私がコーチングを始めた理由と伝えたい想い
キャリアを考えることは生き方を考えること。
あなたの人生、あなたのキャリア
決めるのはあなた
後悔のない、あなたが主役の人生を。
グローバルキャリアコーチの大野由佳です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
一年ぶりのnote更新です。
この間に、生活の拠点がタイからベトナムへと移り、東南アジア生活も3カ国、8年目に入りました。
これまで夫婦で日本から海外へキャリアを開拓しながら歩んできましたが、シンガポールそして５年間のタイ生活を経て、次なる地としてベトナムを選んだのは、様々な観点でよりチャレンジングである点に尽きます。
8歳と5歳で海外生活をスタートした息子たちも15歳と12歳、すっかりティーンになりました。度重なる環境の変化を経験しつつも逞しく健やかに育ってくれていることはありがたいことです。
私の方はというと、2年前に会社員を卒業して以来、グローバルキャリアコーチとして、コーチングを主な活動として継続しています。自分のキャリアや人生を主体的に考え、自ら幸せになることで周りも幸せにしていきたいと考える仲間を繋ぐコミュニティ作りにも力を注いでいます。
最近、企業様の勉強会に登壇する機会をいただいたり、キャリアインタビューを受けたり、キャリアトークのゲストに呼んでいただくなど、私のここまでのキャリア変遷についてお話しする機会が増えてきました。
その中で、「バリバリのITコンサルからコーチングってなかなか面白いキャリア転身だよね。なにがきっかけでコーチングを始めたの？」という質問を何度かいただきました。
確かに企業出身でコーチングをされている方は、元人事の方や研修・組織開発をされていた方が多い印象です。
なぜ元々、畑違いの私が、現在コーチとして活動しているのか？
今日は改めて、そもそも私は何を目指してコーチングを始めたのか？について書いてみたいと思います。
私とコーチングとの出会い
私のこれまでの企業キャリアは主に、ITエンジニア／コンサルタントとしての活動です。
主に企業むけのITに関するコンサルティングや、システム導入支援のプロジェクトリードをしていたので、チームメンバーの育成やメンタリングには携わっていたものの人材育成のような事業に直接関わったことはありませんでした。
そんな私がコーチングに興味を持ったのは、初めての海外赴任の夢を叶え、意気揚々と向かったシンガポールでのほろ苦い経験がきっかけです。
初めての海外生活に大きな期待と希望を抱いて新生活をスタートしたものの、着任後間もなく、日本の状況とは打って変わって仕事も家庭も子育てもなにもかも上手くいかない現実に直面し、私の人生の中では最大級に落ち込んでしまった時期がありました。
毎日、気持ちばかり焦ってはイライラが募り、日本に帰りたいと訴える息子たちにもキツく当たっては夜中に一人落ち込む日々… 。
当時まだ日本で仕事をしていた夫にも、「私が決めたことだから」と弱音を吐けず、誰も幸せでない状況を作ってしまった自分に対して自己嫌悪に陥っていました。
そんな私が復活するきっかけとなったのがコーチングとの出会いでした。
それまでなかなか自分の悩みを人に打ち明けることができず、一人でなんとか解決しようとしていました。しかしながら、慣れない海外でもう自力では無理だと思った時に、偶然知り合ったママ友でコーチングをされていた方に思い切って相談したのが最初のきっかけです。
コーチとの対話を通じて、自分が自分の言葉で本来の自分を取り戻していくことを実感し、そのプロセスに感動しました。
”このスキルを身につけたい！”
”これからの人生、どんな荒波がきても
自分で自分を整えられるようになりたい！”
そんな動機から、コーチングを学ぶことに興味を持ち出しました。
コーチになろうと思っていなかった私が、コーチングを始めた理由
そこで最初に出会ったのが、『NLP（神経言語プログラミング）』です。
NLPは端的にいうと、脳と意識の仕組みに基づいて体系立てられた、望ましい結果を導きだすためのコミュニケーションを学ぶ学問です。
別名、「脳の取扱説明書」とも言われているように、脳の仕組み、つまり人間の思考の仕組みを理解することで、感情や思考にまつわる自分自身の取り扱い方を学ぶことができます。
元々、理系思考で、物事の仕組みや成り立ち、本質的なところに興味があった私にとってはドンピシャな内容で、シンガポールを拠点にNLPマスタートレーナーとして活躍されている山崎千夏さんの元で、夢中で学び出しました。
当時はシンガポールからタイに移住したばかりの頃、全てが整然としたシンガポールと比べると、（当時の私にとっては）汚い・臭い・危険の３拍子が揃ったカオスなタイ生活に最初は不満ばかり口にしていました。
しかしながらNLPでの学び、特に「リフレーミング」という物事を様々な異なる枠組みで捉える視点や、自分の思考と発する言葉のプロセスを日々意識するようになってからは、自分を取り巻く事象に対して一つの側面で判断せず、多角的に捉えることができるようになってきました。
そして学びの実践は自己理解に繋がり、自分の思考の癖や行動のパターンなど自分のことが客観的に理解できるようになると、驚くほどに感情の起伏がなくなり、どのようなことが起きても穏やかに対処していくことができるようになりました。
