塩辛いか乃@当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター

世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。コラムニスト。同志社大学文学部英文学科卒…

塩辛いか乃@当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター

世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。コラムニスト。同志社大学文学部英文学科卒。繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘・抗がん剤)。仕事のお問い合わせはyukaikayukako@gmail.comまでお気軽にどうぞ

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

プロフィール/仕事のご依頼について(ライティング・WEB編集・コンテンツ企画)

はじめまして。「塩辛いか乃」と申します。 神奈川県在住のアラフィフ主婦ライターです。プライベートなことも書いているのであえて匿名で活動しております。 会社員時代にWEB編集、ライター経験。育児中にSNS起業で発信し、ブログ講座などを開催してきました。 「世の中のあたりまえを疑う」視点を大事にして記事を書いております。 このnoteは「コンテンツとして読めるもの」を書いていこうという意識のもとに始めましたが、ありがたいことに友人たちから好評をいただき、「面白い」「読みや

    • いじめの構造をつくっているのは「サイレントマジョリティー」なのかもしれない

      大勢でつるむのが苦手だ。 自分の心を開ける相手と、忖度なく本音で話し合いたいという気持ちが強いので、どうしても大勢になるとそれができない。 大勢で話すと、個人的な話が減る代わりにご近所さんのうわさ話とか、どうでもいい学校の話題とか、誰得?な「最大公約数の話題」に終始しがちでつまらなくなってしまう。 大勢でつるんでる人はそんなことを思っていないのだろうか?とふと考えてしまう。 そして、大勢で話しているときに感じる、特有の違和感ってのもある。 違うなと思ったことに対して

      • 家事=女性、酒=男性?染みついた性差にモヤッとした話

        by themさんに記事が掲載されました。 掲載記事についてひとつひとつは紹介していなかったけれど、noteにも紹介して行こうと思います。 こちらの記事にも書いたけれど、 家事=女性、酒=男性、とか「性差」って意識できないレベルに深く染みついているなと思う今日この頃。 うきうき出かけた某キッチンショールームでは「奥様がお手入れしやすい形状です」っての連発にうんざりしたり、ビールを頼めば必ず旦那の前に置かれたりってのがいつもモヤっとする経験を担当編集者さんと盛り上がりなが

        • その数、2200種。色とりどりののバラに囲まれる至福のとき。横浜イングリッシュガーデンでエナジーチャージする5月。

          こちらを毎年訪れるようになって何年目だろうか。 キュートで優雅でエレガント、とてつもなく胸がキュンキュンするあの感動を味わいに、毎年バラが満開となる5月、横浜イングリッシュガーデンを訪れる。 「バラが好き」とか「花が好き」とかいう自覚はなかったのだけど、こういう洋風の建物にツルが絡まっている花の風景とかは何となく好きだった。けれど花とか可愛いものに無縁の家で育ったもんで、覚醒するまで時間がかかったね。やっぱいろんなものに触れるって大事。 わたしは昔から絵画とかも好きだっ

        • 固定された記事

        プロフィール/仕事のご依頼について(ライティング・WEB編集・コンテンツ企画)

        マガジン

        • 思ったこと。
          43本
        • 当たり前を疑うアラフィフのコラム
          298本
        • メディア掲載・出演情報
          2本
        • アラフィフ女のキュンキュンを詰め込んだマガジン
          47本
        • アラフィフ主婦のおすすめ名所ガイド
          41本
        • 繊細ちゃん息子育児
          48本

        記事

          正義感という皮をかぶり、安全な場所から誰かを裁く人たちに思うこと。

          世の中には「誰かを裁きたい人」が多いようだ。 SNSで「炎上」騒ぎを見ていると、ただ意見を述べているだけなのに、「◯◯がかわいそうです」「そうじゃないひとに不親切です」など、断定するようなコメントが多いこと多いこと。 そこに至るまでの流れがあるのに、たった一部分を切り取ってああだこうだと部外者が騒ぐ、というのにも辟易。 それに乗っかり、さまざまな人が野次を飛ばす。「ガッカリしました」とか、勝手に期待しておいて勝手にガッカリするという方もいらっしゃる。 発言者の意図や背

