デザイン人材ってなんだろう? イノベーション・スキルセット~世界が求めるBTC型人材とその手引き
ビジネス上のデザインとは何だろうか?そう思い、私は本を手にとった。
概要
ビジネスモデルが急激に変わりつつある現代。日本は「作れば、売れる」時代を経験してしまい、「売り切り型」ビジネスが型にはまっている。大企業ほど日本では、そのようなビジネスが目に付く。それに反して、世界はサブスクリプション型のビジネスモデルを中心に動いている。
インターネットが普及し、誰でも「選択」を可能とした状況の中、いかに長く使い続けてもらえることが重要になった。このような商品やブランドを育てるのに
●ビジネス Business
●テクノロジー Technology
●クリエィティビティ Creativity
の三つの要素を持った「BTC人材」が必要になると筆者が述べている。この本は、BTC人材がなぜ必要なのか、どのようになれるのかをビジネスマン、エンジニア、その他の視点から解説を行なっている。また、具体的な事例も挙げ、BTC人材を使ったデザイン駆動型の仕事を説明している。以下感想。
感想
私は、日本企業は上のB・T・C のどれかだけ従業員にやらせる傾向が高いように感じている。日本では稀だが、メルカリやLINEなどのIT企業を見るとビジネスモデルにデザイン性を感じる。海外のスタートアップ企業をみると一層感じる。
日本は今、他国に産業を追い抜かれている状況で、日本で働く私たちはどうあるべきなんだろう?と最近よく考える。
転職と副業に関して有名なmotoさん著の「転職と副業のかけ算」では、
自分の市場価値を高めていくべきだという。
私はこのBTC人材になることで、自分の市場価値を高めたいと考える。
デザインは「スキ・キライ」の判断の連続から始まるものらしい。まずは、この本を読んで、何をすればいいかを学び、実践したい。
雑誌を読んで、スキ・キライを判断し、ポストイットをはりつけていくトレーニングをやってみたい。
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