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【研究報告書】新卒フリーランスという働き方は学生にとって新しい選択肢になり得るのか?

急に寒くなって凍えているyukaです。

今回は、 #新しい働き方LAB の指定企画である
「新卒フリーランス」という働き方は、学生にとって新しい選択肢になり得るか? 〜自分の強みを見つけて「仕事」に繋げてみよう〜
の最終報告書です。

まずは実験テーマや目的、実際に学んだ内容などを書き自分の考えの変化や、感じたことなどをに書いていこうと思います。果たして自分の考えは変わったのか、変わらなかったのか…?


実験テーマ

「新卒フリーランス」という働き方は
学生にとって新しい選択肢になり得るか?
〜自分の強みを見つけて「仕事」に繋げてみよう〜

実験の目的と背景

正直自分が何を目的としてきたのかすっかり忘れてしまったので、6月に書いたノートを見返してきました。笑
それによると、当時の自分はこんなことを目的としていたみたいです。

①新卒就職の情報は積極的に発信される一方で、新卒フリーランスに関する情報はほとんど見つけられない。実際にどの道に進むかは別として、新卒フリーランスという道、そもそもフリーランスの働き方、あり方について知りたい。

➁大学在学中に結局「やりたいこと」は見つからなかった。目標をもって働くフリーランスの方々の経験や考え方を聞いて、キャリアの歩み方について視野を広げたい。

➂将来フリーランスという働き方に興味があるため、どんな能力が必要とされるのか、どうやって仕事を獲得するかなど実際に成功している方からお話を聞いてノウハウを学びたい。

④企画を通して様々な人とオンラインで交流することで、様々な人の仕事に対する価値観や味方を知りたい。

6月の研究計画書から

自分で言うのもなんですが、結構真面目に書いてますね。笑
当時は就活し始めで、自分自身何がしたいかわからないし就活辛いし逃げたいし…みたいな気持ちでして、フリーランスの方の話も聞きたいな~~もう無理だよ~(´;ω;`)となかばすがるような感じで参加を決めたことを思いました。

半年間の実験内容


【7月】

思考整理のスペシャリストに学ぶ
「自分の得意や好きの見つけ方」

シモカタセイジ先生から、
・自己理解の深め方
・スキルを自分の武器にするためにすべきこと
・自分の得意や好きの見つけ方
を教えていただきました。

いろいろ有益なお話をしていただいたのですが、特に印象に残っているのは

「フリーランスが素晴らしいとは一ミリも思っていない。
自分が自分らしいと思えてそれに納得して楽しんで仕事ができるのであれば働き方はどれを選んでもいいと思っている。」

7月勉強会より

という最初にお話しされたことです。正直フリーランスで働いている方なので「フリーランス最高だぜ!お前もなろうぜ!」みたいな話なのかと思っていたので本当にびっくりしました。勉強会の中では一貫して、「自分が納得できるか?自分はそれでいいと思えるか?」に重きが置かれていたように思いました。


【8月】

LOY2023受賞コピーライターに学ぶ
「クライアントの心を掴むプロフィール文の書き方」

中新大地先生から
・クライアントの心を掴むプロフィールの書き方
・新卒フリーランスとして働いてきた経験
を主にお話しいただきました。

中新先生は実際に新卒フリーランスとしてお仕事を開始されていた方なので、働き方のイメージがとてもつきやすかったです。自分が実際新卒フリーランスとして働くとこんな感じになったのかな~~とか思って聞いていました。
また中新先生は一貫して

スキルがないといけないと思われがちだが、そんなことはない

8月の勉強会より

ということをお話しされていて、少し自分の中でのフリーランスに対するイメージが変わりました。フリーランスって、エンジニアとかデザイナーとかそういう「専門的なスキル」がないとできないよなと思っている部分が少なからずあったので、スキル「だけではない」んだな~と思うことができました。


【9月】

書籍表紙デザインの達人に学ぶ
「選ばれるパッケージの作り方」

イチハシアイ先生から
・クライアントに選ばれるパッケージ
・サムネイルの作り方(実演)
をお話しいただきました。

イチハシ先生は、自分にも同業者にも優しく!ということをおっしゃっていて「この人絶対天国行ける感じの人だな~~」と勝手に思っていました。(とても温かい心の持ち主なんだなという意味)

お話の中で特に印象に残ったのは、

しごともあそびも「たのしい!」がベースに(≠楽)

9月の勉強会より

というところです。楽しいけど楽ではないというのがポイントだな~と話を聞いていて感じました。楽しいと楽って同じ漢字なのにイコールにならないのおもしろいですよね。
楽ではないけど楽しいと思えるって本当に好きなことではないと自分はできないなって思います。


