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誕生日別 和のお守り文様 12月10日

昔の人は、好みの文様をお守りのように着物や手回りのものにあしらいました。
和の伝統文様は日本ならではのラッキーチャームです。
あなたの誕生日の文様を知り、わが国の文化を身近に感じてみてください。
 
<十二月十日生まれのあなたの文様>
 役者文(やくしゃもん)

歌舞伎役者が自分の文として用いたものを「役者文」と呼びます。
通常屋号の同じ一門が使う「定紋」というものがありますが、個人的に好むものを手ぬぐいなどにあしらったものを「役者文」といいます。
七代目市川團十郎がこうした機運を復活させ、「かまわぬ」を好んだと言われています。
同時代に活躍した三代目尾上菊五郎が「斧琴菊」を重用していたとか。
それぞれの芸名にちなんだものや、しゃれをきかせたものなどさまざまなので、推しの歌舞伎役者のものを身に着けてみてはいかがですか。
 
参考文献:『開運和のお守り文様366日』藤依里子さん著

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