見出し画像

小林賢太郎のアンケートには◯◯の欄がない

部屋の整理をしながら過去のチラシ束を整理していたのだけれど、ひょっこり出てきたカジャラのアンケート。今年も観に行った。ここにあるってことは感想書いてないってことなんだけど!笑

すごい当たり前のように「公演の客席おきチラシ束にはアンケートが入っているものだ」と誰も信じて疑わないんだけど、アンケートの意義って何だろう。一つには「合法的に個人情報をゲットする」というところかな?DMとか欲しいっていう人いるし。私、本当に届くのかどうか試してるもの。性格悪くてごめんあそばせ!(ちゃんと届くところもあってそういうところは安心できる!)しかしまー当日パンフレットとかアンケートとか準備が後手後手になるからほんと全公演共通フォーマットにしているところとか賢いわ。公演名とか入れちゃったら使いまわせませんもの。(劇場プロデュースとかのだと結構そのタイプ)

さて。

ヘッダー画像で一部切れているけれど、このアンケート、

住所orメールアドレスについて記入欄がない 

のである。「市町村までで結構ですって書いてる」ってことはすなわち、連絡先を引き出すものとしてのアンケートではない、ということ。個人情報というものが高値で売買されているという現実があるからこそすごいなそれ!と思ってしまう。
もちろん、「どのエリアからこの公演を観にきているのか」という統計は取れる(次回以降の展開への資料となる)し、「何経由で来場しているか」というのは「どこからの流入・購買が多いのか」ということの反映はできるけれど、やっぱり何よりこれ、「その場にいた観客の声を聞きたい」というのが一番強いのでは。

漫然と「みんなやってるから」ならなくせばいい

「みんなやってるから」で思考停止しているのは本当に苦手。ただ単純に感想を聞きたいのであればツイッターの投稿をエゴサーチすれば済む話だし、DMを送りたいのであればむしろ取り置きのシステムでだって「DMを希望する」の欄があるのだからそこで直に入力してもらえば手書きならではの「読めない」「間違ってる」「届かない」というのだって解決する。SNSがなかった時代だったら感想の声を聞く手段はそれこそアンケートしかなかっただろうけど、今や時代が変わっている。

今一度聞こう

そのアンケートは、何のため?

私に課金していただいたぶんは私が別のエンターテイメントに課金してそれをまたネタにしますので華麗なるマネーロンダリングとなります。