【詩】優しい涙
私のお父さんは、すごく泣き虫で
何かあるたびに泣いていた
入学式も卒業式も
ピアノの発表会の時も
運動会で一番になった時でさえ
泣き虫だけど、私の自慢のお父さん
昨日、彼のもとまで
バージンロードを一緒に歩いた時
あなたの腕は緊張でカチコチだった
いつもは
作業服で油まみれになっている
あなた
見慣れないネクタイ姿に
少し笑っちゃったけど
溢れる涙を堪えながら
声に変えた「おめでとう」
私は、ずっと忘れません
あなたの涙には
いつも、私がいました
「お父さん、ありがとう」
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cofumiさんがTwitterで出してくれた
素敵なお題で描きました。
『優しい涙』では、
こっちを先にイメージしたのだけど、
文字数オーバーのため、Twitterでは別の詩にしました。
cofumiさん
素敵なお題をありがとう🍀
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