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HSC小学一年生が不登校から少し行けるようになった話

我が家の長男は4月から小学校一年生になりました。
わくわくした入学式から一転、二週目から休みたいと言い出し、毎朝学校に行くのを拒否。
幼稚園もたまに行きたくなく休むと次の日には元気に行くので、小学校もそんな感じかな?と思ったけど…休んでも感情がリセットされず日がたつにつれもっともっと行きたくなくなる。

「気持ちに寄り添うってきくけど、行きたくないときは休ませた方がいいの?」
「最初から休ませたらきっかけがなく、ずっと学校に行けないんじゃないの?」
「無理でも学校に行くようになったら慣れていくのかな」
「小学校に行く意味をもっと伝え足りないのか」

家族や友人からは
「学校にいくことが全てではないよ」「今の時代は学校以外にも色々な形があるから大丈夫」なんて友人や家族に相談したら返ってくる言葉。でも、その人たちの子どもは学校に行ってるし。
「はじめはうちも行きたくないと泣いてたけど慣れたよ」なんて言われる。

なにか違うかもしれない。
その時、4月後半。
子どもは半分休む。残り半分の朝は一緒に歩いて登校して正門に先生に迎えに来てもらい、泣きながら先生に渡し、相談室(クラスに入れない子が過ごせる場所)で過ごし給食前には帰宅…ということを繰り替えす。
前日の夜には「明日学校行きたくない」といい、うるさいほど元気な息子が、家でもみるみる元気をなくしていきました。

「今の学校じゃなくて違う場所もあるから見てみよっか」と伝えてみても「今の学校に行きたい」と返ってくる。確かに他の場所に行くってゆうのも息子にとっては気力がいることだよな。

「GW終われば運動会の練習がはじまって、楽しくて泣かずにこれるようになる子が多い」と色んな先生から言われ期待をしたけれど、変わらず休んだり、泣いて連れていったり…ということを繰り替えし、5月中旬にあった運動会は競技参加拒否。応援席にずっと座ってる。
走ったりするのが好きなのに、そんなにも頑張る力を失っているんだと実感して心が痛くなった日でした。


個人的な話なのでここから先は有料とさせていただきます。
決して「学校に行くこと」が正解ではないと思います。息子は行きたい気持ちはあるけど、行けなかったので、試行錯誤した日々です。

今でも週1~2回休みますが、他は笑顔で登校するようになりました。

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