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「人生の本質探しの旅」に出た話②


前回までのこと

前回の「人生の本質探しの旅」に出た話①(↓こちら)の続き。

本質探しの旅がスタート!

今回は、本質探しの旅に出てからのお話。

Aちゃんと私が友人になったのは大人になってから。よく連絡を取ったり、ご飯に行くようになったのは2年前くらい?
なので、わたしのそれまでの歩みを細かく、詳しく、知っているというわけではないのですが、会った時に近況報告をしたり、過去あった話をしたりするので、私のだいたいの人間性は知ってくれているな~という感じです。

そんな彼女とオンラインでたわいもない世間話をしながら、話題は少しずつ本題へと入っていきました。

Q&Aから見えてきたもの

Aちゃんは
・これまでどんなことをしてきた?
・フィトテラピーに興味を持ったのはいつ頃?
・今の町屋に住み始めた経緯は?

など、いろんな角度から質問をしてくれたのでそれに答えていると、実は私の中に「リーダー気質」「熱量がある」「人を引っ張っていくことが楽しい」という気持ちがあることに気づいて伝えてくれました。

それを聞いた私がふと思い出したのは、保育園、小~高校生の頃の思い出でした。(少しトラウマに近いような、これまで約20年間、心の扉の奥に閉まっていた記憶)

わたしは保育園、小学生、中学生の時、自分で言うのもなんですがいわゆる優等生でしっかり者キャラでした。保育園のお遊戯会や運動会でも、いつも先生から踊りが苦手だったり、輪の外に出て行ってしまう子たちのお世話をお願いされ、その言いつけ通りにその子の手を引っ張って置いてきぼりにならないようにしていたし。

小学生、中学生の時にも担任の先生から学級委員長、生徒会長に推薦され、(自分のなかの記憶では一度断ったけど、お願いされて結局断れずにしぶしぶ役をしていたような。。。)そんなこんなで、なぜか常にクラスのリーダー。学級のけん引役のようなところにいました。

当時の記憶はあまり覚えていませんが、思春期真っ盛り。「いい子」として居続けないといけないことに、窮屈さと恥ずかしさを感じていたのは覚えています。

そうして高校生になった私は「もうリーダー的なポジションで生きるのは辞めるから!」となぜか親に高々と宣言。
そして、リーダー的な役回りを先生に頼まれて断れないという一連の流れももう断ち切りたい!ということで、思いっきりキャラ変。 周りからしっかりしていると見られず、高校生活を送ることをモットーに(なにそれ笑)、なるべく目立たず、何の役もせず、自由に過ごすんだと決めて日々を送っていました。

わたしの作戦は成功!
その頃から「天然だね」「おっとりしてるね」「雰囲気がふんわりしているね」「癒し系だね」という第一印象を持たれるようになり、そのまま大学生、社会人へ。この記事を書いている今日まで、そんな印象の人として生きてきました。

本来の自分と異なる印象を手に入れた代償

でも……
本当の私は、Aちゃんが気付いてくれたように、「リーダー気質」「熱量がある」「人を引っ張っていくことが楽しい」という気持ちをもっている人。

幼い頃は嫌々リーダーをしていたと言いましたが、大人になってからの飲み会幹事や、イベントの主催、団体に属すれば活動の中心のような立ち回りに自然となっているのは事実で… それを楽しい!と思っている自分もいました。なので元々リーダーの役回りは、本当はそれほど嫌でもなかったのかもしれません。

嫌だったな~という気持ちを棚卸しすると、周りのみんながおんぶにだっこのような他人事になる空気感や、頑張ってる人として見られる恥ずかしさや、ピラミッドの型のような体制。自分から手を挙げてやりたかったわけではなく、先生に引っ張られて役をしていること。いい子でいなきゃいけないという束縛感。周りからのレッテル。

そんな嫌な気持ちにはもうなりたくないと、本来の「リーダー気質」をずーーーっと押し込めているうちにすっかり忘れてしまい、本来の自分と異なる印象をまとった(ある意味長年の努力で勝ち取った?)わたしは、自分が本当はどういうことが幸せで、どうありたいのかを見失ってしまったのだと思います。

それでここ最近になって(もしかすると、風の時代に入りだしたタイミングから)、何をしていても何か物足りない。私ってこれで良いんだっけ?という気持ちがムクムクと湧いてきたような感じです。

本当の私に気付いてから

Aちゃんとの「本質を探す旅」第一回目は、少し宿題をもらってこのあたりで終了。
自分の押し込めていたキャラを見つけて、記憶を引っ張り出してくれたAちゃんは、私から言わせると、かなりヒーラーの素質あり!(今は全く違うお仕事をしていますが)

約20年間、蓋をして心の奥に閉じ込めていたものをスルスル~っと表に出されちゃったから、驚きました!そして、これを機に過去の色んな出来事(嬉しいこと、怒ったこと、悲しかったこと、こういう場面て何度も起きるな~ということなど)の点と点が繋がりました。

すべての出来事は、本当の自分を思い出させてくれようとしてくれたような。その「点」の具体的なエピソードはまた次のnoteで。

今回も長文をお読みくださり、ありがとうございました。

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