          正義感という皮をかぶり、安全な場所から誰かを裁く人たちに思うこと。

          5/1(水)22:00~ABEMA Primeにゲスト出演させていただきます

          バタバタしていてnoteの更新が全然できていない!と焦っている中お知らせです。 なんとなんとわたくしABEMA Primeさまにお声がけいただき、zoom出演させていただくことになりました。 テーマはグループLINEのあれこれだそうで。 女子SPA!さんで書かせていただいているエピソードを読んでお声がけいただき、体験談などを交えてトークに参加させていただけると。 実は超ミーハーなわたしは二つ返事でお受けしましたとも。 女子SPA!さんでの寄稿記事はこちら。 by t

          5/1(水)22:00~ABEMA Primeにゲスト出演させていただきます

          藤原氏すげぇ。って話。NHK大河ドラマ「光る君へ」をきっかけに知った藤原氏のあれこれ

          やっと、1年を通して見られそうな大河ドラマに出会った。 今まで日本史など興味ゼロだったのだが、40半ばを過ぎてから「自分がもはや歴史の一部である」ことに気づき、急に歴史に興味を持つようになった。 それで大河ドラマを見るのだけれど、どうにもいつも断念する。その理由は、ほとんどの大河ドラマが乱世の世を舞台にしており、戦のシーンがめちゃくちゃ多く、バッサバッサと人が斬られて死んでいく生々しいシーンが多いからだ。映画やドラマで多少見慣れてはいるものの、想像力豊かなので、大量に人が

          藤原氏すげぇ。って話。NHK大河ドラマ「光る君へ」をきっかけに知った藤原氏のあれこれ

          30年ぶりにスキーに挑戦したきっかけは、高1息子のひとことだった

          まさかこの歳で、30年ぶりのスキーをすることになるとは思わなかった。 ユーミンの「恋人がサンタクロース」世代よりは後だが、大学時代はがっつりスキーブーム。流行に乗ってみたい気持ち、とにかく派手派手なスキーウェアを着てなんかウェイウェイしてみたいという若気の至りな時期に挑戦したことはある。 ただ問題はわたしの運動神経と臆病な性格。バランス感覚もゼロ。臆病なので思い切ってやる、ができずに「走る」以外の運動はすべて苦手。 何度も行ったことあったけど、スピードや転ぶのが怖くて初

          30年ぶりにスキーに挑戦したきっかけは、高1息子のひとことだった

          【追悼】伝説の映画宣伝プロデューサー、叶井俊太郎氏によせて。ペンネーム「塩辛いか乃」の発祥は叶井さんの映画がきっかけだった。

          映画界の異端児、映画プロデューサーの叶井俊太郎氏が亡くなった。享年56歳だった。 叶井さんは映画業界では超有名人。エログロなカルト映画やB級映画を買い付け、ぶっ飛んだ宣伝手法でヘンテコ映画を世に送り出し続けたレジェンド宣伝マンだ。 サラリーマンながら、その奇抜な発想力と行動力、人懐っこさで業界の異端児と呼ばれながらも数多くの映画監督や業界人に愛されていた叶井さん。 そんな叶井さんだが、末期の膵臓がんが分かり「余命半年」と宣告を受けた。けれど標準治療を選択せず、日常通り会

          【追悼】伝説の映画宣伝プロデューサー、叶井俊太郎氏によせて。ペンネーム「塩辛いか乃」の発祥は叶井さんの映画がきっかけだった。

          アラフィフ主婦が「40代からの女性限定ダンススクール」で小悪魔的セクシーKPOPダンスに挑戦してしまった話

          ついにデビューしてしまった。 アラフィフ、絶賛中年太りのわたしが、セクシーすぎるK-POPガールズグループのダンスを踊ってしまったのだ。 きっかけは、ある日届いた一通のメール。 昨年、BTSにハマったわたしは、推しのダンスを少しでも踊ってみたくてK-POPダンススクールの単発クラスを受講した。あまりに楽しくて大興奮のままnoteに体験記をアップした。それを見たダンススクール経営者の方から、ぜひ体験レポを書いてほしいという依頼をいただいたのだ。 ライター冥利につきる依頼を

