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4/14-28 汗、起きられない

4月14日(日)

なんばHatchでズーカラデルのライブ。以前フェスでライブを観たけれども、単独ははじめて。

前から4列目の端に陣取れたのだけども、ライブが始まってからも人が押し寄せるようなことはなく、間隔を保ったまま終始おだやかに観られてすごく良かった。たっぷり2時間半、20曲以上は演ってくれたように思う。パフォーマンスの格好良さとMCのゆるさのギャップがおもしろかった。好きな曲もたくさん聴けて楽しいライブだったな。

観光客気分で串カツを食べて帰る。


4月15日(月)

3ヶ月の定期券を買ったら、期限が7月と印字されていて慄く。3ヶ月後、もう7月なのか。

最高気温20度、最低気温14度。長袖ブラウスにジャケットでは暑い。
商談時、暑さと緊張が相まってやたら汗をかく。お店を出るとジャケットの背中がぐっしょり湿っていた。ただでさえ汗っかきかつ赤面症なのに、人と話すと余計に身体がほてって汗をかく。
お忙しいから端的に、でも一方的にならないよう相手のお話も引き出しつつ、会話が変に途切れぬよう話題を投げつつでも一問一答にならないように、リアクションはでかくニコニコ愛想よく、など頭をフル回転させないとうまく喋れない、というかフル回転させてもうまく喋れない。結果的にどんなに楽しいひとときになったとしても、どっと疲れることに変わりはない。
もっと楽な気持ちでできないものか。なんでもっと自然にできないんだろう。本来の自分と仕事用の自分はある程度切り離すべき、と頭ではわかっているのに。


4月16日(火)

朝起きられなさすぎる。アラームをセットした時刻の20分前にトイレに立ち、このまま起きれば非常に余裕を持って準備できるなと思いつつもう一度布団に潜り込んだ結果、起きたのはアラームの25分後だった。爆速で準備して電車を一本遅らせ、駅まで走って汗をかく。電車に乗ると汗が冷えてくしゃみ。
そういえばこの前、病院で血圧を測ったら最高値が80を切っていた。低血圧にも程がある。

最高気温22度、最低気温16度。半袖ニットにジャケット。マニキュアがほぼ禿げた指先を見て、今日こそきちんと落とさねばと誓う。

似たような背格好の人、同じような長さのジャケットに似た形のパンツ、なのにわたしはちんちくりんであちらはシュッとして見えるのはなぜなのか、と見比べたところ、わたしはぺたんこローファー、あちらは3センチほどのヒールだった。なるほど〜と思うがヒールを履く気概はない。

数週間前から、目の縁とまぶたがかゆくてかゆくてたまらない。お風呂〜就寝前と朝だけかゆい。目がかゆくて目が覚めるくらい。なぜなのか。
目頭に指の腹を押し当てるようにして掻いていたら爪がまぶたを傷つけてしまい、うっすら切り傷ができてしまった。しかも両まぶた。ヒリヒリ痛い。

夜 エビの卵とじ丼、野菜スープ。
あてにしていた冷凍餃子がなくて、ふるさと納税のエビであわてて急ごしらえ。

遅く帰ってきた夫(夫!)、おみやげだとお刺身盛り合わせを差し出す。デザート感覚でお刺身買ってくるのウケる。もちろんおいしくいただいたが。
寝入りばな、なんか子守唄を歌ってくれと頼むと聞いたことのないフレーズで、なんの曲なのかと訊くと、戊辰戦争の新政府軍の行進曲だそうなのだった。癖が強すぎる。


4月17日(水)

両まぶたの傷、うっすらかさぶたに。目立つ。

商談時、隣に上司がいるとそんなに汗をかかないことに気づく。「いざとなったらなんとかしてもらえる」という心の余裕によるものなのだと思われる。なるほどね〜。心と身体って密接にかかわっているな。

終業後、小説が読めない。文字を追っても内容が頭に入ってこない。


4月18日(木)

軽々と生きたい。具体的には、やるべきことをやるべきときにきちんとこなし、メンタルコントロールがうまく、自分を鼓舞する術も甘やかす術も熟知していて、暮らしを楽しむ手段をたくさん持っている人になりたい。いつもその場しのぎで這うように生き延びている。


4月19日(金)

