Photo by osu_ellie 毎日超短話603「ホームラン」 23 yuhi(ゆひ) 2024年5月6日 09:48 それは打った瞬間にわかる花火のようなホームランだった。バッターは「いってきます」と言って悠々とバッターボックスを出た。ダイヤモンドをまわる途中で、花を愛でたり、アリの行列に並んだり、たんぽぽのわたげに息を吹きかけたりしてるものだから、なかなかホームに帰ってこない。まあ、いいか。ゆっくり帰っておいで。*妻の詩↓ 一年前の超短話↓ ダウンロード copy この記事が参加している募集 書いてみる 締切: 7月23日 #毎日note #創作大賞2024 #超短編小説 #オールカテゴリ部門 #超ショートショート #超ショートストーリー #ホームラン 23 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート