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ゼロから始める伊賀の米づくり30:田植え直前、代掻き

前回の記録では、田んぼに水を引き込む水取りについてまとめていました。

今回の記録は、その続きとなる。代掻き しろかきについての記録となります。

今年はやや曇り空の中での代掻きスタートとなりましたが、近所の他の田んぼでも続々とトラクターが稼働し始めています。

緑と土色の風景の中、トラクターの赤・橙の色が際立つ

我が家の代掻きでも、トラクターに活躍してもらいます。
祖父の使っていた、今となってはだいぶ小型のトラクター ですが、まだまだ現役で頑張ってもらっています。

雨や日差しを防ぐ屋根は、祖父のお手製

代掻きの場合、普段の耕起と異なる点は、後方のロータリー部分の設定変更です。

トラクターの背面に回り込んだ様子

ロータリー部分の上部に、右に突き出したレバーが見えます。さらに近づいてみると、以下のようになっています。

耕す深さを調整するレバー。今回は「代かき」に設定し、浅めにする

このレバーを、今回はより浅めにする「代かき」に設定します。回転する刃は深く切り込みすぎず、また、回転する刃で耕した泥を、ロータリーの重さで抑え込みやすくするものです。

さあ、いざ代掻きへ。

水面が平らになると、景色が鏡面のように映り込む

代掻きを終えて一晩経った田んぼです。水と土が混じり合い、ギリギリ水に浸っているちょうど良いくらいの塩梅になりました。

こちらはやや水量の多い田んぼ。一晩放置し、ちょうど良い水量になりそうです。

代掻きを行った後、田んぼの土が安定するように一日放置し、その後に田植えとなります。

田植え機の点検も終え、いよいよ田植えが近づいてきました!


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