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それぞれの生きる軸

「やりたくないことをやっていると鬱になる。だから健康のためにやりたいことだけをやっている」という坂口恭平の記述を紹介している、日本一有名なニートのphaさんという方を知った。
坂口恭平のことは以前から知っていたけど、著書を読んだことはない。
この記述を見て、
あ、こういうことを大事にしたいってずっと思って生きていたんだな。と再確認させてくれた。
それを支持しているphaさんの著書も読んでみたいと思った。
無理がない人は男も女も好感を持てる。
人に強要せず、自分のペースで生きていて、ゆとりがある故に世の中に寛容になれる人。
たぶん、無理をしない人は自分に優しくなれているから自然と他人にも優しくなれるんだろう。
こういうことって学校では教えてくれないよね。
ああしろ、こうしろが多すぎて(無言の圧力が強すぎる)、変わり者として扱われることを恐れ、空気を読んだり相手を気にしすぎたりして自分の声を聴けず体力を消耗させていく。
わたしもその一人だし、人間関係で苦しんでいる人は、きっと自分を責める習慣がついてしまった。日本の教育システムに問題があるけど、長いこと続けてきたものを変える力がわれわれにはまだない。
でもこうやっておかしさに気づいて発信している人はいる。言動に起こさないだけでたくさんいる。
わたしが、海外海外というのはここからきている。外に出ればたくさんの大事なことに気づけるとなぜか信じている。
それは日本が閉鎖的だから。北朝鮮やロシアよりも開け放たれているにも関わらず、なぜか生きづらい。
自分が心地よく生きようと考える人が増えれば、ちょっとずつ世界は変わってくるはず。
そのために、日本にもっと外国人が増えて、色んな文化が混じり合えばいいな。
だから来日してくれた人にこう言いたい。
来てくれてありがとう、ぜひ新しい風を吹かしちゃってね!と。

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