1人でご飯に行く時
ひとり行動が多いと、必然的に出先でのご飯もひとりになるわけで。
ひとりが多い というか、もうこの所 全部 全てが1人なのだけど。
最初に平仮名にしたのは深い意味はなくて。
「おひとり様」って書く時はひらがなだなって思ったけど、何だがこの言い方あまり好きじゃないかも。
1人だと食事のお店に入るのも何だか億劫で、ついチェーン店のうどん屋かカフェで済ませてしまう。
入ったことのない初めてのお店だと、先に席を取るのか、お会計は先か後か、メニューは何があるのか、店内の雰囲気は、1人でも大丈夫な感じかなど、気になってしまうことが多くて、つい足が遠のく。
新しい初めてのお店に入るのは、気合がいる。
えいやって、飛び込む感じ。
ネット検索して行きたいなって思って、お店の前まで行ったけど、店構えとか少し見える店内の様子とかを見て、ああ無理だと入らずに諦めてしまうことも多い。
いざ1人で入っても、なんとなくどうしていいか分からない。
店員さんを呼ぶのも、タイミングが苦手で。呼びベルついてると、ちょっとホッとする。
注文した食事が来るまでの間、ぼーっとしてるのも手持ち無沙汰で。ついスマホを取り出して、なんとはなくSNS見たり、読みかけの本を読んだり。
食べる時も、1人だと会話というものが無いので、必然的にずっと黙々と食べることになる。
人と一緒に食べていると、相手のペースをみたり、自分は大口開けすぎかもしれないとか、あちゃーこぼしてしまったとか、気にしてしまう。
1人って自分のペースで好きなように食べられるのは嬉しいが、これでいいのか?と思うこともある。
食事、って、これでいいんだっけ?って。
チェーン店とかじゃない いわゆる「ちゃんとしたお店」で外食って、1人ではなく「誰か」と食べるものって、どこか頭の片隅に居座っている気がする。
別に「夕食は家族揃って」みたいなのを刷り込まれる家庭でもなかったし、小学校の頃ならまだしも学生の時はみんな1人で食べるのが普通だった。
一体いつどこで、私の頭の中に潜り込んだ考え方なのか分からないけれど、
やっぱり、いつまで経っても、1人でいる事が好きなのに、1人でいることの後ろめたさと居心地の悪さを感じている。
「誰か」といる時の楽しさを知っているからこそ、余計にそう思うのかもしれない。
1人ご飯、まだまだプロにはなれなさそう。
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