見出し画像

理詰め娘と認知症の父

認知症の人との対話については
傾聴すればいいとか
否定しないで話をするとか
色々なテクニックがあるけれど

その人との関係性に則して対話しないとだめだと気づいた

人権とか威厳とかプライドとか
思い出とか美意識とか
たとえ認知症でもしっかりあるから

そんなハウツー本に載っているようなことではなく
やっぱり自分で関わり方の正解を見つけていくしかない
その親とその子どもの関係は、この世に1パターンしかないから

私と父がどういう関係だったか
それを父側から見てどうなのか
私はそこの想像の域を超える妙なテクニックを使っちゃいけない

例えば、相手の話を肯定することが、一般的には正しくても
私はそういう子ではなかったから
頷いて肯定ばかりしていると「ちゃんと聞いているのか?」となる。
私と父は理詰めで対話する関係だったから
その立ち位置や関係性は変えちゃいけないんだ

ただ、その理屈で、認知症の人を言い負かしちゃいけないだけ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?