【10月】

営業職初のLOY受賞者に学ぶ
「ランサーズを活用した営業ハック」

TAKA先生から
・ランサーズを最大限に活用した提案営業
・営業の際に使える小技たち
についてお話いただきました。

実際にこの月の課題はできていないのですが、マインドとして大事だなと思ったのは、

一番いいのは「営業しないでも仕事が取れること」
そうなれるまでに必要であれば営業をする、仕事がなくなってしまったときに営業や提案ができるという状態でいると安心材料になる。そういう意味で1つの「武器」として営業をやっていってほしい。

10月の勉強会より

ということです。営業の講座なのに一番いいのは営業しないことなんて言うの!?って聞いたときは思ったのですが、その後に続く内容を聞いてとても納得がいきました。「一種の保険的な意味で営業をしよう」という考えは全くなかったので、それなら億劫だなとか思わずに営業できそうかも…と思いました。
面倒だなという気持ちを少しでも取り除くのって大事ですよね…。


【11月】

自分に合ったキャリアを描き、自分らしく生きる未来を切り拓こう

行武亜沙美先生から
・キャリアマップを作成の仕方、考え方
・作成をする際に過去・現在の経験から自分の思考や傾向を考える方法
・未来への目標設定の際の考え方
をお話いただきました。

行武先生が講座の最初にしたお話で、

高度なスキル=心地いい人生ではない

11月の勉強会より

という部分が印象に残っています。中新先生のお話とも通ずるところがあるのですが、やっぱり専門性がある、高いスキルがある、だけでは成立しないんだなと確信しました。
また、仕事として成立したとしても自分の満足がいくかどうか?って確かに別だよね~と思います。

アウトプット・成果

これまで学んだことかくフェーズ長いよ!!!!って感じなんですけど、それぐらい濃い内容だったんです!!!!!これ無料でいいの?って毎回思ってました。

ここからやっと、私の心境とか学んだこととか書いていきたいと思います。

①自分にとって新しい働き方につながったか?

これはPMのはりーさんの最終報告書ガイドのnoteにあった視点の1つです。大事だなと思ったのでそのまま使わせていただきました。

はりーさんのnote。はりーさんの各文章が個人的にすごい好きです。☟

この問いに関してはもう間髪入れずYES!!!!!と答えたいですね。本当に働き方に対する考え方が変わったと思います。

この企画に参加するまで、正直「世の中には楽しんで働いている人なんているのか??」と思っていたんですよ。先に社会人になった友達、先輩、ほかの大人たちなど、ほとんどの働く人たちが「社会人辛い、仕事辛い」って言っていて、あ~~社会人とか最悪だろうな嫌だな、って思っていたんです。でもここで出会った参加者の方や、講師の方たちは真逆で「大変なこともあるけど、それでも楽しい」と言っている方ばかりで、働くってそんなに悪いことじゃないし悲観しすぎなくてもいいのかもと率直に思えたんですよね。

なんというか、自分の選択次第で最悪にも最高にも普通にもできるんだなと感じました。(最悪な人は自分で最悪を選んでるとかそういうことが言いたいわけではないので注意してください!!!)言語化へたくそなので難しいのですが、自分で人生の手綱を握れるんだ!!握っていいんだ!!と思ったということが言いたくてですね。「いや自分の人生なんだから当たり前でしょ」と、本当そうなんですが…。最近、「自分の人生なはずなのにどこかそうではない感じがする」という感覚がどこかでありました。自分の選択を否定されたくないとか、道を外れるのが怖いとかもろもろの気持ちがあり、「こうすれば誰からも文句言われないだろう」みたいなものを選びたい気持ちが増していたように思うんです。(実際だれからも肯定される選択はないんですが)ですが、この半年間一連の講座を受けてみて、講師の方々の生き生きとした姿から「好きなものは好きでいいし、やりたいならやればいい。自分が納得するかどうか?」というメッセージを自分なりに受け取って、「もう自分の好きなことやったらいいわ」といういい意味で投げやりな気持ちになることができました。

あと、やっぱり「自分が好きなことを仕事にしたい、そういう自分でありたい」といったときに「社会はそんなに甘くない」とか、「そんなこと無理」とかたくさん言われてきたんですが、好きなことは仕事にできるという絶対的な確信を得ることができました。
これは「楽して好きなことを仕事にできる」と思ったということではなくて、「本当に好きであきらめがつかないことならそのねばりが仕事に繋がってくるという意味で実現可能」だと思ったという意味です。7月の勉強会でシモカタ先生もおっしゃっていましたが、「本当に好きなことって何度失敗しても諦められない」んですよね。どれだけ無理かもとかできないかもと思ったとしても、やっぱりそれが好きだから簡単には諦められないんです本当に。そういう一種の執念みたいなものが仕事になってるのかな、なんてこの半年を通して思いました。

