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今は「多機能トイレ」って言わないんだね

今日は大阪に大荷物で移動。

ギター2本、スーツケース、バッグ2つ

トイレに入る時、この荷物でもギターが1本の時は、なんとか個室に入れる。ドアを開け、荷物を入れて、体を入れて、体の向きを変えて、ドアを閉めて、荷物の位置を整え、便座に座るスペースを確保する感じ。ところがギターが2本になると、もう入ることすらできない。
そこで、お世話になるのが多機能トイレ。

今日も、新幹線乗り場の多機能トイレの前に並んでいたら、中から出てきたのがチェロを持ったお姉さんだった。お互いの荷物を見て「そうだよねえ」って頷いた(笑)

父の介護をして気づいてきたのだけど、車いすユーザーにはとても良い空間。大人のおむつ替えもなんとかできる。そんな空間を大荷物だっていうだけで使っていいんだろうか。ちょっと罪悪感がある。
で、調べてみたら、今は「多機能トイレ」って言わないんだね。

こうした多機能トイレに利用者が集中する状況が生じています。そこで、2021年3月に国は「高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準」を改正し、設備・機能の分散配置や「多機能」「多目的」等の誰でも使えるような名称を使用しないことが示されました。都は、国の動きも踏まえ、福祉のまちづくり条例施行規則上の「だれもが利用できる旨の表示」を 「車椅子使用者用便房の設備及び機能を表示」とする改正を令和3年10月に行いました。

東京都「バリアフリートイレとは?設備の内容や使い方のマナー、探し方を紹介」

https://www.daredemo-tokyo.metro.tokyo.lg.jp/feature/what-is-barrierfree-toilet/

緊急時などには健常者も利用できるものですが、通常は「一般的なトイレの利用が難しい人」を優先するようにしてください。

上記サイトより

私は、今、一時的に一般的なトイレの利用が難しい人になっているが、通常はそうではない。でも、大きな荷物の旅行者が多い中、駅のトイレはどうあるべきか、考えていかないといけないんじゃないかなあと思った。

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