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『100日後に死ぬワニ』には新しいビジネスモデルを作ってほしい

昨日、すんごく話題になった『100日後に死ぬワニ』が完結しました。

僕もご多分に漏れず毎日twitterをチェックし、最後のシーンの美しさに心が震えた勢でした。
このコンテンツにリアタイでついていくことができたことへの感謝がすごい。
現代のメディア環境に置いて、コンテンツのあり方にイノベーションを起こした作品であることは間違いないと思います。

一方で、なんかマネタイズはもう少しうまくやってほしかったなというのが正直なところです。

こちらに出たように、書籍化、映画化、グッズ販売が決定されているようです。
ちなみにグッズはこんな感じ。

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いや、別にいいのですが。。
たしかにワニに感情移入していたのも確かですが。。

『100日後に死ぬワニ』が起こした最も大きなイノベーションは、生物はある日突然死ぬかもしれないという儚さを持っているということを、SNSを通じて並走する体験をすることができたということだと思います。
せっかくならば、ここをコアにしたビジネスを起こして儲けてもらいたかったなと。

たとえば、
この内容ってかなり道徳の教科書的で、ここを意識するだけでも人との付き合い方や生き方が変わると思います。
だったら『100日後に死ぬワニ』を教材にした子供向けの道徳教室みたいなものを開いていくとか。

たとえば、
書籍も単に発売するだけじゃなくて、
毎日1話ずつしか読めない電子書籍にして、
のがしてしまった人が追体験できるようになってるとか。

たとえば、
いまコロナで音楽や飲食はありえないほどのダメージを負っています。
だったら『100日後に死ぬワニ』主催で、オンラインライブをやって投げ銭をできるようにするとか。
(タワレコもどうせコラボするならそういうことを提案してほしい)

体験やコンテンツにイノベーションが起こったときには、
それに伴ったビジネスモデルイノベーションも起こりうるのだと思います。
今後のコンテンツのあり方を一変させてしまう可能性を持っていたからこそ、従来ぽいコンテンツのマネタイズだけでなく、ビジネスモデルイノベーションにもチャレンジしてほしかったなと思ったりしました。

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