長い~~~~~ッッッッッッ。
思いの丈を書き始めたら止まらなくなりました。まだまだ書きます。ここまでで4030字くらい。

➁モチベーショングラフ

これもはりーさんのnoteから拝借しました~~。私のモチベーショングラフはこんな感じ。


手書きです。雑ですがわかりますか??見事なV字。笑

やはりですね、はじめはすごくモチベが高いんですよ~~。もう120%くらいのやる気に満ち溢れてましたね、やるぞ~~うお~~!みたいな。
それが3か月くらいは続いたんですが、就活が重なったりそのほかのことももろもろうまくいかなかったりたりで、9~11月くらいまではモチベーションかなり低めでした。ほんとに、「モチベ?なにそれ美味しいの?」とかいうレベルです。外にも行きたくないし人とも話したくないしもういやだみたいな気分でした。この時はこの活動だけでなくすべての活動が嫌でしたね。

これの回復に大きく影響しているのが、このままではいけないと思い研究報告書を3本まとめて書いたという出来事だと思っています。大遅刻もいいところだったのですが、書かないよりは書いたほうがいいだろうという謎の強気で一気に更新しました。これまでのことや課題を振り返りながら、自分の気持ちとかをつらつら書いていったのですが、それが自分の気持ちの整理にとても役に立ったと感じています。なんでやりたくないのか、何がそうさせているのか、書いているうちに自分の中で明らかになってきて、書き終わったころにはなぜかちょっとすっきりしていました。思考の整理もそうですが、「やらなければいけないのにやっていない」という後ろめたさから解放されたということもすっきり感の要因としてあるかもしれません。

実はこのまとめて更新の後、それを読んでくれた佐藤千聖さんからDMが来まして、読んだ感想とかタスク管理の方法とかなんでこうなったのか、本当にいろいろお話をしました。誰も読んでいないだろうと思ってアップしたのに、しっかり全部読んでメッセージを送ってくれたのはとてもうれしかったです。
結局自分が病んでしまってもうやりたくないとなることが多いという内容が出たのですがそれに関して、「先延ばし癖」「やらなければならないタスクを終わらせていない罪悪感」と「完璧主義」がそうなる原因としてあるよね~というお話になりました。
自分の性格として、「時間があるからあとでやればいいや」という先延ばし癖があるのですが、その結果課題が終わらなかったときに「タスクを終わらせられなかった自分はまじで最悪最低」みたいに自己嫌悪になるんですね。多分それが病んでやりたくなくなる結果だろうと。そういう結論に至りました。
もう1つの完璧主義なんですが、これも先延ばし癖と関係がありまして、「完璧なものを仕上げたいからあとでやろう」みたいな思考になってしまうんですね。これもよくない!!と思いますほんとに…。

お話しする中で佐藤さんからアドバイスをもらったのは、
①タスクは書く前に消化する
➁100%より50~70%をこまめに出す
ということです。

①についてですが、タスクを書いて安心してしまうところがあると思うからすぐ終わらせられること(5‐10分くらい)は書く前に消化すると良いとのことでした。確かに、これやらなきゃなとやることリストを作って満足みたいな一面はかなりあったので、今はこれを意識して生活してます。

➁は、完璧なものだとこちらが思っても修正はかかるものだから、それなら途中くらいのものを何度か持って行って確認しながら進める方がいいということだそうです。そうしたほうが相手も進捗が分かるし、自分も安心できると言っていて、確かに~~~!と首が取れそうになるくらいうなずきました。

あと話す中で、やる気スイッチが入ったら集中力スゴイし、仕事早いし絶対できる子だから!!と言ってもらえてとても嬉しかったです。自分だとあんまりそう思ったことがないんですけど、そういう風に見てもらえていたんですね。褒めるとやる気出るタイプなので、たまにつらくなったときとかこれを思い出してます。「私はできる子、やれば仕事早いし集中力も超出る!!」みたいな。ちょっと怖いですね。笑

病んで辛かったけど、自分の改善点が見えてちゃんと意味はあったんだなと感じました。ちーちゃんありがとう!!!!!

ちーちゃんこと佐藤千聖さんのnoteです~~よかったら☝☝☝

➂自分の目的の答え合わせなどなど

長いですね。ここまで読んでくださりありがとうございます。振り返り最後の項目です。

さあ私が立てた目的は何だったのか。こちらッッッッ!!!

