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パリのクリスマスとドバイのカウントダウンとニューイヤー~MY JOURNEY⑤~

 2023年12月23日~2024年1月4日の約2週間。留学帰りの息子とパリで待ち合わせ、娘と3人で旅をした記録です。
 旅行が趣味ではありますが、普段はホテルと飛行機は旅行代理店へお願いするパターン(現地で何か緊急事態が起こった時に頼れる旅行代理店のデスクがあった方が安心ということが理由)ですが、今回、娘と私は日本から、息子はパリからの旅行となるため、パッケージだと割高になることから、初めて飛行機、ホテルなど、すべて自分で予約するという計画を立てました。ロシア上空が飛行できない今、北回り直行便で行ってもパリまでは15時間近くかかることから、南回りでストップオーバーを使って、パリだけでなくドバイも旅しちゃおうというという今回の旅がどなたかの旅の参考になればと思い、記事にしています。

パリ5日目

 パリミュージアムパス4日間を使ってのパリ観光。オーバーツーリズムのパリは美術館もふらっと行って入れるわけではありません。ヴェルサイユ宮殿、ルーブル美術館といった人気のところは数週間前に希望の日が取れないことも。それでもオルセー美術館など、原則予約の美術館でも、ミュージアムパスを持っているとそれほど並ばずにはいることができるので、パリで美術館を中心に観光する場合は、ミュージアムパスは便利です。

パリ5日目。凱旋門→ルーブル美術館→オテル・ド・マリーヌへ。凱旋門の周囲は大きな道路が囲むように走っていること、大量の観光客が写真をとっていて、凱旋門の目の前にいても、なかなか入口を見つけることができませんでした。いろいろな人に聞いて、ようやく地下へ入る階段を見つけて地下に降りると、そこには長蛇の列!予約をしているわけではないので、この列に並ぶのか…12:00にルーブルを予約しているので、列に並んでいては間に合わない…やめようかと思いながら、列の先頭がどうなっているのかを見に行くと、そこはチケット売り場。ということは、チケットを持っている私たちはなんとかなるかもとさらに前へ行き、地上へ上がり、係員と思われる人にパスを見せると、あっさり荷物チェックの列に入れてくれました。わからなことは聞く!これが旅の鉄則。ほとんど待つことなく凱旋門の中に入ることができ、その眺めに感動。大した高さでもないので期待していなかったのですが、四方に広がる太い道路がとても美しかったです。

 凱旋門からルーブルへはお散歩がてら徒歩で移動。50分くらいの距離ではありますが、シャンゼリゼ通りを歩きながら、コンコルド広場までほぼ一直線。公園の中を通ったりすればあっという間。クリスマスだからか公園には移動遊園地のようなものもあり、クリスマスマーケットのお店も結構楽しめました。

ルーブル美術館もとにかくすごい人!予約列を探すだけでも大変ですが、その列さえ見つけられれば入場まではあっという間です。入口近くのPAULでパンとコーヒーでまずは腹ごしらえ。その後は観たいものだけをピックアップしながら鑑賞。私は3回目なので、もはやどうでもよくなっていたのですが、娘は初めてなので、娘が観たいところを中心に回ります。息子とは朝から別行動でしたが、ルーブルの予約時間は一緒。中で息子を見つけると、ひたすらオーディオガイドを聞きながら、それはそれは丁寧に鑑賞。結局、息子は閉館時間までルーブルを鑑賞。私と娘はルーブルを後にして、近くのオテル・ド・マリーヌという元海軍省だった施設を見学。新しい施設らしく、ヘッドフォンをつけて館内を歩くスタイル。あちこちから人が話しかけてくるような音声、中のダンスパーティの映像も3Dチックでテーマパークのアトラクションのよう。テラスからはマリー・アントワネットが処刑されたコンコルド広場が一望でき、どんな気持ちでこの場へ向かったのか、遠い昔に思いをはせる時間でもありました。

夜は娘の大学のフランス人の先生が教えてくれたビストロへ。これがとてつもなく狭い!サザエさんの最後の歌のように、小さい家にこんなに人が入れるのかというくらい、次々に人が入ってきて小さなスペースに押し込められる。料理はおいしかったのですが、コロナ禍以降、人との密着、密閉が苦手になっていたので、ちょっと落ち着かなかったかな。定番のオニオングラタンスープ、エスカルゴ、鴨にコンフィ、グラスの赤ワインをオーダーして2万円也。パリ滞在中、食費がかさみます。…次回へ続く…

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