ポジティブな時もネガティブな時も、どちらも自分であると捉えられるようになり、そこからどんな自分を描きたいかという未来思考に自分の視点を向けられるようになったことで、自分の向かいたい方向や目標がより明確になり、迷わずに進んでいくことができるようになったのです。
このように自分の軸が整ってきたことで、周りとの関係性もより良いものになり、家族、友人、会社の同僚との関係も良好に、自然と新しい繋がりも広がっていくことを実感しました。
とくにタイの現地法人に勤務していた時には、多国籍な環境の中でそれぞれに異なる価値観を持っているメンバーを取りまとめながらプロジェクトを進めていく必要があり、多様性を尊重する視点やコミュニケーションスキルが身についていたことはチームマネジメントの面でも非常に役に立ちました。
関係性がよくなることで、日々楽しいと感じることが増え、家庭でも、職場でも、友人たちとの交流でも、日々、満たされているなと感じるようになりました。
視点の持ち方を少し変えるだけで、世界がこんなにも違って見えるとは！
この体験は私の世界を大きく広げてくれました。
これは本当に人生を変える学びだと実感しました。
そして更に、このような視点の持ち方もコミュニケーションも ”学べるスキル” であることを実感した私は、
"これだけ素晴らしいものを周りの方とも共有したい！”
”私もこれを伝えていきたい！”
そのような気持ちが芽生えたのが私がコーチングを始めたきっかけです。
学びが支えてくれた新たな門出
その後、2年ほどITコンサルとしての仕事とライフコーチのパラレルキャリアをしていましたが、46歳の時、自身の乳がん発覚を機に、これからの自分の時間とエネルギーを本当にやりたい事に注いでいこうと決意し、会社員を卒業してコーチとして独立することにしました。
いざ新たな一歩を踏み出したものの、多少なりとも不安がなかった訳ではありません。そのようなタイミングで、松村亜里さんの『ポジティブ心理学』に出会う機会に恵まれました。
ポジティブ心理学は、「幸せな人はなぜ幸せなのか？」
人が幸せになる方法を科学的に研究し、幸せを創り出す行動習慣やマインドセットがエビデンスに基づき体系立てられた学問です。
その中でも私が特に惹かれたポイントは、
「すでに有るものにフォーカスし、それを伸ばす視点」です。
いま無いものを埋めようとするのではなく、既に自分の内にあるもの、その良いところに着目し伸ばしていくアプローチは、起業というゼロベースのスタートラインに立った私にとって、自分のすでにもっている強みやリソースを大切に、私らしくやっていこう、という気持ちを大きく支えてくれるものになりました。
この１年間、ポジティブ心理学の学びと実践を通じて、自分本来の力を発揮しながら伸び伸びと新しい世界にチャレンジしていけている実感があります。
そして自分が今なぜ満たされていると感じるのか？ ”幸せを作り出せている理由” を理解したことで、クライアントさんや周りの方々にもエビデンスに基づいてより説得力を持って ”幸せになる方法” を周りの方にも伝えることができるようになってきたと感じています。
私がコーチングを通じて伝えていきたいこと
私にとってコーチングは、
私が得てきた学びのエッセンスを自らの経験をもって伝える手段です。
ここに込めた思いは、
一人一人が自分の力で幸せになっていけば、
きっと幸せな世界が実現できると信じており、
私自身もまたそのような生き方をしていきたい。
これに尽きます。
繰り返しになりますが、私が伝えていきたいことは、
これまでに私が得てきたこと、今の私の根幹を成しているものはすべて学べるスキルであって、誰もが同様に身につけていくことができる、という点です。
コーチング、NLP、ポジティブ心理学といった学びに出会い、私自身が実践して人生がより良いものになったと実感しているからこそ、
大切な周りの方々にも、これらを知ってもらうことで
毎日を少しでも幸せな気持ちで過ごせる人が増えてほしい！
その思いが私の活動の原動力になっています。
私自身もこれまで沢山の方に支えられてきました。
40代も終わりに差し掛かかった今、これまでに得た経験や学びを、次に続く方々に届けていくことがこれからの私のテーマです。
自分が人生の主役になる
「セルフリーダーシップ」を育むコーチング講座のご案内
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
最後に、私から皆様にお届けできる機会として、この5月に開講するコーチング講座のご案内をさせてください。
主催する、女性のためのラーニングコミュニティ Global Women’s Academy にて、『はたらく女性のためのセルフリーダーシップ講座』という10週間のコーチングプログラムを5月25日から開催します。
人生の転機のタイミングは人それぞれ。
特に女性は30代から40代にかけてライフステージの変化が大きく、目の前のことに追われる一方で、先行きが見えないことにモヤモヤを感じることは多くの人が経験することです。
自分を取り巻く環境の変化や、自身の心と身体の内的な変化、そのような変化の波に揉まれながら、私はどこに向かっていったらよい？気持ちは焦るばかり…
そんなキャリア迷子と感じるあなたにこそ受け取っていただきたいのが、
『はたらく女性のためのセルフリーダーシップ講座』です。
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これからの私は何を目指してどこに向かいたいのか？
