フィールドワークで学ぶ☆我が家のホームスクーリング~リアリティだよ!
みなさま、こんにちは。
年明けから落ち着いていたウイルス達が、北海道(全国的にかな?)で大暴れ!
学校・幼稚園・保育園で、ありとあらゆるウイルスが流行っていて、学級閉鎖の嵐です。泣
みなさんのお住まいの地域は大丈夫でしょうか?
さて、そんな中でも我が家の小4息子のホームスクーリングは進化中です☆
実際に足を運び、見て、聞いて、触って、学ぶ。
フィールドワークは学びの宝庫です!
学校でも学年全員で行くことはありますが、ホームスクーリングでは本人が希望した時にいつでも足を運ぶことができます。(私の仕事の都合によりますが)
今回は、最近取り入れているフィールドワークについて、どんな場所へ行き、どのように学んでいるのかお伝えできればと思います。
是非、最後までお付き合いいただけると嬉しいです♪
美術館・博物館・図書館は学びの宝庫!
私が住んでいる地域には、幸いにも美術館・博物館・図書館があります。
美術館はその時々によって展覧会が変わるため、様々なテーマのアートや歴史に触れる事ができます。
展覧会が変わるたびに足を運んでいる我が家ですが、息子が特に気に入っているのが博物館。
古代生物や恐竜が大好きな息子は、実際の化石を見て学びます。
私から見ると似たようなアンモナイト達も、息子に言わせると種類がたくさんあり、それぞれが全然違うそう。
学芸員さん顔負けの説明で、私を楽しませてくれます。
(フィールドワークでは基本的に私が生徒です。笑)
昆虫や動物の剥製もありますし、北海道人にとっては身近なアイヌの文化についても学ぶ事ができます。
そして、何より素晴らしいのが、学芸員さんとお話ができることです!
学芸員さん達は、当然ですがその道のプロで、たくさん知識をお持ちです。
息子は1人の学芸員さんとお友達になりました。
生物に詳しいもの同士の会話は聞いていてとても興味深く、何より本人たちはとても楽しそう。同じステージで会話ができるのが楽しいようです。
それだけでも素晴らしいことですが、
学芸員さんと親しくなると、普段は展示していない恐竜の骨など、一般観覧者では見る事ができないものを『特別だよ!』と見せてくれたりします。
他にも、生物に関して疑問を持ったことを聞いたり、実際に捕まえた虫や魚で、図鑑では解明できなかったものを聞くことができるというメリットもあります。
博物館でもわからなかったことで、学芸員さんの人脈で大学の研究者の方に解析してもらったこともあります。
それにより、絶滅危惧種のニホンザリガニの稚魚が、とある人工的に造った池で発見されるという大発見につながったことがありました!
乱獲される恐れがあるため公表はされませんでしたが、私の住んでいる地域周辺の生態系を研究するにあたり、とても貴重な発見だったと学芸員さんから嬉しいお言葉をいただき、そうした経験も息子の自信に繋がったようでした。
美術館の近くに図書館と植物園があるため、その後は植物園を通ってお気に入りの植物を見て、図書館で本に没頭するということがお決まりのルートとなっています。
科学センターもフィールドワークの定番
博物館からそんなに遠くない場所に、科学センターもあります。
科学大好きな息子にとって、そこは学びの宝庫!
1年に1回行く程度だと、知識も毎回初期化されてしまうのですが、我が家のように月に1、2回の頻度で通っていると、知識をどんどん深堀りすることができます。
最初はわからなかった現象も、回を重ねるごとに理解できるようになったり、展示は毎回同じでも全く飽きることがないそう。
それどころか毎回違う発見があるそうです。
科学センターにも、博物館や美術館のように専門家の方がいます。
どうしてもわからない現象は専門家の方に説明をお願いしています。
平日の午前中に行っても、『今日学校は?』と聞く方は誰もいません。
むしろ、ニコニコしながら、『これ、どうしてこんな風になるんだと思う?』と子供の好奇心を刺激するような問いかけをたくさんしてくださります。
科学に関する本や雑誌もたくさんありますし、観覧は無料。
これからもずっとお世話になると思います☆
環境問題・社会問題でもフィールドワーク
以前ご紹介した、経済産業省のSTEAMライブラリー。
前回のチョコレートができるまでの話の続きで、先日フェアトレードについて学びました。
その日は年少の次男も在宅であったため、次男も参加。
動画を見て、カカオ農家さんが搾取されず、適正な価格で取引をされるべき(=フェアトレード)だという意見にまとまりました。
フェアトレードマーク、みなさんはご存じでしょうか?