          アラフィフ主婦が「40代からの女性限定ダンススクール」で小悪魔的セクシーKPOPダンスに挑戦してしまった話

          ものごとの「捉え方」ひとつで、幸せにも不幸にもなるなと思った話

          彼女の考え方が好きで、いつも尊敬している先輩がいる。 神社ツアーなどを開催している、くれや萌絵さん。 10年ほど前、萌絵さんが考案した「振り返りノート」の講座のファシリテーターをさせてもらったのがご縁でお付き合いが始まったのだが、当時から萌絵さんの思考回路が面白くて仕方がなかった。 ビビリであれこれ考えすぎて何事にも「うまくできなかったらどうしよう」と極度の心配性のわたしと対局で「なんとかなるからええやん」というシンプル思考の萌絵さん。ぐちゃぐちゃ考えて煮詰まっているとき

          ものごとの「捉え方」ひとつで、幸せにも不幸にもなるなと思った話

          海、虹、満天の星。オフシーズンの宮古島は癒しでしかなかった

          中学受験塾時代、母子ともに仲良くなった親子と、受験休みを利用して今年も宮古島に行ってきた。 昨年たまたま「育児が大変だからビーチリゾートで息抜きでもしたいよねぇ」という話から実現した宮古島の旅。オフシーズンで人が少ないうえ、どんな観光スポットにも興味ゼロでスマホばっかり見ている息子たちを連れまわすのにもちょうどよい広さ。という条件で残ったのが宮古島だった。 実際に行ってみたら大当たり。とても楽しく充実した時間を過ごせた。 これに味を占め、今年も同じ時期に行こうということ

          海、虹、満天の星。オフシーズンの宮古島は癒しでしかなかった

          超がつくほど「あがり症」の自分について、原因を考えてみた

          わたしは「超」がつくほどあがり症だ。 人前に立つことや人と話すことが好きなのだけど、オフィシャルな場や仕事のプレゼンとなると緊張して頭が真っ白になる。 なのに営業職とかやるもんだから、新規訪問で会社案内するのにアワアワして言えなくなったりして、そのたびに自己嫌悪。 客先に慣れてくるとだんだん大丈夫になってくるのだが、本当に最初の頃は緊張がひどく、前日も眠れなかったり、プレゼンの一週間前からソワソワしたりとなかなかのものだ。 それでも経験を重ね、子どもが小さい頃には講師

          超がつくほど「あがり症」の自分について、原因を考えてみた

          必要に迫られ寝室にワークスペースをつくってみたら、新たな発見があった

          まさかこんな日が来るとは思わなかった。 わたしは産後、主婦起業やライターの仕事で、リビングに据え置きのデスクトップマシン1台で今まで仕事をしてきた。 だけど昨年の夏、たまたまお声がけいただいた仕事でいわゆる「リモートワーク」もするようになってきた。 ひとりで作業するのであれば、リビングに人がいようが何であろうが関係ないのだけど、zoomで打ち合わせとなるとそうはいかない。 わが家は夫が嘱託でわりかし在宅することが多かったり、息子は学校があるのに行かなかったりと、本来な

          必要に迫られ寝室にワークスペースをつくってみたら、新たな発見があった

          薄毛に悩む85歳の母に、抗がん剤経験者のわたしがウィッグ指南した話

          自分の経験で得た知識が、誰かの役に立つことに喜びを感じる。 そんな、おせっかいおばちゃん気質のわたしは、85歳になる母にも何かとおせっかいを焼く。 母はわたしと違ってあまり自分から行動するタイプではない。あるものでなんとかする、というマインドなのでついつい手を出したくなる。 過去には、もともと難聴があった母が一人暮らしするにあたり必要だと判断し「まだ聞こえる」と主張する母を説得して補聴器を買いに連れて行ったり、不愛想な歯科医が入れ歯を調整してくれないとなれば自分が信用し

          薄毛に悩む85歳の母に、抗がん剤経験者のわたしがウィッグ指南した話

          未知の自分へ、変化を楽しむ。歴史ある香水に心奪われるアラフィフの話

          わたしの鼻はとても敏感だ。 妊娠前までタバコを吸っていたのであまり鼻が良いという自覚はなかったが、妊娠を機に禁煙。鼻が特に敏感になると言われているつわり期を迎え、本格的に鼻が良くなった。別室で寝ていてもご飯が炊ける匂いが分かるくらい。 出産後もその鼻の良さは変わらず、いまに至る。鼻が良いというのはいいことばかりではない。人工的な香りが強い洗濯洗剤などに気持ち悪くなってしまうなど困りごとが増えた。 電車の隣に座った人、映画館で隣に座った人などの香りがきついとそれをこらえる

          未知の自分へ、変化を楽しむ。歴史ある香水に心奪われるアラフィフの話