いよいよ仕事での必要に駆られて運転の練習。ハンドル・タイヤ・車体の向きがどのように連動しているのかが本当にわからず、なかばパニックになりながらやみくもにハンドルを回す(※周囲に何もない広い駐車場などでやっています)。
配偶者になったことで夫の自動車保険が自動的に適用されるらしく、婚姻制度〜と思う。


4月21日(日)

髪の広がりぐあいと毛量の多さに耐えかねて、約3年ぶりにストレートパーマをあてる。
施術後に頭をさわってみると、頭蓋骨が近い……!これまでは髪の毛がクッションになって「モコッ」という手ざわりだったのに、手をふれるとすぐそこに頭蓋骨の固さを感じるようになった。感激。


4月22日(月)

ひとりの夜はけしからんごはんばっかり食べている。

半額のいくらとふるさと納税のサーモン丼、
ふるさと納税のえびでガーリックシュリンプ



4月24日(水)

断末魔のような子どもの叫び声が耳をつんざく。
サイゼリヤ、丸亀製麺、くら寿司、マクドナルド、ショッピングモールのフードコート。わたしが普段お昼休憩をとる安価な飲食店には、どうしても子ども連れが多い。かといって毎日ゆったり過ごせるお店で外食するわけにもいかないので、仕方がない。イヤホンをつけてものを食べると咀嚼音が響くから嫌なのだけども、やむなく大音量で音楽をかける。

運転免許証の氏名変更に際して(遅すぎ)、手続きを委任する&本籍地と現住所が異なるため住民票が必要となり、コンビニのマルチコピー機で出力。
氏名と本籍が変わっており、戸籍の筆頭者名が夫となっていた。入籍後、特に目にする機会がなく地味に実感が湧いていなかったので、おお〜としみじみ感じ入る。前居住地である高円寺の住所も記載されていて、ダブルで感慨深い。


4月24日(金)

半年に一度くらいやってくる、ジョリーパスタの明太パスタ欲。仕事終わりに運転の練習がてら出かける。

イカも入ったやつにした。大盛り

本当にうまい。唯一無二の味だ。


4月25日(木)

自分奮い立たせソングを聴きながら出勤。
週5労働、本当にきつい‼️仕事内容を差し置いても、シンプルに毎朝早く起きて最低8時間を労働に費やすことがきつい。毎日12時出勤か1日5時間労働か週3労働が良い。
でも今日は給料日!人生をまかなうための資金を自分の力で手に入れた証だ。えらい。

書店の学習参考書のコーナーで、男子高生たちが「俺〇〇目標」「俺も!名前かっこええしな」とわたしが卒業した大学の名前を挙げていて、不意に目頭が熱くなった。勉強はものすごく大変だったけれども、志望校合格だけを見据えて脇目も振らずに努力するのはある意味楽なことでもあって、その状況下にある彼らがうらやましいなと思ったのだった。
今はどこを目指してがんばればいいのかわからない。大人って長い。

2人掛けの座席で、窓側が空いているのに頑なに通路側から動かない人あるある:すぐ降りるんかと思いきや結局終点まで一緒


4月27日(土)

友人と会ってパンケーキを食べる。お互い年々根暗になっている気がする話などする。でもヘルシーに働くこと、楽しく生きることを諦めたくない。
帰路、手に持った紙袋には大好物であるサーモンの塩辛とさっき買った本が3冊入っていて、幸せだ、と思った。こういう幸せが大事な人たちの人生にも定期的に訪れてほしい。


4月28日(日)

両家顔合わせ。ホテルの中華料理店へ。
往路で昨日買った「女による女のためのR18文学賞」特集の小説新潮を読みたいけれど、今日は何読んでるの〜?となった場合ちょっと気まずいやろと思い、恩田陸『spring』をかばんに入れる。バレエダンサーの男の子の話。いきなりおもしろくて引き込まれる。『蜜蜂と遠雷』の再来感。

顔合わせの食事会は、はじめは緊張感こそあれど、終始なごやかに楽しく過ぎた。
会う機会もあまりない他人同士なので、別に馬が合わなくたって構わないとは思っていたけれども、結果的にお互いの家族が仲良くできそうとわかってやっぱりうれしかった。とても良い時間だった。
結婚関連のイベントはひとまずこれにて終了。来年、どこかでちいさな式を挙げられたらと思っている。


サムネイルはひさしぶりのジェルネイル。自分が整ってゆくのがうれしい。

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