見出し画像

夏のような日差しの中、髪を切った後に

夏のような日差しの4連休の始まり。
髪を切りにいつもの駅をおり、相変わらず渓谷は立ち入り禁止だから、あまり混雑がなくなった快適さを感じつつ、髪を切られながら近況をつらつら話して、襟足をさっぱりした後に、今日は違うお店でランチでもしてみようかな、と、並んで待ってる人達が、結構いる。

いつもの店にしようと戻る途中

新緑に映える白が、爽やかだなぁ。

駅に近いそのお店で、アジアンなメニューを選び、先日亡くなったオースターの続きを読もうと、ラジオが元になっていると聞いた本を買いに、長く勤めたあの街へ。

駅から店への「通路」の壁に へぇ、土産の新しいスイーツが美味しそう。帰りに寄ってみよう。

着いた時には、本屋さんの店内は結構ザワザワ。席も一つしか空いていない。本を選んでいる間に埋まってしまう?でも、オースター以外の本も面白そうで、ちゃんと選びたいから焦らずに。

選んだのは、この3冊
今回の装丁が、1番好きかも。あ、黒猫が。

幸い席は空いたままだったので、コーヒーを頼み、エッセイの「猿を探しに」から読み始め、楽しいなぁとニヤけてしまう。

このフリーマガジンもすごく良かった

それからちょっと目を休めて、装丁が美しく手に取ってみた本をメモして。

日常をうたう
26才計画
成分表

成分表 は、マヨネーズという楽しさ🤣

ふと壁を見て、タイルの模様はこんなだねと覚えていたけれど、お風呂だった痕跡が、本当にそのままにしてある。気づいていなかったな。

イラストとか栓?の跡とか。

もう少しコーヒーも飲めるし、せっかくだからオースターも「まえがき」から。

予想をくつがえす物語って

アイスキュロスの亀、みたいな?あれは、あり得ない悲劇の事だけど。
これは、まるでこの前に読了した「ブルックリン・フォリーズでネイサンが始めたプロジェクト、『The book of human follies』のようでもある。

ここも何だか、すごくわかる。

もっと生な、もっと骨に近いところにある何かなのであって、いわゆる文章術には欠けるものも多くとも、ほとんどすべての物語に忘れがたい力がみなぎっている。

人生とは、本当にそうだと思う。

また続くページの左側には、

信じがたい展開
ありえない成り行き
常識の法則をまるで無視した出来事

この「まえがき」に一つ、例のような物語もあり。それなのだなと腑落する。

あり得ない、というか不思議な事のように感じるのは、この本屋では結構あって、ウチに届いていたちょっとした冊子に、吉本ばななさんのエッセイの掲載が始まり、「キッチン」以来だと読み、このような文章を書く方だったんだなぁとじわじわしたのは、少し前。

と、今日は吉本ばななさんの本、何でこんなに並んでるの?とか。

アイスキュロスの亀、は実は鶴亀のイラストから鶴を選んだという話しの後に知り得たのを、ちょっとしたコメントに残したのは夕べの事。

ん?「鶴」の本が結構ある?

入り口の本は、直前の「景色」というか。

この🐙

さっき電車の中で、こんな🐙のシャツ来た男性がいて、❗️🐙❗️って、つい見入ってしまったのよ?(知ってた?)

そんな事を思い浮かべながら、本屋を出て、駅へと向かっているとランダムに流れて来た音楽は、ヨルシカの。

うーん。これ、読んだかしら。

シャツといえば、今日の店主さんのシャツは爽やかな白。さっき見た花のようだったなぁ。

そうそう、「猿を探して」を選んだのは、私もずっと不思議な感覚のある「1人」を探していて、もう見つかるといいなと思ったからだったんだ。

あ、新しいスイーツのお土産を買って帰ろうと、お店のある場所はこっちかなと行ってみたら...5/18 プレオープン。

それ、駅近くに貼ってるポスターに書いていて欲しかった💦

まぁ、また寄ることもあるでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?