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親も遠けりゃ子も遠い マガジン「遠距離介護」

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仕事をしながら遠距離介護スタート。実家の側に住む妹に介護チームリーダーになってもらい、色々と模索しながら頑張っています。自分の老後も考えつつ、50代60代のライフスタイルを考察。… もっと読む
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記事一覧

介護は家族と福祉のチーム戦

介護が必要になったと感じたら、まず「地域包括支援センター」に相談する。今はそのようになっ…

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親が生きている間に実家を片付ける時に、親から取り上げているもの

歳をとると、肉体的にも精神的にも力がなくなり、物が片付けられなくなる。この前の祝日「我が…

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新幹線ホームドアの中側を走る人たち

いつもの週末の介護を終えて、東京に向かった。私にとってはいつもの週末だったけど、世の中的…

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撮影スポットの近くに年老いた両親が住んでいると想像してみて

富士山を撮りたい気持ちは分かる。私も富士山大好き。小学6年生で東京から転校して以来、大学…

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父が不思議なことを言っても許せるようになってきた

認知症の父は、時々不思議なことをいう。 例えば、テレビの下に石があって、そのせいで今日は…

YukaMatsushima
2週間前
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人生100年時代でも独身男性の平均寿命は67.2歳!?

昨日、久しぶりに、望月りん先生(小学4年生)の講義を聞いた。取り上げていたのは、有名な『D…

YukaMatsushima
1か月前
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父を歩かせたいのか、歩かせたくないのか、もう分からない。

83歳の父は、大腿骨を骨折して手術をし、3か月入院生活を送っている間に排泄感覚がなくなってしまい、おむつをする老人になってしまった。 もちろん、骨折後なので歩けない。退院からしばらくは車いす移動だった。 手術をした先生が「大腿骨を骨折したお年寄りは「だいたい」反対側の「大腿」骨も骨折するよ」とシャレみたいなことを言っていたけれど、本当に約半数の人が反対側も骨折するそうだ。 そんなことになってしまったら、それこそ寝たきりになってしまうと、私たちは父を一人で立たせないような工夫

認知症の大変さ。人よりマシ。でも自分の定規で測ると日々最悪の更新

認知症の人に寄り添うのは、よほど人間ができているか、専門家とかじゃないと、結構難しい。特…

YukaMatsushima
1か月前
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ネットで家電を買っても、メロンはついてこないね~物を買うのはネットか対面か~

自宅の洗濯機を乾燥機付きに買い替え要介護3の父の粗相が多くなってきたので、実家の洗濯機を…

YukaMatsushima
1か月前
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理詰め娘と認知症の父

認知症の人との対話については 傾聴すればいいとか 否定しないで話をするとか 色々なテクニッ…

YukaMatsushima
1か月前
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私の休日の過ごし方、三選

私は個人事業主なので、基本的に休日は自分で決められる。一応、世の中に合わせ、土曜日と日曜…

YukaMatsushima
1か月前
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正解。卒業式の歌に気づいたこと

今日は私がコミュニティスクール委員を務めている中学校の卒業式だった。久しぶりに入場制限の…

YukaMatsushima
1か月前
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大きな買い物を認知症の親に説明する

ドラム式乾燥機付き洗濯機を購入することになった。 本当はそれくらい買ってあげる余裕が私に…

YukaMatsushima
1か月前
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認知症の父は、食事そのものに感謝しながら食べる。

認知症の父から学ぶことは、非常に多く、そして深い。 最初のうちは、認知症の父がただただ不安で仕方がなかった。 例えば、食事。 自分のお皿と他の人のお皿の区別がつかないし、食べる順番も分からなくなってしまった。 特に私はファザコンなので、威厳がなくなってしまった父にかなりのショックを受けた。 でも、なんとかしなくちゃいけない。 人のお皿との境界線問題に関しては、大皿料理をなくすこと、一人分の食事はお盆に乗せるなり、近くに寄せるなりすることで解決。順番が分からなくなる問題につ