そこに必要なのは、今のあなたを起点とした、
次の未来へのキャリアビジョンです。
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Global Women’s Academy「はたらく女性のためのセルフリーダーシップ講座」は、私のこれまでの経験とNLPやポジティブ心理学から、学び・実践してきたことをベースに、私自身が人生に役立てているメソッドをお伝えすると共に、ご自身のスキルとして身につけて頂くための、学びとコーチングがセットになった10週間のプログラムです。
＜自分を知る - 方法を学ぶ - 実践する＞
この３ステップを通じて土台となる「しなやかでブレない自分の軸」を整え、本当に実現したい理想のキャリアビジョンを描き出し、新たな一歩を踏み出すことに伴走します。
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あなたの人生は、あなただけのもの。
後悔の無いあなたが主役の人生を。
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＜このような方にお勧めです＞ㅤ
☑︎ 3年後、5年後もこのままでよいのか不透明な先行きに漠然とした不安を感じている
☑︎ 転職？起業？副業？将来にむけて何か始めなければと思いつつ、何から手をつけたらよいのか分からなくなっている
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☑︎ 子育てや転勤、帯同でのキャリアブランクがあるが、改めて自分のキャリアを考え直したい
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以下は、これまでの受講生の方々が抱えていた当初のお悩みです。
同じような不安やモヤモヤを感じていたとしても、それはあなただけではありません。
✔︎ 駐在帯同による休職、私のキャリアはどうなるのだろう？
これからの方向性が見えず、今どんなことがやりたいのかも分からず、一人でモヤモヤしたまま抜け出せなくなっていました。
✔︎ 出産後、完全に自分の時間が止まってしまった。
産休・育休を経て、この先の自分の道を全くイメージできず、これからのことに只々、不安しか感じていませんでした。
✔︎ 常に自分に自信がなく、いつもこのままで良いのだろうか？
自分のキャリアに対するモヤモヤをなかなか解消できない状態が続いていました。
✔︎ 仕事も家庭も環境的には満たされているはず...
なのに、このまま将来どのようになっていけばいいのか、どこに向かえば良いのか分からず、ただただ踏み出せないような、漠然とした不安を抱いていました。
✔︎ 海外で働きたい、場所に囚われない働き方がしたい！と思いつつ、具体的な方向性が見えず足踏みばかりしているキャリア迷子になっていました。
✔︎ 50代を前に次のキャリアをどう考えるか？
大切なことと分かりつつも、日頃の忙しさに紛れて自分を顧みることを先延ばしにしている自分にモヤモヤを感じていました。
このタイミングにピンときた方は、まずは体験セミナーにお越しください。
きっと次の一歩につながるヒントが得られると思います。
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◆無料体験セミナー
日時：
▶︎5/10(金) 20:00
▶︎5/11 (土) 10:00
▶︎5/12 (日) 20:00
開催方法：Zoomミーティング
トピック:「私の強みを知って活かす！強み発掘実践ワーク」
＊3日間とも内容は同じです。ご都合のよい日程をお選びください。
体験セミナーお申し込み：
▶︎Global Women’s Academy公式サイト▶︎体験セミナーお申し込み
不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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◆プロフィール about me - YUKA
グローバルキャリアコーチ 大野 由佳（YUKA OHNO）
外資系IT/コンサルティング企業にて国内外22年の企業キャリアを経て、2022年7月よりグローバルキャリアコーチとして活動中。
2016年、ワーキングマザーとして仕事・子育て真っ只中の40歳にして、“やっぱり海外で働いてみたい“という強い思いから、家族を帯同しシンガポール赴任・海外移住を実現。
その後、夫婦でタイを拠点に海外キャリアを広げる傍ら、NLP（神経言語プログラミング）との出会いをきっかけにライフコーチとしてのパラレルキャリアをスタートする。
一人ひとりの本来の強みを活かしたキャリアビジョン構築を得意とし、働く女性を中心に、しなやかに芯のある「生き方としてのキャリア実現」のサポート、および海外で活躍する次世代リーダー育成にむけたコーチング支援を行なっている。
全米NLP協会認定 NLPマスタープラクティショナー
NYLB認定 ポジティブ心理学コンサルタント/ ポジティブ心理学コーチ
ベトナム・ホーチミン在住
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