き

【き】客席作らせてください

き!
き!
客席!!

【き】
📌客席
…流石にライブハウスとかではないのでオールスタンディングはないけど観客席。尻肉との戦いだけではない

客席作りは二度戦う

客席って特に固定座席の劇場だと、舞台からの距離が消防法で決まってるので絶対間引かないといけないんですよ。一間張り出すごとに1列間引く、みたいな。なので舞台プランが固まらないと客席数もわからないし最前列がどこになるかも分からないから指定席販売だとエグいことになります。で、間引く、イコール席数が減るってことだからそこも重要。張り出してんのにマックス客席数でなに計算してんの!?って人もいる。ていうか、いた。何それ立ち見NGだからアクティングエリア増えるごとに減るからね!?

自由席でも同じで、舞台プランが出ない限り客席は何ともわからない。これがどういう弊害があるかというと、チケット販売の枚数を設定できないのよ。
もちろん、少なめに最初は設定してても絞りすぎると全体の勢いが落ちるからなーというか。
せめぎ合いやで。

実際の客席作り

まあそんな感じで実際に立て込んで見切れも確認して、こればっかりは座らないとわかんないからなーという話なんだけど、ここで最終的な客席数確定。もうね、客より予約の方が多い時とかあるから知恵ひねるしかない。ならないように気を付けてるけど客足の伸び率の方が勢いある時は「何で断らなくてはいかんのや…」となる。だって1人でも入れたいのに!
それはさておき、客席を作るのは制作の仕事。数を確保し、時には空席が目立たないよう調整して、指定席だったら未発券のところにガンガン入れていく。掃除して忘れ物チェックしてチラシを置いて。全部の席を完全にイコールにはできないけれど(前の人が背が高かったりはどーしてもあるし。ガチャだねー)努力する。
もちろん車椅子とか対応も考える。同じように当日飛び込みで観に来る権利はあるのに、なかなか難しいよね。

客席数かけるチケット価格でしかどうしても売り上げを立てられない以上、その椅子と、椅子から見える風景に少しでも満足してもらえるように。我々のする努力である。

んーでもやっぱ桟敷に座布団の劇場は腰いわすから私も苦手だな!

私に課金していただいたぶんは私が別のエンターテイメントに課金してそれをまたネタにしますので華麗なるマネーロンダリングとなります。