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朝型・夜型&ショート・ロング(続き)

睡眠時間のお話。

ショートスリーパーORロングスリーパー

先日、自分は「ショートスリーパー」と書いたのですが、遡ってみると10代の頃から睡眠時間は短め、且つ夜型でした。

テストや受験の時に「朝、勉強すると集中できて効率よい」と聞いて、試みたものの、先ず起きられない、頑張って起きても捗らない、覚えられない、挙句の果てには寝落ちして寝坊する、という散々だったので、深夜帯の勉強の方が自分には合っていると確信を次第。

ショートスリーパーとロングスリーパーも、生まれつきの体質で決まる部分が大きく、無理に変えることはできないそう。

一般的に言われているのが、(ショートかロングかは)遺伝的な要素や生活習慣、ストレスレベル、ホルモンバランスなどが影響するようで。

・遺伝的な要素:
特定の遺伝子の変異が関係しているという研究があります。例えば、DEC2という遺伝子の変異を持つ人は、平均よりも少ない睡眠時間で済むショートスリーパーです。

・生活習慣:
自分の睡眠タイプに合わせて生活習慣を整えることが大切です。例えば、ショートスリーパーは早寝早起きを心がけたり、朝日を浴びたりすることで、体内時計を整えることができます。ロングスリーパーは夕方から夜にかけて光を浴びたり、頭と体を使ったりすることで、体内時計を遅らせることができます。
・ストレスレベル:
ストレスに対する反応も異なります。
例えば、ショートスリーパーはストレスに強く、緊張感や興奮状態が持続することで睡眠時間が減る傾向があります。ロングスリーパーはストレスに弱く、不安や抑うつ感が増すことで睡眠時間が増える傾向があります。

・ホルモンバランス:
睡眠に関係するホルモンの分泌量や感受性も異なります。
例えば、メラトニンという睡眠ホルモンの分泌量は、ショートスリーパーは少なく、ロングスリーパーは多いという報告があります。
また、オレキシンという覚醒ホルモンの感受性は、ショートスリーパーは高く、ロングスリーパーは低いという報告もあります。

目覚ましがないと起きられない。

それって大丈夫?

睡眠時間:6時間(ショート)や9時間(ロング)の平均・一般的な睡眠時間から乖離がある状態が続いた場合、健康や寿命への影響は大丈夫なのかしら?と素朴な疑問が湧いてくる。

一般的には、
睡眠時間が長すぎると脳卒中に、
短すぎると心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患になりやすいとされ、
一番死亡リスクが低いのは7時間ほどの睡眠時間の人だとされています。

但し、ショートスリーパーの場合は、6時間未満の睡眠が一般人の6時間以上の睡眠に匹敵するため、健康や寿命にさほど影響がないと言えるそう。

理由は、ショートスリーパーは遺伝的に生じる特性であり、病気ではないから。
遺伝子の影響で、必要な睡眠時間がもともと短いため、睡眠時間が短くても寝不足にならないという何とも効率的(?)な体質。

故、ショートスリーパーとロングスリーパーでは寿命に差はないと考えられる。

気を付けたいのは、自分が本当に「ショートスリーパー」なのかどうか、ということ。
「ショートスリーパー」というのは単なる思い込みで、実は睡眠不足や不眠症で
あるが故の短時間しか寝られていない状態だったら、それは危険。
日中のパフォーマンスや健康状態に影響が出てくる可能性もあるので、過信・過大解釈せず、自分自身の体質・体の状態についてはきちんと向き合い、留意する必要あり、です。

ワンコも鼾をかいたり、寝言を言ったり。

昨日、今日と睡眠関連の話になりましたが、そうそう潜在意識やエネルギーワークの話も色々と書きたいし。
テーマがあっちやこっちゃいきがちですが、引き続きお付き合い頂けると嬉しいです。
今日も読んで頂きありがとうございました☺

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