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英語教室20年の軌跡

福岡市の繁華街に程近い薬院という場所で、英語教室を開いておよそ20年が経ちました。
当時は早期英語教育が盛んになってきた頃で、たくさんの子ども向け英会話スクールが立ち上げられていました。今はあまり聞かなくなったような気がしますが、0歳児から受け入れるスクールもありました。異常だなと今でも思います。
小学校ではまだ英語は必修科目ではなく、たまに英語の歌や、簡単な表現に触れる程度でした。わたしの教室がある校区の小学校(警固小)では、英語のネイティブスピーカーの先生が授業をしていて、一度だけ見学に行ったことがあります。
20年前に英語教室を始めよう! と思い立ち、ちょうど広告でよく見かけていた某英会話スクールのフランチャイズスクールで始めることにしました。説明会や研修会を受けていく中で、このスクールの方針や教材に疑問があり、生徒募集をかける頃、今後このスクールでやって行く自信がなくなり契約解除をしました。
結局大手の看板は使わずに、個人で開講することにしました。

さまざまな方法で生徒募集をして、第一号の生徒は、自身の母校でもある警固小学校の女子児童でした。(年の差が1桁だったのが懐かしい!笑)
自分自身が幼少の頃から英語を勉強してきたように、生徒たちにも教えていました。また、英語の通信教育でも有名なアルクが提供している児童英語教師養成コースも受講したり、セミナーにもたまに参加して、どう教えるのがいいか日々模索していました。

最初は1人だった生徒が、徐々に増えていき、ピーク時は50人を超えました。教室が広かったのもありますが、全部1人でしていたので、若さですね。今は教室が狭いので50人は無理ですが、教室が広かったとしても、もう無理そうです…。

もともとは小学生だけを対象にするつもりが、小学生が中学生になり、中学生が高校生になり、ありがたいことにそのままレッスンを続けたいと希望があり、当初は考えもできなかった大学受験対策まで見るようになりました。(なぜ考えもできなかったかというのは、単に能力・経験不足です。それでも無事に合格を見届けられたのが喜びです。)

この約20年間の中で、大人向けのレッスンをしてみたり、小中学生の生徒たちと小旅行に出掛けてみたり、すでに国内で高い英語力をつけた小学生や海外からの帰国子女を受け入れたり、貴重な経験をさせていただきました。

20年が経ち、今は昔のような生徒募集もしていないため、開校当時と同じくらいの生徒数でのんびりやっています。また少ししたら、積極的に募集を始めようと思っていますが、それまでは、ここnoteで20年間を振り返りたいと思います。よろしければ、お付き合いください。

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