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メタラーと介護

私は文章指導もしているんですが、バンド活動もしています。今日はライブです。もしよかったら配信もあるので、文章指導している先生がどんなライブをしているのか興味があったら見てみてください。あまり文章指導とは関係ありません(笑)

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右から2番目のギター私

Hell Flagというハードロックのインストルメンタルバンドです。

途中休んだ時期がありましたが、私は若い頃から活動してるんですね。ライブがある日は、テンションを高めるために、朝から大好きなロックをガンガン大音量でかけて自分の気持ちを盛り上げていました。さすがに集合住宅だと厳しいので、ヘッドホンしますけどね。

ところが年月を経て今。やはりここで介護のことが頭をもたげます。昨日もちょっと父がよろけたりして心配で、朝から見守りカメラを見ていました。そんな感じだと、テンションがあんまり上がらないんですね。

昨日もゲネプロだったんですが、リハーサル中に「私こんなことしてていいのかな」って言う気持ちが出てきてしまい、集中できない部分がありました。もちろん「集中なくちゃ!」と気合で集中はできるんです。けれども、ライブと言うとそれ以上のものが求められます。つまりお客様を楽しませるという行為ですね。そのためには、まず、自分が心から楽しんでいることが前提条件。それからの〜お客さんを楽しませるという状態になります。それが何か悩みがある。特に介護のような暗い悩みがあると、なかなかそこまで気持ちを持っていくことができません。

今朝もどよーんとしています。自分の趣味と、介護のバランスですが、精神衛生上、自分の趣味は削らない方が良いということがあらゆる介護の本書いてあります。介護鬱の予防、その人の人生の尊重、いろいろな理由がありますけど、好きなことをすることにより、介護のストレス解消になり、結果、介護側、される側、双方に良い効果をもたらすということが理想的に書かれていますが、当事者としてはなかなかそう思えないのが実情です。

特にハードロックと介護と言うのはかけ離れた状態にあるので、むしろ、ものすごく罪深いことをしているような気持ちになってしまうんですね。例えば、趣味が写真とかお花とかだったら罪深く感じる人はあまりいないのかなー。知らないけど。

もちろん、ハードロックやっているバンド仲間で介護してる人なんてたくさんいるんですけど。みんな、気持ちどうやって切り替えてるのかなあ。ステージ上のお客さんを楽しませる、むしろ煽ると言う状態に心を持っていくのがとても難しい今日この頃です。

でも今日は頑張るぞー。

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