面白いよと言われた本を読んだ話




コロナ禍以降、
さらに、本を読むことがさらに好きになった。   



元々幼い頃から、本を読む習慣はなく
読書感想文なんて特に大嫌いで、(読書も嫌いだった)
選んだ本を10ページくらい読んで、
ここが良かった。この気持ちは同じだと感じた。
とか本の内容を引用して、
字数をひたすら稼ぐ手法を使う小学生。
ただ自分の気持ちを書くという完成度、感性も
ゼロの読書感想文を書く小学生だった。


大学生になり、奨学金を背負ってまで
大学に行く!!!!
そう、決意してから
4年間は絶対に無駄にしたくない。と強く思ってた

無駄にしないためには、まず本を読んで
先人のアドバイスをみよう!
そう思ってから
少しずつ本を読むようになった。
だから読む本は、小説は皆無。
自己啓発本と呼ばれるような本だらけだった。


社会人になり、社畜社会人になり
読書なんかできる心の余裕と余白は無くなって
3年間ほど本当に本と無縁な生活を過ごしてた。

そんなふうに過ごしてたら、コロナが流行して
生活、仕事、価値観を全て変わった。


そんな時に、(緊急事態宣言)
とある人のお勧め本を読んだことで
読書が大大大好きになり、読書が趣味です!
と言えるほどになった。


そのきっかけを作ったのは、
東海オンエアの虫眼鏡🔍(さん)で
とある動画で数秒だけ紹介された朝井リョウの本。
それが私の読者人生を変えた。

東海オンエアの控え室(サブチャンネル)にて
クリスマス交換をする毎年恒例の動画がある。


それが大好きで、毎回冬になると
ワクワクして、楽しみに待っていた。

お金持ちがただ、ただ、友達たちとクリスマスを
楽しむために、
多種多様なクリスマスプレゼントを選んで
交換するという動画だった。

そのクリスマス動画のある回で、
[第2回東海オンエアクリスマスプレゼント交換会]

虫眼鏡が選んだクリスマスプレゼントは
【虫眼鏡が選ぶ厳選オモロイ本たち📚】だった。

その時は、なんとも思わなかったけど

コメント欄を見ると、、
虫さんのセンスいいな〜
〇〇はめっちゃおもしろいよ
〇〇読んでみたけど、めっちゃ面白かったとか

このセレクト全部おもろいなみたいな

そのセレクトに関して
かなりお褒めのコメントが沢山溢れていた。


元々本読むの好きではなかったし、
たまに読む程度だけど
コロナ禍で何もすることがないから
読んでみよう!そんな風に思った。


コメント欄を沢山遡って、遡って
自分で集計した結果、

【朝井リョウの風と共にゆとりぬ】
という本がとても面白そうだ!


と自分の中で抜選して、

作家の本なんて、今まで興味がなかったけど


購入して、読んでみた、、、。





やばい!!!めっちゃ面白い!!!!!!
すげえ!!!!!!!!
(語彙力)

活字でこんなに声出して、笑った!!!!

こんなに面白い活字書く人いるんだ!!!!!!

と当時は本当に今までに無いほど感激したのだった。


今でも、元気がないなと思うと
朝井リョウのエッセイ本を読んでは
あぁ〜面白かったととても良い気分になる


朝井リョウとネットで検索すると

[朝井リョウ 天才]と出てきて

わかるわ〜深く頷いた。


朝井リョウの大好きなところは、
自分が言葉で表現できない気持ちを
あぁ、確かにそうだ。全くその通りだ
と言語化してくれる点。

あとは、本当に人間の憎しみというか
みんなが出してないようなエグ味のある点を
かなりリアルに表現していて
あぁ、このエグ味って自分だけじゃないんだ
と安心感を与えてくれる点も好きだし
そして、同時にゾッとさせられる。



そして、

その時、朝井リョウと出会ったおかげで


私は24歳以降、
様々なカテゴリーの本を読むようになった。


今までは、自分を高めたい!
高めるなら=自己啓発本!!!みたいな
単純思考で、7つの習慣とかとりあえず話題の本で
自分の身になりそうなものだけを
厳選して選んで読んでいた。

小説は、自分の世界とかけ離れてる幻想の世界
それを読んでも、意味なくね?と心から思ってた



それをバーーーーーーーーーコーーン!!!!
と破ってくれたのが朝井リョウだった。


そこからは、本や小説選びに関して

かなり寛容になって、
小説からもどんな小さなことからも
学べることがあるのだなと学ばせてもらった。


最近は、本屋にいけばサーーーーッと
回ってみて、気になる帯、タイトルをみて
この人の書く文章や選ぶ言葉は読めそうかな?
そんな判断で、本を買うようになった。



おもろいよ〜と勧められたものを
試してみた結果、世界が広がった。


たまには、何か誰かのお勧めを試して


みても〜いいな〜


最後まで読んでくれてありがとう🤍


今日もお疲れ様でした!






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