【HR Impact Lounge #03 レポート】LiB執行役員CHRO&ユニファ人事責任者に聞く「組織の成長期の乗り越え方」

第3回目!HR Impact Loungeのレポートです。

今回も成長ベンチャー企業の組織・人事責任者(≒CHROと呼ぶべき方々)をゲストに招いて開催しました!場所は東京駅歩いてすぐのDiagonal Run東京(ダイアゴナルラン)。本日もモデレーターを務めせて頂きました。

今回はもう冒頭3分後から「乾杯!」ということで飲み食いしながらリラックスモード。ゲストのお二方のフランクさも相まって非常に一体感のある場になり、また、中身も非常に濃いものになりました。

さて今回のゲストは2名。1人は株式会社LiBの共同創業者であり執行役員CHROでもある佐藤さん。LiBさんは女性向けのライフキャリア支援サービスを展開している成長企業。ちなみに弊社(LiBコンサルティング)とは資本的な関係は一切あるわけではなく、社名が似ているのは本当に偶然です。創業もほぼ同じタイミング。いつも勝手に親近感を感じています。


佐藤さんには「”一次成長期”(30~50名の壁)の乗り越え方」「”二次成長期”(100名→)の乗り越え方」と様々お話頂きましたが非常に戦略的、かつ、緻密!「"言葉"を重視することで経営効率は良くなる」、「ビジョンをファーストビジョンとセカンド以降で分けている理由」など示唆たっぷりでした。

続いて2人目のゲストはユニファ株式会社で人事責任者の橋本さん。最近何かと話題の「スマート保育園」、シリコンバレーで開催されたスタートアップのW杯で優勝もされている注目成長ベンチャー企業です。その人づくり・組織づくりで多大な貢献をされている橋本さん。ユーモアも交えて熱弁頂きました。

「ミッション・ビジョンを"自分事化"するための採用設計」「小学校のクラス単位を参考にした心理的安全性を担保する人事の役割」など、こちらも非常に示唆に溢れるお話。参加者もずっとメモを取り続けていました。

今回は参加者からのご質問が多かったのも印象的。皆さん自社の問題意識と照らし合わせてガンガン質問して頂き、納得のある方向付けを得られたのではと思います。

↑ゲストお二人も親身になって熱心に回答頂きました

個人的に印象的だったのは次のような参加者からの質問。

「トップからミッション・ビジョン・バリューの発信がない場合、あるいは、そもそもその想いが弱い場合はどうすればいいですか?」。

これは…超難問です。おそらく本当に想いが弱いとしたら、そこに集まる社員のやる気の受け皿を作り切れないので組織がスケールするのは難しい。

ただ後付けでもいいから想いを強くしたり具現化したりはできると思っています。その時のキーワードは「経営者の原体験」。

どんな経営者であってもその事業を興すに至ったきっかけとなるエピソードや物語があるはず。それを社員や幹部が取り囲んで聞き出して言語化するようなアプローチは有効です。これまでもそんな会社の変革ドラマはたくさん見てきました。

きっと組織がどれだけ大きくなったとしても、新たに加わる人がいる以上、「何のためにやっているのか」「一体何を目指しているのか」については繰り返し語られる必要があるのでしょう。

非常に有意義な場になりました!最後に本日参加者の一部で集合写真。

次回は7月4日(木)です。ゲストはこれまた注目成長企業の株式会社ユーザベース。CHROにご登壇頂きます。場所は渋谷。詳細はFacebookページをフォローください!

https://www.facebook.com/events/2355085351433631/permalink/2355092238099609/?notif_t=feedback_reaction_generic&notif_id=1561177686635207

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?