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特別な人。

今日はとっても楽しみにしていたことが。

約9年ぶりにジョンに会える。

ジョンと出会ったのは私が21歳のとき。
美容室を始めてすぐの頃。
まだ予約もうっすらしか無く、土日も暇してることもあった私。
こんな期間になにか出来ることないかなーって、
英会話が習いたいな〜っと友人にボヤっと話してたころ
「私の働いてるところで(結婚式場)無料で英会話してるカメラマンがいるよ〜ジョンって人」
と言って翌週連れていってくれたのが初めてジョンと出会った日。
もう18年前。

あの日、とにかく面白いことしか言わないジョンが衝撃的すぎて、わたしの中でもう、ジョンは一瞬で特別になった。

英会話をしに行ったのだが、なんとその翌週から私はウエディングカメラマン(アシスタント)になったのだった。

「美容師だけど、カメラも好きで、興味あるんだー」と私。
「じゃあ来週から仕事する?」ってジョン。
「やる」と私。

ここから、美容室が忙しくなるまで、週末はカメラマンとして結婚式場に通ったのだった。

私が引退(?)した後はゆいくんにバトンタッチ。彼もまた、カメラマンとして式場に通うのであった。

私達夫婦の結婚式は、人前式ならぬ、ジョンの前で誓う「ジョン前式」だった。ジョンが神父さんのように出てくるセレモニー。笑
(完全にコメディー感あったよね)

ジョンが9年前、故郷の家庭の事情で日本から離れなければならなくなったとき、私はちょうど出産直後で。

最後の日に、ぐんまちゃんのぬいぐるみを持って新生児の娘に会いにきてくれたのが懐かしい。

出会ってからイギリスに行っちゃうまでの10年くらいは本当にいろんなジョン事件があった。
ありえない展開で、ジョンにとってはドン底、、
ってことも色々起きた。

私の元おばあちゃんの家にジョンが住んだこともあった。
ジョンの喘息がひどくなって目の前で生死を彷徨ったときは本当に怖かった。
本当に大変な時期だったけど、それを上回るような、さらなる悲しい出来事もあったよね。

悲観的にならないのがおかしいような出来事を、私に伝えてくるときの言葉も抑揚も、、笑いのセンスがありすぎて、全部ネタにしてくるジョン。

あの頃、よく私の頭の中で漠然と浮かんでたワード。
「ジョンは最も愛されるべき人」

誰も彼も魅了していくパワーがすごい。

そして9年ぶりに今日、目の前で話すジョンをみて、
久しぶりにまたこの感情が湧き出てきた。

懐かしのこの気持ちだ。笑

全人類にジョンを会わせたい笑笑
結構大変なこと起きてるのに、この受け止め方、この表現力を見てよ!!!と思う。笑
こんな捉え方できる人間っている?!!と目を見張るのだ。
ジョンは人間というより、ジョンという生き物。
とすら思う、、笑

ああ、今日ジョンと再会できて、本当に幸せです。

運命よありがとう!!

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