①新卒就職の情報は積極的に発信される一方で、新卒フリーランスに関する情報はほとんど見つけられない。実際にどの道に進むかは別として、新卒フリーランスという道、そもそもフリーランスの働き方、あり方について知りたい。

➁大学在学中に結局「やりたいこと」は見つからなかった。目標をもって働くフリーランスの方々の経験や考え方を聞いて、キャリアの歩み方について視野を広げたい。

➂将来フリーランスという働き方に興味があるため、どんな能力が必要とされるのか、どうやって仕事を獲得するかなど実際に成功している方からお話を聞いてノウハウを学びたい。

④企画を通して様々な人とオンラインで交流することで、様々な人の仕事に対する価値観や味方を知りたい。

①そもそもフリーランスの働き方、あり方について知りたい
これはもう完全に知れました。本当によ~~~~く知れました。
フリーランスの人って学生だとほとんど知り合わないので、この企画に参加して心の底から良かった~~~と思っています。

自分の中で会った変化は具体的に書くとこんな感じです☟☟☟

フリーランス…?なんかスキルとかないと無理なんでしょ、よくわかんないし…自分には無理でしょ…という状態

☞自分がフリーランスとして働くならこんなことがしてみたい、これならできそう、やるならまずは副業としてやってそこから専業になりたい

なんかよくわかんない、大変そうみたいなザックリしたところから結構解像度上がったんじゃないの???と思っています。実際に自分がやるならこういうところから着手だな~とか考えられているのは結構な進歩なのでは!?とちょっと憂いしい気持ちです。

➁目標をもって働くフリーランスの方々の経験や考え方を聞いて、キャリアの歩み方について視野を広げたい

これもね~~広がりましたよ本当に!!!大感謝!!!今まではなんとなく「会社員しかない、それが世の中の当たり前」と思っていたのですが、それが普通ではないし当たり前でもないということに気づけたと思います。

どっちが自分に合っているか、どっちがいい悪いみたいなところは本当にまだわかりません。だけど、企画を通して「これしかない、だからこれを選ぶ」という半ばあきらめモードで選ぶのではなくて、「これがいいと思ったからこっちを選ぶ」という積極的?能動的?な選択ができるようになったのかなと思っています。

➂実際に成功している方からお話を聞いてノウハウを学びたい

これも◎です。毎月の講座でみっちり教えていただいたと感じています。
自己理解を深める方法、読んでもらうためのプロフィールの作り方、クリックしてもらうためのサムネイル作成方法、営業のかけ方やマインドなどなど、本当に濃い内容だったなと思います。

④様々な人の仕事に対する価値観や見方を知りたい

これも◎!!講師の方に加えて、参加者の方たちの発表を聞くことで「この人こんな風に考えてるんだ~」「こういう方向もあるのか…いいな…」と毎回新しい発見をしていたように思います。
自分や自分の周りにいる人間だけだと、いい意味でも悪い意味でも同じような考えしか触れないみたいなことがあると思うので、とてもいい刺激になりました。自分にはない要素だから、これ取り入れたいな~と人の考えを聞いて思うこともあり、確実に自分自身のアップデートに繋がったと思います。
こういういろんな人の話を聞くとか、交流する時間というのも大切ですね。

私のこれから

一応4月から会社員になります。笑
ただ一生そこに居続けるつもりは全くないので、ビジネスってこんな感じとか、会社勤めってこんな感じ、というのを勉強するつもりで働こうと思っています。いい意味でも悪い意味でもあまり期待はしていません。笑 こういうとネガティブに聞こえがちですが、自分としては全くそんなつもりはないです。フリーランスが向いてるのか、会社員が向いてるのか、はたまた全く違うのか、これってやってみないとわからんなあと思っているので全部経験したいなと思っていて、その流れの中でのとりあえず手始めに会社員やるかあ、みたいな感じです。

会社員のいいところ、悪いところ、全部学んできたいと思っています。

さて、長くなりましたが私の最終研究報告書はこれに終了となります。
ここまでで7650文字。書きすぎかて~~。これ全部読んでくれたあなた、最高です、大好きです。ありがとうございます。

PMの佐藤千聖さんに大感謝

ちーちゃんとはプライベートでもお付き合いがあるのですが、本当に何から何まで感謝しかないです…。
就活悩んでることを知って企画をお勧めしてくれたり、メンタルブレイク中も助けてもらったり、ジョジョの話をしてくれたり…本当にありがとう~~!!!自身も忙しいのに勉強会の日調、スライド作成などなど本当に頭が上がらん…。
ひとまずゆっくり休んでほしい気持ちでいっぱいです。またタイ料理食べに行こうねッッッッッ



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