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【後編】ワークショップデザイナーが考える、熱狂を共につくる場作りで大切なこと

こちらは、WSD(ワークショップデザイナー育成プログラム)修了生 のアドベントカレンダー。WSD Advent Calendar 2023のDay18の記事になります。


【この記事を書いている人】

8つの草鞋を履いて、わちゃわちゃやっている、てっちゃん(小笠原祐司)です。

WSD12期です。そして現在はご縁をいただき、WSDの講師も務めさせていただいています。


【この記事について】

今回対談している元木さんことモックンと、熱狂を共につくる場づくりを学ぶコミュニティ「プレイフルリーダーズ」というプログラム、実践コミュニティーを2024年2月からスタートします。

そこで、キーワードになっているのが、熱量のある場、熱中してしまう場はどういう要素が大切なのかについて、対談した内容を記事にしました。

前後編の記事で、前編は12月13日にモックンが公開しています。
こちらもぜひご覧ください。
※前編はこちら


それでは、後編スタートです。


【後編】熱狂を共につくる場作りのために大切なこと


場の見立てに対して

てっちゃん:場の見立てすごい大事だよね。事前の見立てと当日の見立て。どんな参加者の人がどんなマインドできて、どんな関係性なのかとか、事前に考えられることはたくさん考えておく。
その上で一番やらされ感を感じず、場に入っていくプログラムを考える。自分ができるから相手もできるで考えるとズレが起きることもあるけど、期待をもってハードルが少し高い内容も大切なことはあるよね。そして、当日の見立てを通して、プログラムを整えていく感覚大事。

モッくん:その人たちの属性に合わせた見立て大事だね。相手の立場になって、相手の声を聞こうとするスタンス。相手の会社、所属なども意識していくの大事だね。考え方、行動も踏まえて見立ててるように思うけどどう思う?

てっちゃん:そうね、その人たちの会社、所属、属性によっても思考や感情って影響受けてると思うんだ。企業の人なのか、NPOなのか、行政なのかでも違うしね。yahooのコメントとか見てみると、X(旧twitter)のコメントを見てみるとかすると、一つのテーマに関して全然違う声をみると、あーそういうふうに捉える人もいるんだって思うと学びがかなりある。

モッくん;今面白いと思ったのは、いろんな捉え方を日常の中から関心を持っておくことだね。


声なき声も聞こうとしてみる

モッくん:てっちゃんやってるんだろうなって改めて思ったのは、みんなを巻き込んで熱狂する場を作るために、参加者の感覚的には80%が共感できるような、こういうことありませんかって言葉を出しつつ、全然逆のこういうこともありませんかってことも声に出して相手の立場になってる時あるよね。そこで一旦ちょっと、とりあえずやってみませんかとか、うん、なんかどういう人がいるかまずちょっとわかるとこから始めましょうみたいな声を場に出してるよね。そこでなんかその見立てもしてるし、とはいえ、当日ど、どんな状況なのかはやっぱ喋ってもらったり、行動してもらわなければわからないってのも事実だから、小さくちょっとやってもらって見立ての解像度ちょっとずつしていく。

てっちゃん:改めて感じたことをとりあえず場に出してみて、違ったら違ったでいい。違ったら「では今何が起きてますか?」と聞いて確認する。当てるのが正解じゃなくて、一緒に考えて共に何が起きてるかを味わっていくところが大事だと思う。


共に熱狂していく

モッくん:なんか改めて今、あの森玲奈さんのワークショップデザインにおける『ワークショップデザインにおける熟達と実践者の育成』をちょっと今開いて

そもそもワークショップって何だっけなって思ったときに、定義としては「他者との相互作用の中で何かを作りながら学ぶ、学校外での参加型学習活動」と、この本では定義するってあるんだよね。
その中には、なんかいろんな何かもの作り教育もあれば研修とか演劇的なのもあるよって改めて思ったときに、やっぱり熱狂って他者との相互作用の中で何か作り出すっていう行為だよなってちょっと改めて思った。

そして、他者との相互作用の中で気づくことが、何かその人にとって何か熱狂できる先を、何か探す場所になるんだろうなって改めて思って。だからやっぱ熱狂をともに作るとか一緒に探してくプロセスや経験て大事だよね。だから、熱狂探る場があるといいし、一度熱狂できたって経験が1個あれば、また新しい熱狂も探せる気がする。



【終わりに】

最後まで読んでくださりありがとうございます。WSDアドベントカレンダーの他の記事もぜひご覧ください。たくさんの学びが詰まっています。



【12/22_熱狂を共につくる場づくりを学ぶプログラム「プレイフルリーダーズ」の説明会】


そして、対談した2人が発起人の熱狂を共につくる場づくりを学ぶプログラム「プレイフルリーダーズ」の説明会が、12月22日(金) 20:00から行います。

気になった方は是非遊びに来てください。申し込んでもらえれば録画データも共有いたします。

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