見出し画像

ロジカル・プレゼンテーション――自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」の感想


読もうと思った理由

ロジカルシンキングについての本で何かおすすめはないかと長年の尊敬する友人に聞いた結果、勧められた。仮説検証という行為に目を向きがちだったが、提案するまでロジカルに考える必要があると気付かされた一冊である。

感想

この本は自分の考えを効果的に伝えるにはどうすれば良いかがわかりやすく説明されており、その中で仮説検証とは何か?伝わりやすい提案は何か?を考えさせてくれる。

その中で、私は特に「縦の論理」と「横の論理」という考え方がとても勉強になった。

簡単に説明すると、何かを提案する際に、

「本当にそうなの?」と聞き手に思われると「縦の論理」が弱く、

「それだけなの?」と思われるのは「横の論理」が弱いとのことである。

この縦と横の論理を強くすることで、「ロジカルな提案」ができる。そしてこの論理は聞き手が論理的であるかを決定する。
私は個人的に、「縦の論理」が弱いタイプである。両利きで縦も横も気にしながら、聞き手の目線に合わせながら、提案内容を考えていきたいと思う。(本書籍にはこの縦と横の論理がなぜ弱くなるのかの原因とその対処法も説明されている)

その他にもロジカルにプレゼンテーションを行うためのテクニックが多く記載されているので、読まれていない方はぜひ読んで頂きたい。

以上


この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?