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失敗したくない収納計画 Part 1

いままで多くの住宅設計を手がけて、クライアントの多くに『収納は多めに!』という声をよく聞きます。計画的な収納ができてなかったり、困っていて、あたらしく家を計画するときにはこの問題を解決したいとう方が多いのでしょう。

今回は新築時に失敗しない収納計画の基本的な考え方についてのポイントをお伝したいと思います。

ポイント①:面積 (どれだけの量?) 

計画床面積(延べ床面積ですね)の約10%の面積を平面の計画で確保する。例えば100m2の計画の家の面積なら10m2ということとなります。計画する建物の面積によりこの%は変わりますが一般的な大きさの住宅の目安の参考にしてください。

ポイント②:分散収納の計画(すぐ使う、よく使うものはその場、近くに収納)

ポイント1の面積だけでは様々な用途、大きさの収納など対応できず、出しっぱなしや困りごとは解消されません。例えば家族の集まるリビングは非常に多くのモノがあります。一般的な単世帯ではこのLD(リビング、ダイニング)へ壁の面積で約6〜8m2の面積の収納を確保する。この収納は奥行きは約30cmで良いです。ポイント1の面積としては小さくても、壁の面積をしっかりとってあげることで格段に満足が上がります(不満が解消されます)。

ポイント③:集中収納を確保する(まとまった収納を確保する)

欧米に比べて日本人はものが多く、普段使わない物、季節物、共用の物などを収納するスペースは必要です。例えば納戸と呼ばれる収納部屋、階段下収納、シューズクローク(玄関よこの靴含めた収納庫)、こちらは人気で満足も高いです。あとは屋根付きの建物であれば小屋裏収納などもあります。

まずポイントを3つにしぼって最重要なポイントをお伝えしました。次回 Part2以降ではより具体的な収納のポイント、テクニックをお伝えできればと思います。


今回は収納計画のポイントをお伝えしました。収納だけでももっと多くのことをお伝えしたく、その他、住まい全般に渡ってポイント集を作成中です、この場でも住まいづくりの役立つポイントをこれからもお伝えしていきます。

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出来次第お送りいたします、また役立つ情報を発信していきますので楽しみにしてくださいね。

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