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1,200円で“死ぬまでに一度は見たい景色を見に行く勇気”を買った
服装を変えるだけで、本来ならば浮いてしまいそうな場にも難なく溶け込めることがある。
たとえば、音楽のライブ。
にわかファンでも、ライブTシャツさえ着れば臆することなく楽しめる。
たとえば、高級レストラン。
ちょっといい服を身にまとえば、常連みたいな顔で食事ができる。
たとえば、テーマパーク。
かわいい耳を装着すれば、残業続きでぐったり疲れていても、きらきらした世界の登場人物になれる。
心配
【74カ国め】スリランカ・タイ3泊7日ひとり旅のながなが日記
2024年4月、スリランカ・タイを3泊7日でひとり旅してきた。
スリランカは初訪問で、74カ国めになる。タイはこれまで10回ほど入国している大好きな国だ。
4月で就職10周年を迎えたこともあり、今回の旅のテーマは「自分にぜいたくを許して感性を磨く旅」。
この記事では、3泊7日の日記を殴り書きする。最初にことわっておくと、7,000字ある。肉親でも途中で放り出しそうなくらい長い。
今回の旅の
旅に絶対持っていけないものを買った話
海外旅行に持っていけないものは買わない。
帰国日を決めない旅に出る可能性があるので、ミニマリストのような暮らし方をしている。
旅好きにはこんな価値観の人がけっこう多いものだ。私もそのひとりである。
無意識のうちに「旅のおともにぴったり!」「いやいや、こんなの旅に持ってけないからやめとこ」などとジャッジして、ものを買ったり買わなかったりしている。
今回は、そんな私が「旅に絶対持っていけないもの
苦手で嫌いだけど、それでも70か国を旅してきた8つの理由
「70か国以上を旅してきた」というと、旅が好きで好きでたまらない人のように聞こえるらしい。
実際は違う。世界中の人に「海外旅行は好きですか?」と聞いてまわったら、私は「いいえ」側の50%に入るかもしれない。
それなのに、なぜ貴重な有給休暇を消費し、たっぷりお金を使って海外に行くのか。しかもVRでリアルな“旅行”を楽しめる時代に。
よく聞かれるこの質問に答えてみたいと思う。
自分を鍛えるため
憧れのサウジアラビアでときめきすぎて鼻血を出した
70カ国以上を旅してきた私には、つねづね「行かずに死ねるか」と思っている国がありました。
ベールに包まれた中東の国、サウジアラビアです。
もともとイスラム圏の雰囲気が大好き。聖地メッカがあるサウジアラビアなんて、興味をそそられずにはいられません。
しかもサウジアラビアは2019年まで、観光目的での訪問が禁じられていました。これまた、旅好きの心をくすぐります。
憧れは募るばかりですが、イスラ
上司に怒鳴られながら、エジプトのことを考えていた
新卒で入社してすぐ、「ここはいわゆるブラック企業なんだ」と気づいた。
よくある話と言えば、それまでだけど。
私は営業部員として、日々テレアポをしては電話口の方にガチャ切りされ、アポイントの数が足りないと上司に詰められた。
朝の7時に出社し、終電のころに退社。日中は関東地方を駆け回り、「定時」を過ぎてから帰社してテレアポ、提案資料作成、打ち合わせの日々だった。
近所のコンビニの店員さんとは顔