私 『もし、大きさも味も同じようなチョコレートで、1個50円のチョコレートと、1個100円のチョコレートがあったらどっちをお小遣いで買う?
100円の方はフェアトレード商品。50円のは認証の受けていないものね。』
長男 『う~~~ん・・・自分のお金かぁ。がんばって貯めてるお小遣いだからな・・悩ましいなぁ。でも、こういう事実を知った後だと、50円多く出してでも、フェアトレードの物を選ぶ価値はあるかなと思える。』
私 『うんうん。〇〇(次男)は?』
次男 『100円のにする!』
私 『大切なお小遣いから買うのに、いいの?どうして100円のを選ぼうと思ったの?』
次男 『え~50円のチョコ2こ買っても、1こはパパにたべられるから、だったら最初から1こでいいかな~って!!』
長男・私 (爆笑)そこ?w
それでは、実際にスーパーへ行ってフェアトレードの商品があるか、探してみよう!ということでスーパーへ。
ついでに、そのスーパーではペットボトルをリサイクルできるため、ペットボトルも持参します。
このリサイクルで再生された資源を寄付できるのですが、自分で寄付先を決めることができます。
息子の希望で、今回は『北海道の川の水質を維持するための活動』への支援にしました。
生物を愛してやまない息子らしい選択です。
さて、その足で食品売り場へ向かい、くまなく輸入製品を探し、フェアトレードマークを探しました!
息子達 『意外とないね~。もっと増えても良さそうだけど・・』
本当にそうでした。それよりも、フェアトレードがあまり認知されていない様子。
息子がスーパーの店員さんに、『これ、フェアトレードだよ!』と話しかけても、
『え?このマークの集めると何かもらえるのかな?』
という感じで、まだまだ一般的な認知は進んでいないのかな~という印象を受けました。
こうして、動画で学ぶだけでなく、実際に商品を探したり、リサイクルに行ったりすると、圧倒的にリアリティが湧くようです。
生きた学びとして、これからも色んなテーマで展開していこうと思える、濃厚な一日でした!
自由!
これはフィールドワークとは関係ありませんが、たまに『丸一日自由!』という日を設けています。
結構疲れをためやすい息子。
最近は、週末に雪遊び合宿やスキー合宿と盛りだくさんな週末を送っていた息子は、1つの疲れが取り切れないうちにまた新たな疲れがスタックされて・・という状況で、明らかに疲れていました。
体が疲れていては、ホームスクーリングでも学校で学ぶにしても頭が働きません。
そういう時は、丸一日自由に好きなことをして過ごしてもらいます。
寝てもいいし、本を読んでもいい。テレビを観ても何でもOK。
そういう日を一日入れるだけで、めちゃくちゃ復活します!
体の疲れが取れるだけでなく、心の余裕にもつながるようです。
息子 『ママ、めっちゃありがとう!疲れもとれたし、リラックスできたし、最高だったわ!』
その日はゴロゴロしながら本を読んだり、音楽を聴いたり、昼寝したり、
起きてテレビを観てプログラミングをして・・と思いのまま好きなように過ごした様子。
こういう時間、大人も子供も必要ですよね。
さて、今回もいかがでしたか?
リアルな体験から学べることはたくさんあります!
みなさんもお住まいの地域に、小さくても良いのでこのような施設があれば是非活用してみて下さい。
子供達は楽しみながらたくさん学びます☆
次回は、我が家のホームスクーリングの英語(外国語)学習法について書く予定です。是非、覗きに来てくださいね♪
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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