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2月 俺的化学業界ニュースまとめ+関係特許の調査

2月の化学業界ニュースで印象に残ったものをまとめていきます。+して、月に気になったニュースに関する特許を限定して3つ見て、コメントしていきます(月末更新予定)。


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バイオスティミュラントとは

従来の農業は、①優秀な作物遺伝子資源の開発、②植物栄養の供給、③生物的ストレス(害虫、病気、雑草)の制御が中心になって行われてきました。
バイオスティミュラントは、植物に対する非生物的ストレスを制御することにより気候や土壌のコンディションに起因する植物のダメージを軽減し、健全な植物を提供する新しい技術です。

https://www.japanbsa.com/biostimulant/biostimulant-jbsa.html

The Business Research Companyによると

世界のバイオスティミュラントの市場規模は、2021年の25億8000万米ドルから、CAGR10.4%で成長し、2022年に28億5000万米ドルとなる見通しです。同市場は、2026年までの間にCAGR11.1%で推移し、43億3,000万米ドルに達すると予測されています。

https://www.gii.co.jp/report/tbrc1079011-biostimulants-global-market-report.html

住友化学の保有ポートフォリオはあるのか?


結論:保有している。

検索式

上記検索式の結果、10件が出力された。


最新の出願 特開2019-062760をみる。

(57)【要約】
【課題】本発明は、植物の生長を有意に促進する方法および組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、植物またはその栽培地を、有効量の3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-N-[1,1,3-トリメチルインダン-4-イル]ピラゾール-4-カルボキサミド(3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-N-[(3R)-1,1,3-トリメチルインダン-4-イル]ピラゾール-4-カルボキサミドを含む)またはその農学的に許容される塩で処理することを含む、植物の生長を促進する方法;および、上記化合物等を含有する、植物の生長を促進するための組成物を提供する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
植物またはその栽培地を有効量の3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-N-[1,1,3-トリメチルインダン-4-イル]ピラゾール-4-カルボキサミドまたはその農学的に許容される塩で処理することを含む、植物の生長を促進する方法。
【請求項2】
有効成分が3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-N-[(3R)-1,1,3-トリメチルインダン-4-イル]ピラゾール-4-カルボキサミド又はその農学的に許容される塩である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
植物が非生物的ストレスに暴露された又は暴露されるであろう植物である、請求項1または2に記載の方法。

農薬とは違う生理機序なのであろう。

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旭化成がVR・AR、磁気センサーに関する特許を保有しているかチェック

発明のイメージはこの記事の方がわかりやすいだろう。

AR・VR用の指輪型磁気センサーの特許は実際にあるのだろうか?
下図の検索で検索を行い、該当特許を調査した。

9件ヒットした。

該当のものが発見されなかった。

「磁気センサ」で再調査

110件ヒットした。旭化成は子会社旭化成エレクトロニクスに電子機器類の開発を任せている様子がわかった。

検索した特許の一部

調査を行ったが、「指輪型」「サンドイッチ構造」のものが見つからなかった。



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