と合計4回の引っ越しをしています。
主にオーナーによる事情で新しい家を探さざるを得なくなり、予期せぬ引っ越しばかりでした。

それでも退去日を超えても家がないという最悪の状態に陥ることはなく、家探しを始めて1ヶ月程度で次の家を見つけることができていました。

よく使っていた物件サイト

日本で一人暮らしをしていた時のようなこだわりを捨てて、最低限の譲れないポイントに絞っていたのが、よかったのかもしれません。

この家探しにおいて、「日本人」は他の国籍の方と比べて「キレイに家を使ってくれて、静かに暮らしてくれる」という認識を持っているオーナーさんが多いことを知りました。

内見時に、オーナーさんと家のルールや家賃の支払方法などをすり合わせていくのですが、「日本人はキレイに使ってくれるから」という言葉を幾度となく聞きました。

これまでの日本人留学生の方に感謝した瞬間であると同時に、この好印象を崩さないようにしないとと気が引き締まりました。

2.人間関係の構築

日本人はシャイで発言しないとよく言われますが、私も自分から会話の輪に入っていけるほど外向的な性格ではありません。職場でも「Yukiは静かだから」とよく言われていたほどです。

しかし、カナダであっても仕事はきっちりやるようにしていたので、「何かあったらYukiに聞けばいいと思ってるよ」と言ってもらえるくらいの、ポジティブな「humble」の意を含んだ「静か」だそうで、ネガティブな意味ではないと補足をもらっています。

職場では偶然にも日本人はおらず、カナダで生まれ育った方やMBA留学に来ている留学生など年齢も国籍も幅広い環境で働いていました。

ありがたいことに、日本食やアニメが好き・日本語を勉強していたことがある・日本に旅行したことがある人たちが多く、日々話題に困ることはなかったほどです。

彼らからの質問の多くは、今まで考えたこともなかった内容も多く、私自身も日本の政治・経済・社会・文化について、改めて勉強するきっかけにもなりました。

この日々のコミュニケーションを通じて、日本に興味がなかった方々には日本のことを少しでも知ってもらえるきっかけを、日本が好きだと言ってくれた方々にはよりコアな部分を紹介したりと楽しい時間を過ごすことができました。

私自身も留学生の母国について色々教えてもらい、たとえ旅行で現地を訪れていたとしても、それだけではわからない話も聞くことができ、視野の広がりを感じました。

いつか彼らと日本で再会し、一緒に観光することが私の夢でもあります。

3.最後に

外から見た「日本」や「日本人」に対して、私の想像以上に良い印象であることを感じました。

もちろん、留学生活を送る中で楽しいことばかりではないですし、カナダで暮らす日本人は少数派の国籍なので、今回の経験がたまたま良い巡り合わせだった可能性もあります。

それでも、そう思いながら過ごすことができた環境に感謝し、私の言動によって「日本人はよくない」というレッテルを貼られないように気を付けないといけないなと思いました。


この記事がおもしろいと思ってくれた方、海外留学、キャリア形成に興味がある人は、フォローやいいね、シェアをしてもらえると嬉しいです。

個別で質問がありましたら、お気軽にこちらよりお問い合わせください。

この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?