【じょり家のobento】茶巾パンダ、OLフレンチ、春めきそぼろ丼
今週のつれづれ
週末のはじまりカウントダウンな金曜日。
今週のフランスは、年金改革に対するストで持ちきり。パリにいた頃は多少不便を被っていたけれど、悠々自適な現在の引きこもり生活には問題ない。
振り返ってみると、ゴミ箱を外に出すのと庭に出る以外、今週は昨日まで外に一切出なかった。物忘れが激しすぎるから最近一言だけでも日記をつけるようにしているのだが、読み返してみても「家でなんかしてる」、以上。
俺とラブラブしながら🐶、快適に手仕事できる家が心地良いから外に出ないだけ、といえば聞こえはいいが、それよりとにかく外に出たくない。だって、とにかく寒いーの、雨降りーの、みぞれーの。こんな天気悪いのココ！？ってくらい。海辺ナメきってた。同じく北寄りといっても、ファッションウィークでキラキラしとるおパリとはまったか様相が異なるんですね。
おうち好きもいいけれど・・・
でもさすがに、家にずっといると、俺🐶のことが心配になってきた。幸い庭があるから外で駆け回ることはできるけど、イヌも散歩して違う空気を吸ったりしないとボケるって言うしね。
さらに、今朝顕著に気づいたけど、私自身もなんか体が重いし全身むくんでパンパン。小目がさらに小目よアイラインとかいつになく全隠れ！
気になって珍しく体重測ったら、3キロくらい増えてた（！？）ので、これはむくみじゃなくて肉だった！ひゃー！！
そんなこんなでいい加減外に出なきゃ出なきゃと思う。
でも今日も風強いし雨降ってるしOMG・・・と週末のイベントごとにむけて猛烈編みをしていたら、昼過ぎ、なんだか太陽が顔を出してきたように垣間見えた。ここぞとばかり、速攻、俺を連れ出して坂をくだって街の中心部へGo。
小さな街を探検す
Googleマップによれば、今住んでいる街には2つ鉄道の駅があるようだ。ひとつは家から徒歩15分くらいのところにある街の端っこにある駅。パリやリールに行く時に使っているからおなじみ。
もうひとつは街の中にあるようなのだけど、未だ訪れたことがない。せっかく太陽出てるからと、探検してみることに。
Googleマップを片手にしても迷ってしまう方向音痴ぶり。地図がとても苦手なんですよね私。。
数回行ったりきたりして、ようやく着いた。というか、駅のくせにわかりにくいんじゃ！
実家近くの無人駅に毛が生えたくらいの規模の駅だけど、一応無人駅ではなさそう。
それよりも、駅前に駅より目を引く彫像がある。フランスは彫像が多いからスルーしがちだけど、よくよく近づいて見てみたら「L.L. ZAMENHOP Créateur de la langue internationale ESPERANTO」と彫られている。「エスペラント語の始祖、ザメンホフの彫像」とのこと。
なんでポーランド人のエスペラント始祖の彫像が、この街の中心部なのに辺鄙な場所にあるのか？帰宅後調べてみたら、どうやらこの街で1905年に第1回世界エスペラント大会が開かれたことに起因するらしい。
何もないと思っていた街でも、こういう発見があると愛着が湧くしもうちょっと冒険してみようかという気になる。寒くてもいいからとにかくお願いだから晴れてくれよ頼むよホント🙏
ちなみに俺のおべべは新作🧶でーす！詳しくは後日🐶
俺も久しぶりに3時間くらい散歩してご満悦！
さて本題。今週のObentoは3日分。木曜日はお腹痛いからObento不要と朝言われたので、急遽お休み。
ちょこちょこと貯めてきたセルフ冷食がとてもいい働きをしてくれた3日間であった。
以下、火曜日、水曜日、金曜日のobentoでーす。
茶巾パンダ
ひなまつりごはんで到底2人では食べきれない量のちらし寿司を作ったのは記憶に新しい。
このときのちらし寿司、予想に違わずそれはもう壮大に余ったのだけど、某回転寿司チェーンでOtto氏がメニューにあった「酢飯カレー」を普通に美味しいって食べてたから、そのままあまりを冷凍してObentoに使いまくろうと思った。きゅうりとか生鮮野菜入れてないしね。
で、早速こちら。オムライスの要領で薄焼き卵を作って解凍チンした酢飯（しょうゆたらり）を巻いたところに、パ・ン・ダ！🐼
おかずはなんだったかな、あんこうの唐揚げ（これもひなまつりごはん恩恵）、ウインナ、カリフラワーのカレー風味ソテー的なもの。
ランチどき。私の日本の家族＋Otto氏のLINEに、なぜか私のObento写真をOtto氏が送ってくれるのが定番となっているのだが、この日は悲劇をとおりこして喜劇であった。
パンダ、どこいった・・・？
妹1が速攻で、「これじゃ？www」と送ってきてくれたのがまさに。
まるでもののけ姫のあのお方ですよねえ・・・はい。
OLフレンチobento
ただの手抜き！バリっバリのベーコンエピとフリカッセだかシチューだかよくわからない煮込みを作ったこの日の翌日であります。
ただ、あまりもんだと野菜が煮崩れて彩りもなくなってきたので、ブロッコリーとにんじん（🌸）を茹でて追加。
こちらにサラダとデザート（先週末3kg買いしたポワール。洋梨的な果物）を添付していってらっしゃい。
ラインナップだけみたら前菜・メイン・パン・デセールで金曜のご褒美OLフレンチ風。その昔、港区OL時代にやってたことがあるかもしれない。パンが白米で煮込みは焼き魚だったけど（SHINBASHI🐟）。
ちなみに、この日の翌日木曜日。Obentoいらないけどポワール1個だけくれとのたもうOtto氏。熟れすぎでも熟れなすぎてもない梨の皮を剥こうとしたら、なんとそのままでいいと。丸齧りするりんごと同じ扱いだった。基準がよくわからないよ・・・。
春めきそぼろ丼
本当は木曜日にこれをやって金曜日は変わり種をと思っていたのだけど、予定変更で1日ずれ込み。
ど黒いそぼろは、鶏ではなく牛のそぼろ。怨念こもりまくりの煮詰めまくられた結果ってとこかしらね。ちょっとだけ山椒で爽辛な感じに。対局に位置する卵は、薄甘に。そして両者を仕切るは、ラディッシュの葉の胡麻和え。
よっぽどくまモン的なものとか描こうか迷ったけど遠慮しといた。
春めき要素のさくらは、カブを型抜きして甘酢で漬けたもの🌸
おかずはもうセルフ冷食様様！あんこうのカツレツ、おからバーグのミニ版（粉つけて揚げ焼きして醤油酒砂糖みりん合わせまぶし）
いつものおうちごはんは、皿の上でいかに余白を作りながら美しく盛り付けるかを意識しているので、Obentoのようにいかに綺麗にきっちり詰め込むかというのは正反対ゆえとても難しい。日々精進あるのみ。
デザートの在庫がいい加減無くなってくるので、週末はなにかデザートを作ろうか。
追記：3月11日
祖母もいないし、色々あってもうここに帰ることはないけれども、2011年のこの日はどこにいても忘れられないですね。
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