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お洋服がどうでもいい私の苦悩(果たしてこれでいいのか)

先日、verdeさんとルミさんのお買い物の記事を読みました。
verdeさんがルミさんのためにお買い物同行してお洋服を選んでくださるサービス。
(リンクは貼ってないけどお許しください)
ステキなお洋服、いろいろ試していらっしゃるのを拝見して、いいなぁと純粋に羨ましく思ったりしてました。

私ははっきり言って、オシャレができない人です。
何故なら「自分が何が似合うのか理解していない」からだと考えられます。
選ぶお洋服は某ユニ…ロの黒いズボンとグレーのトップス(もしくはグリーンとかブルーもあるけどだいたいグレーしかももう何年も使ってるのでゴワゴワでみすぼらしい)しかない。
ザ・無難なもの!そして地味なもの!……しか考えられないのです。
うっかり明るい色の服を衝動買いしてしまったら、いっさい袖を通さないまま、ゴミ箱行きになります。
「なんでこんなの買っちゃったんだろう、もう二度と失敗しない!」
となり、さらに無難で地味なものを追求することになります。
夏は黒いTシャツとストレートのブルージーンズで、冬はメンズのスタンドカラーのグレートップスと同じジーンズ……
春と秋はこれらにグレーのパーカーを足すだけ……
とにかく「何か着なきゃいけないから着ただけ」感満載の人です。

その上、一年少し前から更年期障害が始まりました。
物凄くビックリしたのですが、ある日突然お腹がドカーンと膨れたのです。
何が起こったのかわからない。
突然自分の身体が風船になったみたいでした。
それ以来、今まで着ていたものがいっさい着られなくなりました。
身体全体が膨れてしまったので、アウターからアンダーウェアまで全て買い直し(涙)
おまけに下着なんか買ってみなければ試着も何もできませんから、いくら散財したことか。
とにかく全部買い直して、ほぼすべての服や下着は3XLレベルです。
まさか自分が3XLのパンツを身につける日が来るなんて……
もうオシャレはしたくてもできない、私はブカブカのズボンで歩きにくく過ごさなきゃいけないんだ。
オシャレなんて……

でも待って。

私……

別にオシャレは好きじゃなかった。


そもそもTシャツジーンズだけの私がオシャレとか考える日なんてなかった。
何が似合うのかすらわかんないし。
脚が太いし。太ってるし。美人でもないし。
(こういう発想は良くないですけど)


でもね、更年期になってからというもの、「これはいつか終わる、終わったら何が着られるのか」と思う事も増えました。
若い頃はもう少しマシな洋服を着ていましたが(仕事もあったし、若かったからウエストもあったし)、年をとって病気もあって、服のことはいっさい考える暇がなかった……
オシャレしてる人が羨ましい……

せめて耳だけでもオシャレを、と思って、長年ピアスを使っていましたが、更年期に入ってからかぶれがひどくなり、出血までするようになり、ついにはピアスも止める始末(手入れが面倒になりました)。
もう何もかもがしんどくて……心も身体も。
20年はお化粧してないし、服も選んでない。
選ぶのはユニ…ロ(決して悪く言っているわけじゃない、あのメーカーは偉大です、少なくとも私の身体にとっては)。

私は病気のために、外出がままならない人です。
月に一度の通院と、セラピー。それだけ。
あとは近所の買い物や散歩(行かない日のほうが多い)。
そもそも外に出ないんです。
家ではお腹を締め付けないように、ゴムを切ったフリースパジャマのズボンで過ごしています。
少しでもお腹を締め付けたら即座に吐きます。
本当に苦しい。
体重も(測ってないけど)過去最高をカウントしているはずです。
オシャレ以前の問題……

私は若い頃から洋服にこだわりがイマイチありませんでした。
お化粧品にはかなりこだわりがあったのに。
口紅なんか、しっかり色を見て「これだ」というものしか選ばなかったのです。
もちろんいつもと違う色も試す勇気もありました。
お化粧は楽しくいろんなことをして、自分のためにエンジョイしていました。
それに比べたら洋服は……
からきしダメです。

verdeさんによるルミさんのお買い物同行記事を読んでいて、とてもかわいいお洋服がたくさんあることを知りました。
私だったらお店を爆速で素通りするだけだろうに、求める人にはちゃんと見えるのですね……
見ているモノが違うんだ……

実を言うと、verdeさんのお買い物同行サービスの他の記事も過去を辿って拝読しちゃいました。
凄いなぁと思いながら。

私も更年期障害から解放されたら、もう少しお洋服のことを考えてやろうかなとも感じました。
まだ50代前半、自分を捨ててしまうにはあまりに気の毒な……

とりあえず、早く更年期が終わってほしいです。泣