「君のお金は誰のため」を読んで思ったこと。
読んでいて止まらなくなりました。
こどももおとなも必読じゃないでしょうか。見える風景がちょっと変わりました。
人が自然のものからつくる小さなもの、
小さな便利、小さな豊かさが、
ひとりひとりの暮らしや
仕事を支えていて、
私たちはたくさんの人が積み重ねてくれた先っぽを生きている。
お金は人をつなぐけど、
支えあっているのはあくまで人で、
お金だけをみて
その向こうにいる人がみえなくなると、
”わたしたち”ではなくなる。
私たちが心の底から欲している
”つながりの実感”を失う。
この本を読む前から、
わたしは、
お金はただの紙だ!
・・・という、
野生にもとづく感覚を、
それを貫くのが難しいとわかっていても、そのシンプルな感覚を大事にしています。
ただこの本を読んで、
会社で、私や、同僚や、取引先の担当者がやっていることも、好ましく思えてきました。
もちろん、
自然資源を使いまくり、一次生産者から搾取し、過程がみえづらく、余計なものをたくさんつくっていて、大きな視点では矛盾だらけ、欠陥だらけ。
でも、死者を含めたたくさんの人たちの営みの集積で、身の周りの豊かさがつくられていて、私はその先っぽにいる。
関わる人のそれぞれには、
あり方へのこだわりがあったり、
共感から動いてくれたり、
小さな思いやりがあったり、
そのひとつひとつは、尊い。
うまく歯車が合えば、
大きな支えあいになる可能性がある。
考えることをやめてはいけない。
止まってはいけない。
あり方次第ーーー
会社でも、どこでも、
できることがありそうな気がして、
心の可動域が広がりました✨
要するに、杉を広げながら森を復活させる方法はなんだってあるということ!
(たぶん・・笑)
DIY魂❗
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